切手の愉しみ

インターネットの特性を生かして、ネット上に現れた切手等を中心に記録していきます。けしからんと思われる方は訪問しないでね。

樺太欧文印

2017-06-18 12:30:00 | Yahoo
 樺太・豊原の丸ニ型欧文印1933年1月7日が中継印として押された東京から北樺太・オハ宛の葉書、結果は、上が663,000円、下が433,000円。

【2018年11月18日追記】
 樺太の大きなコレクションを見る機会があり、下段の葉書と全く同じ宛先住所印が赤でおされた葉書があった。ただし、外国交換局である小樽局が処理したことが分かる使用例である。本土から差し出したソ連邦北樺太宛の郵便は外国交換局である小樽局で閉嚢するはずであり、豊原局が逓送されてきた閉嚢郵袋を開封して再度閉嚢することは外国郵便の取り扱い上ありえない。豊原局が欧文印を使用するとした場合、それは南樺太(日本領)から北樺太(ソ連領)へ差し出した郵便を閉嚢する場合に限られるはずである。それでは、この2枚の葉書に押された豊原局欧文印は何だろう?

 

【2018年12月31日追記】
1933年当時は週2回のソ連邦との国境での郵便交換で特定の曜日に差し立て、特定の曜日に交換していた。これが変更されることはなかった。
また、小樽局の閉嚢処理は以下の通り。


  
コメント (7)
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