昔ここでも↓書いたんですけど、やってもいないことをやったと報告書だの調査書だのに書くのは下請けとしては日常茶飯事なんですよね。
http://blog.goo.ne.jp/crofts/e/6378eced24c2282dda8d31b00274be7f
http://blog.goo.ne.jp/crofts/e/ac7d57d024befae9379acb22c9b3fbc2
「報告書偽造」「ドキュメントのでっちあげ」なんて簡単なんです。チェックがなければ。あってもいい加減だったら。旧大井町でも同様ですね。
民間の仕事はすべて「コスト至上主義」ですよ。やらなくてもいい仕事をやったりすると怒られますし。コストは最小、利益は最大に。それだけを目指して仕事するんです。やらなくてはいけないことでも、マジメにやっていたら利益にならないことはしません。
例のプールの管理業務の請負額、1100万円ですって。元請が300万くらい抜いて丸投げ、従業員の年間支給総額が450万くらいだとすると、下請けの利益は300万ちょっとですか。ある意味ボロい商売ですね。その結末があの悲劇でした。
2006年8月4日付読売新聞記事より引用
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プール吸水口一度も点検せず、マニュアル「毎日実施」
埼玉県ふじみ野市の市営「ふじみ野市大井プール」で、小学2年戸丸瑛梨香(えりか)ちゃん(7)が流水プールの吸水口に吸い込まれて死亡した事故で、吸水口は7月15日の今シーズンの営業開始以来、1度も点検されていなかったことが、4日、埼玉県警の調べでわかった。
同プールの管理マニュアルでは、現場責任者は吸水口を毎日点検することが定められており、市から運営を委託されたビルメンテナンス会社「太陽管財」(さいたま市)と下請けの「京明プランニング」(同市)は、これを怠っていたことになる。
県警は、ずさんな管理体制が事故を招いたとの見方を強め、業務上過失致死容疑で捜査を進めている。
調べによると、ふじみ野市と太陽管財が結んだプールの委託契約書と、それに基づくプールの管理マニュアルでは、委託業者は管理責任者や機械取扱者などを配置し、担当者は「毎日プール使用前に担当区域を点検する」と明記されている。委託業者を監督する同市教委によると、点検すべき「担当区域」には吸水口も含まれ、現場責任者は吸水口を毎日点検する必要があった。
ところが、現場責任者は、7月15日のプール開き前の清掃の際、1度吸水口のふたを外して付け直しただけで、プール開き後は、毎日の営業開始前や、1時間おきの休憩時間の際にもふたの固定状態などを点検しなかったという。
県警は、点検を怠った理由などについて関係者から詳しく事情を聞いている。
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