街の通りから通りをつなぎ
冬の寒い日も、雨の日も風の日も
散策やショッピングが楽しめる屋根つきの小径、パッサージュは
19世紀につくられたヨーロッパの都市の快適空間。
ブティクやカフェの並ぶパリやウィーンのパッサージュが広く知られている。
ザグレブの市街にもステキなパッサージュがある。
メインショッピングストリートのイリツァ通りと、
正教会があり花市のたつ広場を斜めに結んでいる。
ほんの100メートルほどの、「く」の字型の都市の小径だけど
上をあおげばこんなクラシックなステンドグラスの天井も残る。
このあいだ歩いたときは、ちょうど日曜日
高級店がすべて店じまいし、しんとしているパッサージュの真ん中、
このステンドグラスの天井の下で
なんと子どもたちがサッカーの練習をしていたよ。
「おいおい、ショーウィンドウにでもあたったらどーするつもりなんだいきみたち??」
そんなことをいいそうな常識ある(もしかして野暮な?)大人もここにはいないのか?
少年たちは、道行く人を器用によけながら
サッカーボールをあやつっていた。
普段は道ゆく人で溢れかえって賑やかな通りも、日曜日ともなれば静けさに包まれるのは、キリスト教色が強い国ならではの風情。
その静寂を破る子供たちの声が、ドームの下に響いてくるかのようです。
ちょっと、東京駅丸の内のドームを連想しますが、当時、こんなヨーロッパの都市建築をイメージして作ったのでしょうか?
ただ、こちらはステンドグラスで光さんさん。
休日の静かな空間に響く、子供たちの声が聞こえてくるようです。。
昨年クロアチアに行くと宣言しておきながら、
対岸のイタリアに行ってしまった私たち家族、
今度の夏こそ旧ユーゴスラビアを大周遊することに
決定しました。ただいま、
旅名人のガイドブックを読んで予習中です。
そして、こちらの盛りだくさんの情報もしっかり
予習していきます。
パッサージュの天井がとてもおしゃれですが、足下はどんなのかなと想像しています。石畳かな。。。
ザグレブに行ったとき、見にいってみようかな..
あそこほどの華やかさはありませんが
オーストリア・ハンガリー帝国時代の名残を感じさせる空間です。
丸の内のドームもそのころ作られたのでしょうか?
つくづく見たことはありませんでしたが
今度通ったら注意してみようかな。
内陸ヨーロッパは冬が寒く暗いので、
ガラスをつかって空の光を取り入れる工夫をしたのかもしれませんね。
旧ユーゴ大周遊とは楽しみですね。
床は石に間違いないと思いますが、モザイクの模様などはあったかなあ。
よく覚えていないところをみると、それほどハデなものでもなく、違和感なく雰囲気にあっていたのだと思います。
ところでこのドームの下にはクロアチアのネクタイショップ「クロアタ」のお店がありますよ。
ちょっとステキなスカーフなんかも売っています。