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無量大数 - 10の68乗の世界

個人用ストレージもテラバイトオーダーに到達した昨今、世界に散らばるさまざまなジャンルのトピックを拾います。

維持勢力ふたたび

2005-09-13 10:53:34 | 選挙
小飼さんとこ経由でなかなかいいブログを発見。敬意を込めTBも打っておこう。

http://blog.livedoor.jp/journals/archives/50043653.html

今回は脱力して集計プログラムを動かさなかったが、与党票を野党票が上回るのは続いていたとは意外。

自民の延命装置は公・共という認識は変える必要もなかったのだな。

共産のことを称して「伝統芸能」と呼んでいる人がいて、フムフムとうなずいてしまったのだが、まさに悪しき伝統である。自分たちの勢力を伸ばすのにアレでいいと思っていたら頭が悪すぎるし、優れた政治の実現という目標などない手段と目的を履き違えた連中なのだ。

自らが主役と勘違いしているのもイタイ。脇役どころかエキストラ程度なのに。



三田典玄はボンクラ・プログラマか?

2005-09-09 21:56:38 | 選挙
http://blog.mita.minato.tokyo.jp/archives/2005/09/post_214.html#more

お話にならない。何のためにマニフェストが存在するのか。プログラマにとってマニフェストは「仕様書」である。仕様書からコードをインプリメントすることは、すなわち予算策定・執行や新規施策の実施など国民生活に直結する行政を政治と選挙民がコントロールすることとニアリー・イコールだ。

その大事な仕様書の出来不出来を果たしてきちんと判断しているのか? きちんと読んだ上で判断できているか。優れた仕様書はインプリメンタからのあいまいさに関する質問が出ないのだが、あれらのマニフェストはそういうあいまいさをどの程度排除できているか。

そういう選挙民としてなされるべきちゃんとした作業もしないで、大して変わらないと判断していないか。きちんと読んだ上で大差なしと結論を出していたら、それは大きな誤りであるとしか思えない。そんな本質を読み取れない人間ははっきり言ってボンクラである。

ベストなマニフェストなどこの世のどこにも未来永劫存在し得ないものである。我々が選べるのはベターな政策とその政策を縛る数値・期限目標である。30点と40点のマニフェストから選ぶのは40点のものであるのだ。

数値目標もない、どころか政策を縛るから数値目標などもってのほか、などというタワゴトの羅列は4年前に小泉が掲げ、結局何一つ実行されなかった公約と同じ。

プログラマにもいろいろいるが、少なくとも自分はこういうボンクラプログラマにだけはなりたくない。


グッド・アイディア?

2005-09-02 21:56:12 | 選挙
投票券に宝くじというのは前から暖めていたアイディアだったが、この辺は誰もが考えつくことか? 300円払わなくてもいい無料宝くじなら、みんな行くかな?

http://blog.livedoor.jp/y0780121/archives/50009210.html

白票では無意味なので、やはり電子投票でしょう。エラーのおきにくい電子投票システムが必要だね。


個人情報保護法の選挙への影響

2005-09-01 13:14:21 | 選挙
昨日コンピュータ音声による選挙アンケートの電話がかかってきた。初体験である。

「1分ほどで終わります」って言ってたんで、プッシュプッシュ...おいおい、1分どころか3分以上経ってるぞ! プンプン。忙しかったのと、これが支持しない政党への資料に流用されないおそれもゼロではないと気づいたので、途中で受話器置きましたよ。

そろそろイギリス型の戸別訪問の是非も問われていいころかもしれない。


2005年8月31日付神戸新聞より引用

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電話依頼に「なぜ番号知ってる」 衆院選で目立つ苦情

 四月の個人情報保護法施行後、初めての国政選挙となる衆院選で、各陣営が名簿集めなどに苦慮している。推薦を受けた団体にさえ、名簿の提供を拒否されるケースも。電話やはがきで支持を頼めば、「なぜ連絡先を知っているのか」と苦情が寄せられることもある。「一票」を求める訴えが、マイナスイメージにつながりかねず、陣営は神経をとがらせている。

 同法では、五千件を超す個人情報を持つ企業や団体などが、本人の同意なしに情報を第三者に提供することを原則として禁止。政治団体の活動は適用を受けないが、企業や団体が政治団体側に名簿を提供する場合、提供側には個人の同意を得る義務がある。五千件以下なら法の網はかからないものの、各陣営とも支援者からの名簿提供は減っているという。

 兵庫県内の自民陣営は「名簿提供を断られたときは、『ご迷惑がかかるような使い方はしません』とひたすらお願いするしかない」という。電話をかける際には、紹介者名や紹介の経緯を伝えるように配慮している。

