無量大数 - 10の68乗の世界

個人用ストレージもテラバイトオーダーに到達した昨今、世界に散らばるさまざまなジャンルのトピックを拾います。

公教育崩壊

2008-11-07 23:33:18 | その他
11月6日のクロ現は、ある意味「衝撃」というより「終わったな」感が強い内容だった。

2言目には日教組が、というのも別にかまわんけれど、木を見て森を見ていないのでは、という思いもある。

年収160万にすぎない「ワープア非正規教員」など、およそ先進国の教育ではありえないのではないか。米百俵なんてウソっぱちを吹聴していた誰かさんのことを思い出す。

それにしても、理科の教員に欠員が出て補充ができず、結果として中間試験が中止、と事象は滑稽以外のなにものでもない。まともな予算さえつかない中で、どうしろというんだろう? 「予算をつけるな!」と日教組が言っているので予算がつかないのか?!(笑)

誰が悪い、のではなく、どうしなければならないのか、が問われているのではないか。被害者は子どもたちであるのだから。

まあ、皆さんはそんなことどうでもいい、日教組さえぶったたけば、と思っているからなのだろうけれど。日教組関係者ではなく、かつ決していい感情を抱かない弊ブログ子ですら、ホントかよ、と思うし。

ドンキホーテの風車小屋攻撃とダブって見えるのは弊ブログ子だけではあるまい。

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11月6日(木)放送
教育に穴が空く
~“非正規”教員 依存のひずみ~


いま全国の公教育の場で、教員が確保できずに授業に穴が空くという事態が相次いでいる。財政難に苦しむ多くの自治体では、ここ数年、教育予算を抑えるため、正規の教員数を削減し続けてきた。その一方、教育現場には、少人数学級など「きめ細かな教育」が求められている。そうした中、増えてきているのが、時間給の非常勤講師など、人件費が安い"非正規"教員。現在、その数は教師全体の少なくとも14%に上っている。しかし、"非正規"教員への依存度があまりにも高まったため、その確保ができない学校が出てきているのだ。 非正規教員に頼り続ける公教育の歪みに迫り、教師とは何か、教育とは何か、その原点を探る。
(NO.2655)

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