天漢日乗さんとこで日立の子会社(東証1部上場)の流出ネタが晒されてる。
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/04/winny2_e89b.html
ちなみにここの社内経理システムはほんの一時期担当したことがあるし、うちの近所に本社がある某おばさん向け通販で急成長した会社(これも東証1部)も商品・顧客管理はここのシステムを入れてる。
まあ、灯台下暗しというか、なんというか。役員レベルまで即座に事故情報が上がらないほど組織が肥大化するとこうなっちゃう悪い見本というか。
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性犯罪者の2割以上が5年以内に再犯、というデータが昨日でたが、いくらGPSなどを使って所在確認を徹底しても初犯の犯罪者まで防げないし。
川崎の児童投げ捨て殺人など、とにかくありえない事件が頻発しているが、防ぐ手立てなどないのは明らか。コミュニティの復活などもこの競争社会では難しいし。
ひとつだけ言えるのは、今回のようにマンションなどの集合住宅には死角が多すぎるのもやはり一因かも。

(4/2追記)
小3「投げ殺し」犯人と思われる(推定無罪だが)人間が逮捕された。
あらら、保存しておいた文章だが、ソースの記述がないや。
ま、だから話半分に読んでほしいね。とりあえずこれが本当だとすると、有事の際には防衛力など機能しませんよ。演習で携帯使ってるのに本番では使わなくてもOKなんですか?
そういや10年前の阪神大震災でも出動が遅れた隊長殿が泣きじゃくってますた。あれも組織としてのダメぶりが赤裸々になったと思ったけど。
Antinny騒動でバレちゃったどっかの仮想敵国が本当に攻めてきても、果たして首都東京は守れるかねえ。守れないに100000ダカット賭けます!
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それに隊員の意識の問題である。ある演習を取材したとき、隊員が頻繁に携帯電話を使って連絡を取り合っていた。そこで演習部隊の連隊長に「携帯電話の持ち込みは禁止できないのですか」と質問したら、「携帯電話がないと演習が成り立たなくなります」と言われたことがある。携帯電話はもちろん私物で、自衛隊が隊員に貸し与えた通信機(官品)ではない。戦争になれば携帯の電波は盗聴(傍受)され、発信位置が測定をされるし、敵から妨害電波をかけられると通話できない通信機である。でも、それ(私物)がなければ演習が出来ないという時代なのである。
とりあえず、「うちは Winny 入れてないから大丈夫」なんてことはないのだ!
山田オルタまとめwiki サイト
http://www9.atwiki.jp/y_altana/

http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20065583,00.htm
チョコ1個でダメになるソーシャル・エンジニアリング面での脆弱性をいかにして防ぐのか?
いろんなサイトを見たけれど、「これで100%完璧!」なんて対策はないんだよね。
http://japan.internet.com/webtech/20040401/7.html
指紋認証なども、結局ハッシュ値が漏れたらダメポだし...orz
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060206/228646/
過去の一時点ではあまり知られていなかった脅威でも、その後継続的なシステムの見直しがなされなかったがゆえに、一気に脆弱なものとなってしまった事例。
今日は安全でも明日は大変危険である。いままでのクローズトシステムでの安定運用神話がWebでは通用しない、ということだ。
もはや死んでも米国産牛肉を食べるつもりはないが、このような偽装が米国産→豪州産でも行われないという保証はどこにもないのだ。
ブッシュ&小泉氏ね!
2006年1月25日付 読売新聞記事より引用
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豪州産→長野産、牛肉の生産表示偽る…卸売業者を捜索
豪州産などの牛肉を長野県産と偽って表示し、小売店に販売したとして、長野県警は25日、不正競争防止法違反(原産地を誤認させる行為)の疑いで、食品卸売業者「丸水長野県水」(本社・長野市)の伊那営業所(長野県伊那市)などの捜索を始めた。
調べによると、同営業所の男性社員(53)は、2004年12月から約1年の間に、豪州産牛肉計約500キロを長野県産と偽って表示し、同県南部の小売店などに販売したほか、山梨県産の牛肉を長野県産と誤表示して販売するなどした疑い。
この問題は昨年12月、県の調査で発覚し、県が2回立ち入り調査していた。社員は県に、「長野県産牛肉を販売した客から脂身が多いと言われ、脂身の少ない豪州産牛肉を県産牛として販売した」と説明していたという。
フォレンジック・ツールが大活躍だな。
てか、アンチ・フォレンジックのツールもあるのかもしれん。寡聞にして知らないだけだが。需要は確実にある!
旧マニュアルでは耐震性能OKでも、新マニュアルだとNGというケースが当然のごとく出てしまうのだという。
家を命を守るものとするためにはやはりこの辺の知識が欠かせない。

