リハビリ日数制限の撤廃求め、「実害告発と緊急改善を求める集会」を開催いたします
集会次第
1,日時 :2006年10月26日(木) 12時30分~14時
2,場所 :衆議院第1議員会館・第1会議室
3,報告者 : 石川敏一 全国脳卒中者友の会連合会 常務理事
政時幸生 横浜市片マヒ協会 事務局長
稲村敦子 ポリオの会 世話役
東川悦子 NPO法人 日本脳外傷友の会 理事長
道免和久 リハビリ診療報酬改定を考える会事務局
NPO法人CRASEED 代表
宮崎博子 リハビリテーション科専門医
*衆参両院の全国会議員に出席要請の案内を送付しました。超党派の議員が出席する予定です。(出席の強制はできません)
*集会終了後、質疑応答の時間を設けます。
*当日10時30分より、厚生労働省への署名提出・要請を合同庁舎5号館1階の共用会議室で行います。
集会次第
1,日時 :2006年10月26日(木) 12時30分~14時
2,場所 :衆議院第1議員会館・第1会議室
3,報告者 : 石川敏一 全国脳卒中者友の会連合会 常務理事
政時幸生 横浜市片マヒ協会 事務局長
稲村敦子 ポリオの会 世話役
東川悦子 NPO法人 日本脳外傷友の会 理事長
道免和久 リハビリ診療報酬改定を考える会事務局
NPO法人CRASEED 代表
宮崎博子 リハビリテーション科専門医
*衆参両院の全国会議員に出席要請の案内を送付しました。超党派の議員が出席する予定です。(出席の強制はできません)
*集会終了後、質疑応答の時間を設けます。
*当日10時30分より、厚生労働省への署名提出・要請を合同庁舎5号館1階の共用会議室で行います。
できれば YouTube に映像を希望。
ところで、この集会を実り多きものにするためには、国会議員の方々に問題の本質を理解していただく必要があります。本質を理解していただくためには、『数字で話す(定量化)』必要があると思います。
定量的な説明無しに、何例かの実害を説明しても単に『人道的に共感』していただくだけで、(誤解を恐れずに言えば)『お涙頂戴』で終わってしまう危険があります。
1.患者団体の皆さん、本当に困っている患者は何人いるのでしょうか?
今、本当にリハビリを打切られた患者は何人いるのでしょうか? 打切られた患者はその後のリハビリをどのように行い、その結果、体にどんな変化が現れたのでしょうか?
ある病院でリハビリを打切られた患者が、別の病院で受け入れてもらっている例があります。
また、厚労省は「介護保険」という受け皿を準備しました。 介護保険で救われている患者もいるでしょう。
介護保険ではダメなのだと言うことを、理論的・定量的に説明できないと、国会議員も厚労省に働きかけることが出来ません。厚労省は介護保険で逃げるに決まっています。
当日の説明者には4名の患者団体の方がおられます。この4名の方には、それぞれの患者団体で次のような調査結果を説明して頂きたいと思います。
-------------------------------------------------------------(1)今年の3月末で何人の患者が所属していたのか。
(2)日数制限により何人が打切られたのか。
(3)打切られた患者のうち、何人が別の病院で受け入れてもらったのか。
なんでA病院は打ち切り、B病院は受け入れたのか?
(4)介護保険に転向した人が何人いるのか。
そのうちデイサービスが何人、通所リハが何人、訪問リハが何人。
近所に介護施設が無く介護施設を利用できなかった人が何人、年齢制限などで介護保険を利用できなかった人が何人。等々。
(5)介護保険に転向したとき何が問題なのか?
★デイサービスは病院にはなかったどんな問題(例:拘束時間が長い)が発生し、 その結果どんなことが起こってしまったのか?
★通所リハは何が問題なのか? 病院リハの場合は誰かが(例:家族)病院まで送迎していたが、通所リハでは介護施設が送迎もやってくれるので、病院リハより良い面もあるのではないか?
★介護保険を使ったリハメニューに『こんなメニューがあれば健康保険から介護保険に転向できる』と言った要望。
等々、介護保険を利用したリハの問題点や要望を明確にする必要があると思います。
(5)介護保険に転向できず、自力でやらざるを得なくなった人が何人なのか。
自力でやろうとしたが、何が問題で、その結果どんな状態に陥ってしまったのか。
患者会の代表の方は、少なくとも上記のような事柄を定量的に把握し説明しないと、逆に『困っている人は何人くらいいるのか?』と質問されたたら返事に窮するでしょう。
2.全国的な視野で見るとどんな状況か?
患者会の代表の方は自分の所属する患者会のことしかわからないと思います。CRASEED代表の方には、全国的に全疾病を視野に入れたとき、どんな問題がどのくらいの数(割合)で発生しているのか、これも出来るだけ数字で説明して頂きたいと思います。 以前陸奥新報では青森県内では850人がリハビリを継続できないと言う記事がありました。
単純に人口比で計算すると全国で7万5千人になります。(リハ専門医から見て常識的・妥当な数字でしょうか?)
また、今回の署名運動の発端となった多田先生の現状はどうなっているのでしょうか。除外規定で継続ですか?
