CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

日本臨床整形外科学会・緊急討論集会 4月のリハ再改定に反対決議

2007-03-31 15:07:52 | リハビリ
MMIニュースより 平成19年3月26日

~日医に決議文を提出へ~

日本臨床整形外科学会の緊急討論集会が21日に開かれ、『4月から施行されるリハビリテーション料の再改定に対して、反対決議を採択し』、反対決議文を日本医師会の唐澤祥人会長に提出する方針とのこと。

反対理由は、『昨年4月のリハビリテーション料の改定以降、医療現場の一部では、まだ混乱が続いており、再改定という新たな状況に対して現場の混乱を増長させる可能性をはらんでいることを挙げている。』

一方『リハ医療関連5団体協/4月の再改定は、苦肉の策と一定の評価 整形外科関連団体とは見解分かれ』、『日本リハビリテーション病院・施設協会の石川誠副会長は、「苦労したあとが見える苦肉の改定だ」との見方を示した。』そうです。


コメント:専門家団体が内輪もめをしている間に、患者切り捨て御免政策が、急激に進んでいます。『リハ医療関連5団体』というのは、リハ医学会、各療法士協会、病院施設協会の5団体ですが、私は『リハ医療関連8団体』として、整形外科関連学会と共に歩むべき時だと考えます。両者が綱引きをしているように見えるシナリオの中で、厚労省が漁夫の利を得るだけだからです。

最新の画像もっと見る