在中国大冶局の欧文印消しの葉書、状態に難があったが、それでも結果は4万円を超えました。同時に出ていた九江局もそれなりの値段。
美しい状態の台湾欧文印消しの葉書が2点出品されていた。小判2銭及び菊2銭を貼った葉書は、予想以上の＄3,053、小判4銭貼り葉書は＄635。それにしても、最近台湾欧文印の出物を各所で見かけるのは、まとまってでてきたから？
今年はミスター・ポスタル・ヒストリアンことロブソン・ロウが生まれて100年、このことに関する記事がギボンス・スタンプ・マンスリー1月号に掲載されていました。そして今月には、ロブソン・ロウと縁のあった人々の会合があったようです。ロブソン・ロウに会ったことのある人に以前印象を聞いたことがありますが、好々爺とのこと。ところで私の手元にロブソン・ロウ・コレクションからのリーフがいくつかありますが、あるカバーをリーフからはずしてみたところ、ビュルス・セール時のリーフだったのには驚いた記憶があります。
http://www.gibbonsstampmonthly.com/Journals/GSM/Gibbons_Stamp_Monthly/January_2005/attachments/jarlowe.pdf
http://www.gibbonsstampmonthly.com/Journals/GSM/Gibbons_Stamp_Monthly/January_2005/attachments/jarlowe.pdf
やはりジャパン・スタンプで出品していた中に、電気通信記念展の小型シートの部分裏うつりがあり、興味があったが、思ったほどの値段にはならず。
ジャパン・スタンプ商会がYahooにかなりの点数を先日出品していたが、中国関連もいくつかあり、新中国では、梅蘭芳が33,500円、中国共産党50年が13,000円、年賀さるが19,000円でまあまあの値段。このあたりも良く出来た偽物が多いので、インターネットでは買う気が起きないが。
Yahooの外国切手では、中国関係が良く売れているように思う。文革1～20の80種セット(文15までは使用済）が出ており、結果は111,000円で思ったより安かったが、中国では記念の使用済の人気がないのも事実。
「オークションを語りませんか？」に書かれていた和桜４銭琉球・首里のカバー、もう１通の手彫切手カバーとのロット。別の明治7年手彫カバーのロットも珍。
ジャパン・フロアのラストロット「菊10銭偽造切手カバー」は500万円を超えたとのことで、ただただ驚くのみ。
その情報が入ってきた頃、下で取り上げたオークション・ハウスからトップクラスのロットの落札結果を知らせるメールがきた。その中のトップ３を紹介すれば、
オーストリア1867年3krの赤色エラー(緑が正規)を貼ったカバー、このエラーはカバー2点を含んで現存6点、南ハンガリーで使用されたものしか見つかっていない 参考値約800万円が落札値約5300万円(手数料込み）
1920年のバイエルン切手に"Sarre"加刷、これは現存10枚ぐらい 参考値約800万円が落札値約1600万円
1854年のバイエルン1krガッターペア等を貼ったカバー、参考値約700万円が落札値約1200万円
これらもすごい値段
その情報が入ってきた頃、下で取り上げたオークション・ハウスからトップクラスのロットの落札結果を知らせるメールがきた。その中のトップ３を紹介すれば、
オーストリア1867年3krの赤色エラー(緑が正規)を貼ったカバー、このエラーはカバー2点を含んで現存6点、南ハンガリーで使用されたものしか見つかっていない 参考値約800万円が落札値約5300万円(手数料込み）
1920年のバイエルン切手に"Sarre"加刷、これは現存10枚ぐらい 参考値約800万円が落札値約1600万円
1854年のバイエルン1krガッターペア等を貼ったカバー、参考値約700万円が落札値約1200万円
これらもすごい値段
軍事郵便関係で興味あるものが出品されていた。
一つは、日露戦争時の臨時陸軍軍楽隊の表示があるもの。最近は差出部隊等に着目して収集する人が増えているが、全く競争なし。
もう一つは、軍艦大和へあてた葉書、あまりこういったものは残存していないらしく、結果は5万円を超えました。
一つは、日露戦争時の臨時陸軍軍楽隊の表示があるもの。最近は差出部隊等に着目して収集する人が増えているが、全く競争なし。
もう一つは、軍艦大和へあてた葉書、あまりこういったものは残存していないらしく、結果は5万円を超えました。
これも同じオークションから。チェーン・ブレーカーシリーズという名称の切手はいくつかの国にあるが、これはチェコのチェーン・ブレーカーシリーズ50hの首がなくなってしまった有名な定常変種、シートの81番にあるが全てのシートにあるのかどうかは知らない。結果は手数料込みで約20万円。
P.S. cbreakerさんのご指摘で「ブローカー」→「ブレーカー」に修正、どうもありがとうございました。だいぶ前に他の国のチェーン・ブレーカーシリーズを集めていた時から「ブローカー」と思い込んでいたかも知れない。
P.S. cbreakerさんのご指摘で「ブローカー」→「ブレーカー」に修正、どうもありがとうございました。だいぶ前に他の国のチェーン・ブレーカーシリーズを集めていた時から「ブローカー」と思い込んでいたかも知れない。
やはり同じオークションにチェコスロバキアの素晴らしいコレクションが出品されていた。これは、たった１日しか使用されなかったMasaryk大統領チェコスロバキア到着加刷切手を貼った電信、「大統領が国境を越えると同時に祝砲が鳴らされ、大統領は今チェコに」という内容の電文が書かれているらしい。結果は手数料込みで約200万円。