以外に除外規定で継続の患者が多いのではないでしょうか? 証拠は有りませんが、ある自治体では、殆どレセプト通りに認められて、査定でダメになるケースは殆ど無いというような話も聞きます。 全国的にはどんな状況なのか説明が必要と思います。
出来れば、今回の日数制限により、経済的に医療費がどのくらい低下し、介護保険がどのくらい増加し、プラスマイナスで国民の負担は減ったのか増えたのか? 厚労省が目論んだ医療費の低減は介護保険まで含めると目的を達成できそうなのか、逆効果になりそうなのかまで説明できればインパクトがあると思います。
3.リハ専門医の方には、リハの効果を医学的に説明して欲しいと思います。
逆に言えば、リハを中止したときどんな悪影響があるのかを説明していただきたいと思います。 それも単に『リハをやらないと筋肉や関節が拘縮する』とか『QOLが低下する』、その結果動けなくなって『命を縮めることが多い』とかと言ったような説明ではなく、動物実験でも何でも良いのですが、身体能力が経時的にどのくらい低下していくという科学的、統計的なデータは無いのでしょうか。 前々から気になっているのですが、リハ医学は文学的な説明が多く、データに基づいた科学的な説明が不足しているように思います。
多分、厚労省も2008年度の医療制度改定で何らかの変更を打ち出してくると思います。 でも『それまで待てないんだ』、『そんな悠長なことを言っていたら命を縮める人が続出する』ということを理解してもらう必要があります。
最初に患者団体から、その団体ごとの実害を説明し、次に、全国的に見た場合どのくらいの患者が実害を受けているのかを説明した後、リハを打切ったときの悪影響を医学的に説明すれば、国会議員の方々にも納得していただけると思います。
以上、偏見と独断で勝手なことばかり長々と書いて申し訳有りません。
理詰めなあなたがやって下さればありがたいですが、いかがでしょうか?
1,事務的な数字に沿った説明をしないと全く受け入れてもらえないことはよくあることです。(だって現場をなんにも知らず、制度改正が出来るのは、改正をする根拠(嘘でもいい)があるからです。) ただ、数字も自分たちに都合の悪い数字には見向きもしません。 だって、44万人の署名は、黙殺されたままです。
2,それと上司の命令。 しかし、役所は、いったん行なった事は、責任問題となるので決して上司は間違いを認めません。と言ってももう改正をした人はもう違う部署にいて責任の所在もはっきりしなくなり、対応は関係無かった人が対応するのです。対応出来ない。
3,残るは、国会議員への対応要請しか今は残っていないと思います。
そして、国会議員を動かすにはやはりマスコミと一緒になって今の医療(リハビリ)の現状を当事者が訴えるのが一番ではないでしょうか。 そして、国民にも情報を提供して国民的な関心事にしなければ国会議員は動いてくれません。(間が良いのか悪いのか、今回の補欠選挙では、2カ所とも自民党が勝利しました。これが今のいろいろな改正を国民が認めているととられると困るのですが)、 だから、マスコミにしっかり今起こっている事を国民に伝えてもらう工夫をした方が良いのではないでしょうか?
新しいニュースが次から次へと流れてしまい、医療改正は、過去の事になってしまうのが一番恐いことだと思います。あきらめることが一番ダメな事では無いでしょうか?
お気持ちは良くわかります。
でも、国会議員だって、国会での議決無しに、一旦決まった法律(ルール)を覆すことは出来ないでしょう。 何例かの実例を見ただけで「緊急停車」をかけることは出来ないと思います。
もしかしたら行政は出来るかもしれません。
良くわかりませんが、政令とか、閣議決定とかでスピーディーに処理する手があるのではないかと思います。 そ の場合は柳澤伯夫厚生労働大臣ですが相手だと思います。
その前段階で、大臣以外の国会議員にも実情を理解してもらうことは有意義と思います。
余談ですが、厚労省が今回の日数制限を決定するに当たっては、関係医学会も全く関知していない(責任が無い)わけではないようです。積極的に賛成したか、ふしょうぶしょう認めさせられたかはわかりませんが、厚労省から事前の相談を受けていることが学会のホームページなどを見るとわかります。
現実私の父は今、回復期病棟をあと数週間で出なくてはなりません。病院が変わるということが、患者にとってどれだけの負担になるか。。。
それにまだ言葉も出ず、目も見えず、寝返りも打てない状態なのに、まだ次の病院が見つかりません。家に帰れる状態ではないのに。
2008年まで待てません。
一日も早い制度改革を希望いたします。
4月にリハビリを打ち切られて半年が
すぎました。
非常に症状も悪化し、生活に支障を
きたす事が多くなり、心身ともに
弱っています。
私の住んでいる地方の田舎では
今回のリハビリ制限についての
対策はいろいろな機関や医療関係に
相談しても全く進んでないといわれました。
それどころか、もう相談にも診察にも
来てもらいたくないと返事した病院の
先生もおられました。
地元のテレビ番組でも私の地方が
今回の医療制度改正にたいして
全く対策がなされてない事を
報道していた時もありました。
しかし、もうそれは過去のもののに
なってしまった感じです。
ちなみに私の住んでいるのは「富山県」です。
今は自宅におられ、リハビリに関する詳細ははっきり分かりませんが、彼女の回復過程を拝見する限りでは、きちんとしたリハビリによってさらに回復の可能性を確実なものとできる一例ともいえるのではないでしょうか?
原因は様々でも、彼女のような患者が他に大勢いることを、どうぞメッセージとして伝えていただきたくお願いいたします。