CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

西日本新聞社説 3月22日

2007-03-22 08:06:22 | リハビリ
医療と介護の連携を密に リハビリ制限

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/column/syasetu/20070322/20070322_002.shtml

『「改善の見込み」や「医師が必要とする」判断基準は、はっきりとは示されていない。これでは、医療現場に混乱を招く恐れもある。患者側にとっても、これまでの不安を解消される内容とは言い難いだろう。』

コメント:リハビリ難民はゼロにはなりません。これで一件落着ではなく、山が動きかけた、というくらいが正確なところです。国民の声が、メンツを重んじる厚労省を動かした、という意義は充分にありますが、解決まではまだまだ遠い道のりがあります。
診療報酬を逓減することが、結果的にリハビリ医療提供施設の経営破綻を招くことが予想され、リハビリ施設の閉鎖が原因で別のリハビリ難民が増えることも指摘されている通りです。「除外規定」の患者会の方々を含めて、多くの患者さんが最も危惧しているところです。
いじめっ子がやっと非を認めたものの、「悪かったな!」といいながら、帰り際に石ころを投げ付けた、という喩えでおわかり頂けるでしょうか?

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