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「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

埼玉県さいたま市在住の職人魂の防水屋/職人社長安藤の日記~防水工事

2015-03-27 19:30:42 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事


一級防水技能士

防水工事は施工部位に合わせた防水工法を選択する必要があります。
もちろん、FRP防水が一番良いなどという変な先入観を持って、どこでもFRP防水で施工すると、必ず失敗することになります。
でも、残念なことに今でも、このわけのわからないFRP神話を信じている方もいらっしゃるようです。

それだけではなく、施工者の技術不足、知識・経験不足による工事の失敗もあるでしょう。
防水工事は、誰がやっても仕上りが同じ、ということはなく、その差は防水層の耐久年数に影響を与えることにもなるのです。



例えば、建物の部位としてすぐ思いつくのは、屋上、ルーフバルコニー、搭屋の屋根ですが、その他にもベランダ、解放廊下、階段室、パラペットや手すりの天端、庇、斜壁、基礎、窓廻り、浴室・・・など結構あります。

外壁も気をつけなければなりません。
ただ塗装をすればよいのではなく、塗装をする前に雨漏り危険個所を処理をする必要があります。
この処理を怠ると、外壁塗装をしたばかりなのに雨漏りがする、ということになってしまいます。

外壁塗装も防水層を形成してから仕上げの塗装をする外壁防水塗装もあるので、外壁塗装の塗替え時期には、検討したいものです。



新規の防水工事ではなく、既存の防水層の上に新規に防水層を形成する場合、または既存防水層を撤去してから新規に防水施工をする場合など様々です。

防水工事はとても奥が深く、1級防水施工技能士の資格取得試験もあります。我々防水職人は技能を高め、お客様にグレードの高い防水工事という作品を引き渡すことを心がける必要があります。



防水工事というものは、ただ単に工事を受注し、そしてその工事を下請けに丸投げをしているような営業会社に管理できるような工事ではありません。

世の中には工事を下請けに丸投げする「なんちゃって工事」があふれているようにも思います。
工事の品質は、施工者の技術力、知識、経験によって決まってしまうので、業者選びには本当に気をつけたいものです。

それでは、また。
職人社長の安藤



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一級防水施工技能士、必殺雨漏り修理人の工事日記~パッと見では気がつきにくい雨漏り危険個所

2015-03-20 20:30:50 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

一級防水技能士


blogをご覧いただきまして、どうもありがとうございます。

雨漏り修理・防水工事に本気で真剣に取り組んでいる必殺雨漏り修理人、
職人社長の安藤です。


雨漏りの原因というものは、単純に防水が切れているからここが原因とか、外壁がひび割れているからここが原因です、という単純ものではありません。

もちろん、それが原因ということも多いのですが、パッと見は何でもないのに気を付けてよく見ると、実はここも雨漏り危険個所の一つです、という箇所があります。
しかも、実はここが一番の原因だった、ということもあるんです。

その気が付きにくい雨漏り危険個所の一つとして、ルーフドレンがあります。



この写真パッと見は何でもないですね。
「特に異常なし」ということで、見逃しがちな雨漏り危険個所の一つです。



カバーを取っていけば、見えてきます。
お皿がもう一つあるので、もう少しです。



このお皿を撤去すると、ルーフドレンと防水材がラップするもっとも重要な部分が見えてきます。



どうでしょうか?
もう見てお分かりだと思います。
車の鍵もルーフドレンと防水材の隙間に入ってしまいました。



これも同じ屋上の別のルーフドレンです。
既存の防水材とルーフドレンが接着していない状態です。



結構怖いでしょ。
建物もそうですが、屋上防水、バルコニー防水の経年劣化は避けられないものです。

新築時は接着していた防水材も冬夏の伸縮、紫外線の影響で、防水材も切れたり、剥がれたりと気になる箇所も多くなっていきます。
見た目は、なんでもなくても新築から10年以上経つ防水層はしっかりとチェックをして、改修が必要であると判断されたら防水改修をしたほうが、良いと思います。

もちろん劣化の程度によります。
過剰な工事はお財布にやさしくないし、適切な工事が必要です。

既存防水層とルーフドレンの隙間からの雨漏りは、わかりやすい雨漏りです。

必殺雨漏り修理人、職人社長の安藤は、誰がやっても止まらない雨漏りを止めることに達成感を感じています。
その為、防水業者が投げ出してしまった難しい雨漏りを特に大歓迎します。


お困りでしたら、ご依頼ください。
その雨漏り、必ず止めて見せます!


