CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

高次脳機能障害の理解 兵庫県の研修会で講演

2006-03-11 19:34:07 | リハビリ
兵庫県リハビリテーションセンターで、高次脳機能障害の研修会が開催され、基調講演を行いました。
いつものように脳機能の理解から始める高次脳機能障害の早わかり講演です。その後のディスカッションは、なかなか意義深かったです。県の更生施設では、以前よりも高次脳機能障害が増加しているそうで、私が埼玉県総合リハビリテーションセンターにいた頃とは随分変わっています。そんな中で、種々のアプローチが試みられていることを知りました。
問題は、医療機関同士、それから医療機関から更生施設への連携だと思いました。高次脳機能障害連携パスのようなものを作りたいと思った次第です。
診療報酬の方も大変ですが、介護保健も福祉の支援費制度も、全てを4月1日を境に変更しようというのですから、かなりの混乱が予想されます。混乱期が一段落ついた頃から、連携パスを検討したいと思います。

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