CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

【連携に勝る介護予防なし】

2006-03-30 23:03:04 | リハビリ
本日、兵庫医大病院が支援センターをつとめる『阪神南県域リハビリテーション支援センター研修会』を実施しました。今年度最後の6回目の研修会です。

高齢者の嚥下障害のリハビリテーションを兵庫医大篠山病院の杉田由美STが講演しました。
私なりのまとめは、→【潜在化した嚥下障害が加齢により顕在化する】そして、【主疾患の合併症としての嚥下障害のリハビリの難しさ】でした。

また、嚥下障害に対する理学療法士としてのアプローチについて梅田幸嗣PTの講演も新鮮でした。→【理学療法の併用により嚥下リハビリの効果を増強する】

そして、圧巻だったのは、西宮協立リハビリテーション病院の看護師さんの事例検討でした。詳細は述べられませんが、私が常々主張している地域医療・介護保険の現場では【連携に勝る介護予防なし】、というコンセプトを、まさに実践している発表でした。

感動しました。

このように、地域のスタッフ間の連携が、本当に必要な時代だと思います。支援センターの仕事をアレンジしてきて良かったと思う瞬間でした。

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