結果、なるべくトイレに行かなくてもいいように水分を控える→血液濃度が上昇しドロドロ血になる→脳あるいは心臓の血管障害→死亡、という事例は相当数に上るそうである。震災時に家が倒壊するなどで死亡する人よりも、避難生活中に死ぬ人数が上回ったのが先日の上越地震だった。
東京都などは下水直結・流す水不要の震災用トイレを避難所に整備しているところが多いようだが、首都圏のほかの自治体はどうなのだろう? ちなみにうちの自治体では市のサイトを見たけど載ってなかった...orz

そろそろ寒冷前線など「微気象」に変化をもたらす事象について警報の発令体制やそれに基づく規制を設定しないといけないのかもしれない。
2006年01月01日付朝日新聞記事より引用
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羽越線特急、竜巻の突風で横転か 付近8キロに被害集中
山形県庄内町のJR羽越線で特急が脱線・転覆した事故で、事故当時に住宅の屋根や小屋が壊れるなど突風の被害が、事故現場を含めた直線上で約8キロの間に集中していることが山形県警の調べで分かった。住民らの目撃証言や、78年に竜巻で脱線したとされる営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線の事故と状況が似ていることから、県警と国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、脱線の主要因となった局所的な突風は竜巻による可能性があるとみて、気象の専門家に協力を得て調べている。
県警などの調べでは、事故があった12月25日午後7時15分ごろに、羽越線から約500メートル東にある集落で、11戸のうち3戸の屋根が突風で吹き飛ぶなどした。一方、線路の西側脇にある農機具小屋も倒壊。線路から南西約6キロにある同県酒田市内の防雪柵(さく)が強風で飛ばされ、さらに西へ約2キロ離れた防風林で立木が折れていた。
これらの被害場所は、脱線事故現場を挟んで東西約8キロのほぼ直線上に並んでいた。周辺の住民は県警に対し、「竜巻だった」「経験したことのない突風や強烈な雷光があった」などと証言している。一方、当日はこのほかの場所で目立った被害は出ていないという。
気象庁の観測記録では、事故当時は寒冷前線が山形県内を通過したとみられる。寒冷前線は、狭い範囲で急激に積乱雲を発達させ、通過時に突風が吹くことが多い。積乱雲が発達すると雷を伴うことがある。
積乱雲が発達中は上昇気流が生じるため、空気を巻き上げる竜巻が生じることがある。一方、しばらくすると下降気流になり、激しい風が地面に向かって吹くダウンバーストと呼ばれる現象が起きることがある。いずれも最大瞬間風速は100メートルに達することがある。
ダウンバーストは同心円上に被害が出るケースが多いのに比べ、竜巻は通過地点に被害が集中することが多いといい、県警と調査委は現地の被害状況から、竜巻による突風が脱線につながった可能性があるとみて調べている。
東西線の事故も寒冷前線の通過時に起きていた。最大瞬間風速は80メートルを超えたとみられるが、現場から800メートル離れた風速計は強風は感知していないなど、今回の事故との多くの類似点が見つかっている。
津波ももちろん怖いが、これは沿岸部からせいぜい10kmくらいまで。あるいは海水浴のときくらいか。
普遍的に怖いといえば、通常の住宅地であれば避けられない輻射熱による延焼。隣家の火事で3m離れた自宅の室内温度が200℃に達するということは知らなかったとはいえ驚きだ。隣家の失火がないことを祈りたい。
我が家は平屋だが、実家は高層マンションの27Fである。高層階の住民は水道とエレベータがとまってしまうと必要な食料・水を入手するのが著しく困難になる。よく駅で見かけるキャタピラ式の運搬機などが必要だろう。電動だと電気が止まっているときには充電できないかもしれないが。
最後に軟弱地盤の地区の人、特にゼロメートル地帯の人はとっとと家を売って郊外へ逃げた方がいい、という話。液状化で護岸が破壊され、また「側方流動」という現象によって自宅の地盤全体がまるで落ち葉が水の上をさまようが如く移動し、家が大きく傾き沈むということらしい。むろん地中深くまで打ち込んだ杭もことごとく折れてしまい、役に立たない。
こういう土地はもはやまともに住める場所とは言えない、というのがよくわかった。

とりあえず油断大敵。最悪の事態に備えるのは大事ですなあ。こういうサービスは最後の手段。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/29/news097.html