香港

　孫文ニューヨーク版8分貼り上海1941年12月6日消し香港宛、香港1942年2月20日着印？検閲シール貼り、差出人戻し、結果は$1,325。
国府側と日本占領地側では郵便料金の値上げ時期が微妙にずれている。カバー裏面の香港局の日付印は占領香港での郵便再開後まもなく使用例であり、また、この検閲シールは見た記憶がない。

　　


(2019.5.26追記)
　磯風様から、当該検閲シールの使用例が複数知られている旨ご教示いただきました。香港から中国宛など特定の郵便物に使用されたようです。ありがとうございました。
　なお、上海や他の地区から香港経由で海外に差し出された郵便で逓送中に太平洋戦争開戦によりいったん香港に留置状態となり、返送もしくは転送された郵便物がある程度存在しておりますが、この検閲シールは使用されていないので、それらの郵便物は検閲の対象ではなかったのでしょう、

銀円加刷

　銀円加刷印花税票改作基数票他貼り昆明1949年12月23日差出、既に解放されている広州を2月27日経由米国宛、1角加刷切手の加刷文字エラーも影響したものか結果は$4,037.98。

.

鵝鑾鼻灯台

　昭和切手の図柄に採用された鵝鑾鼻灯台、図柄の見える位置はない気がする。
　ちなみに、宿を6時前に出発、新幹線、高速バス、ローカルバスを乗り継いで11時30分に目的地に到着。