CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

MS-DOSの落ちこぼれ

2006-01-12 12:14:16 | Macintosh/Steve Jobs
日に日に多くの方々に読んで頂き、嬉しい限りです。

研修医の頃、WINDOWSもMacintoshもなく、MS-DOSで動く9801(8801?)などが医局に置いてありました。

医者になったらパソコンくらいできなくては、と思い、MS-DOSのおまじないを一生懸命覚えようとしました。しかし、パソコンは何を打ってもうんともすんとも言わないので、パソコンに詳しい某先輩に、「MS-DOSがちっともわからないんですけど~」と質問をしました。ところが、返ってきた返事に唖然(!)。「慶應の医学部に合格するくらいの頭があれば、MS-DOSくらいわかるはずだけどね。(ニヤニヤ)」。

こういうエリート意識ばかり先行する医者には診てもらいたくない、と強く思った次第です。
(受験戦争の頂点を・・・みたいな考えの人は、医者には不適格です!)

ちなみに、その後、我らがMacintoshに出会った私は、ユーザーフレンドリーなコンセプトに共感し、医局一のマック使いとなったのでした。今でもMS-DOSのコマンドはわかりませんが、UNIXは少しわかるようになり、Matlabのmファイルも簡単なものは作れるようになりました。

その大変イヤミの強いエリート医師君も、世間的には立派なポジションで仕事をしておられます。身体や心が病んでいる人の痛みを理解する医師になっていてくれたら良いのですが・・・・。 (彼も含めて、私の周囲にいたDOSユーザーのほとんどをマックユーザーに'変節'させたことは、私の自慢でもあります。)

DOSの落ちこぼれを拾ってくれるMacOSを作ったSteve Jobsは真の天才だと思います!

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