 「提供された名簿に基づいて連絡しても、『何で知っているのか』と怒られたり…。これからますますやりにくくなるんでしょうか」と嘆く。

 労組票の取りまとめに奔走する県内の民主陣営でも、組合からの名簿提供が難しくなっている。

 「組合員の了承を得てから出すようになるなど、取り扱いが慎重になっている」とある陣営。別の陣営は「手当たり次第にはがきを出しても逆効果になりかねないので、はがきのあて名書きは各労組にお任せしている」と話す。

 県内では七月に知事選があり、共産陣営でも「今年になって、はがきに対する苦情が時々出てきたようだ」。「どこで住所を調べたのか」という内容で、「以前はそういうクレームはほとんどなかった」と陣営幹部。「電話帳を使って電話をしても、『どこで調べたのか』と聞かれることがある」とため息をつく。

 約十七万人の組合員を抱える連合本部は、法施行に合わせ、政治活動をする際の個人情報の取り扱い指針を作成。担当者が地方組織を回り「選挙活動に名簿を使うことを組合員に伝え(政治団体など)第三者に提供する場合は同意を得る」と説明してきた。

 山根木晴久国会対策局長は「急な選挙なので小さな労組まで対応が間に合ったかどうか…。万全にしたい」と話している。


ウソをウソと見破る力を蓄えなければ

2005-09-01 12:58:05 | 選挙
上杉隆氏のブログより

http://www.uesugitakashi.com/archives/50046224.html

ゲッペルスに倣っている面もあるかも。どんな大嘘でも100回言えば本当になったりして。

文部省の国民総愚民化計画も完成の域に達したいま、誰かが何かをしないと歴史は繰り返すかもしれない。


選挙に行かない人びとはキリギリス

2005-08-31 16:22:33 | 選挙
選挙に行かない人びとは『ありとキリギリス』のキリギリスなのだろうか? もうすぐそこに冬の寒さがくるというのに。


秀逸ブログ『kitanoのアレ』より引用

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選挙カーで連呼すればうるさいと文句を言い、ダイレクトメールを送ればウザイと言い、街頭演説をすればうるさいと文句を言い、電話をかければ迷惑だと言い、なにもしなければ「なにを考えているのかわからない」と文句を言い、そのくせ自分からは決して情報を求めず、アンケートでは「必ず投票に行きます」と答えつつ、投票日になったら「どうせ投票したってなにもかわらないさ」などと言ってレジャーに出かけて投票に行かず、テレビのニュースで当選した議員をせせら笑い、おかしな議員が選ばれて政治が悪くなったら「政治家がだめだ」とゴネ、誰かなんとかしろよと文句をたれつつ粛々と税金を支払う。

そういうワガママで怠惰で無自覚な国民が、守旧派の議員よりも政治を悪くさせているのではないか。
 

というわけで、街頭演説を見かけたら「あー早く家に帰ってアイスでも食べよ」などと考えて通り過ぎてしまわずに、ちょっとだけ立ち止まって演説に耳を傾けてみましょう、と提案しておきます。

ネットなら演説の映像があるのでアクセスして見るのもよし。


マニフェストの意味をわかっているか

2005-08-29 13:03:17 | 選挙
マニフェスト実施状況の検証を複数の団体・シンクタンクが行っている。

http://www.secj.jp/050826/index.htm

いちばん甘ちゃんな(御用学者ならぬ御用シンクタンク?)点数でも合格点ギリギリ、ほとんどの点数は赤点レベルである。

「保育所待機児童ゼロ作戦」などとぶちあげていたわりには一向に達成される気配もない。今回のマニフェストでも同様だ。たとえ現政権が維持されたとしても次の総選挙までに達成される可能性は限りなくゼロに近いであろう。

国債発行額30兆円以下にする、1内閣1閣僚、8月15日靖国参拝などなど、公約はただの1つも守られなかったが、なんとも寛容な人間の多い国だろうか。こういう内閣がいまだに支持率が高いというのはやはり変。

公約も守らなくていい、マニフェストも適当でいい、そういう姿勢の政党を支持する人の顔をひとりひとりのぞきこんでみたいなと思う今日この頃。


政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される

2005-08-24 11:26:18 | 選挙
もう少し突き詰めて言うと「政治」ではなく「政策」だな。いまのプレスの報道は政策なんてあんましなくて「政局」や「政治ゲーム」ばかり。視聴率が何より大事、という姿勢だとどうしてもこうなってしまうんだろう。

無関心層を捕まえて熟読させたいページを発見。

http://www.hirake.org/mukan/sub-kini.html