それでは、また。

職人社長の安藤


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職人魂の防水屋、職人社長安藤の現場報告書~埼玉県和光市、マンションの屋上ウレタン防水/通気緩衝工法

2015-03-18 17:36:52 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

一級防水技能士

埼玉県さいたま市、蕨市、戸田市、川口市、和光市を中心に、雨漏り調査、防水工事をさせていただいている 職人魂の防水屋、職人社長の安藤です。

今回は、埼玉県和光市にあるマンションの屋上防水工事についての防水工事報告書~ウレタン防水/通気緩衝工法です。



通気緩衝シート貼付けの工程に入る前に、下地を平滑にするための下地処理が終わっています。
下地処理もとても重要な工程です。

下地が平滑でなれば、通気緩衝シートをうまく貼り付けることができなくなってしまいます。
防水工事は、一つ一つの工程を確実に行うことにより、最終的に安心できる防水層を形成することができるんです。



まず、プライマーを塗布します。
次に通気緩衝シートについている裏紙を剥がしながら、通気緩衝シートを貼りつけていきます。

今回使用している通気緩衝シートは、通気層に不織布、表面に耐水性がある特殊フィルム層を採用した仮防水機能がある通気緩衝シートです。
この通気シートの裏面に自着層があるので、プライマー塗布後に貼りつけていきます。



通気緩衝シートの貼り合せ部分には、ジョイントテープを貼りつけて補強します。
これで安心、というわけです。



通気緩衝シートを貼りつた状態が上の写真です。
これだけで仮防水になるのは、助かりますね。

最近、天候が不順なので、いつ雨が降るか特に気を付けて施工をしなくてはなりません。
この通気緩衝シートの他に、ボンドで貼りつける穴あきの通気緩衝シートがありますが、現場の状況、施工時の天候によって選択する必要があります。


さて、次の工程はウレタン防水材の塗布です。



このように防水工事の工程は、何工程もあります。
どの工程ももちろん真剣勝負です。
いつも本気で真剣に良い仕事を心がけ、施工をする、この気持ちが大切です。



最後に防水保護材(トップコート)を塗布して、ウレタン防水/通気緩衝工法は完成です。
トップコートは、紫外線から防水層を保護するためのものです。
その他の防水保護材として、フッ素コート、遮熱コートがあります。

当工事店では、10年の防水保証書を発行しています。
防水保証書に代表印を捺印する以上、防水施工は真剣勝負です。
工事に妥協は許されません。

一つ一つの工程を本気で真剣に施工し、高品質の防水をお客様に引き渡すことができるように、
職人魂のくっそまじめな防水屋は日々気合を入れて防水工事に取り組んでいます。

それでは、また。

職人魂の防水屋、職人社長の安藤


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職人魂の防水屋、職人社長安藤の現場報告書~埼玉県和光市、マンションの屋上防水工事~塩ビシート撤去編

2015-03-16 18:54:17 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事


1級防水技能士

埼玉県さいたま市、蕨市、戸田市、川口市を中心として雨漏り調査、防水工事をさせていただいている 職人魂の防水屋、職人社長の安藤です。
今回は、埼玉県和光市にあるマンションの屋上防水工事についての防水工事報告書です。

こちらのマンションも雨漏りがする、ということで防水工事をすることになりました。
調査をすると、防水業者が何回か防水補修をしているようでした。

既存防水は塩ビシートです。
撤去を始めると、塩ビシートがパリパリに割れてしまいました。



パリパリ割れてしまう塩ビシートの撤去は、そう簡単なことではありません。
こうなる前に防水工事の改修を行った方が、工事費を抑えることになりますが、たいていひどい状態になってから改修工事を実施する場合が多いようです。



塩ビシートを撤去して出てきたのが、ひび割れです。
既存の防水層がある状態では、見えていたかったひび割れです。



雨水は塩ビシートのジョイント部分の亀裂から防水下へ侵入し、さらにひび割れを通過して、部屋の天井へ。
塩ビシートが元気なうちは、下地にひびが入っても雨漏りはしません。
しかし、安心感のある塩ビシート防水もやはり経年劣化には勝てないんです。



雨漏りのメカニズムがはっきりと見えた瞬間です。
このひび割れは一直線です。
こうなれば被害も大きいわけです。



このひび割れはもちろん処理をしなくてはなりません。
防水下地処理剤で補修をします。



既存防水層の下に隠れていたひび割れ、まさかこんなところにひび割れがあるなんて、といったところでしょうか。
以上、既存塩ビシート防水撤去編でした。

防水層にも寿命があります。
一般的によく言われているのが、10年ごとの改修工事です。
どのタイミングで防水改修工事をするのかによって工事費が大きく変わってしまいます。

雨漏りがしてから防水改修をするか、雨漏りがする前に点検をして悪いところがあれば、早めに修理をするか、この違いが小規模工事で済ませることができるか、
それとも大規模改修工事になってしまうかの分かれ目でしょう。

今回はわかりやすい雨漏りでしたが、誰が何度やっても止めることができない雨漏り、僕的には大歓迎です。
そんな難しい雨漏りを止めることが、僕の仕事だと考えています。


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それでは、また。

職人社長の安藤

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