切手の愉しみ

インターネットの特性を生かして、ネット上に現れた切手等を中心に記録していきます。けしからんと思われる方は訪問しないでね。

FOREIGN MILITARY ACTIVITY IN THE RUSSIAN CIVIL WAR 1917-23

2019-11-13 00:00:00 | 文献
DAVID FELDMANから分厚い郵便物が届いたので、オークションカタログかと思い、開けたところ、表記の本が入っていた。読んでみて、ロシア内戦・ロシア革命に介入した国がこんなに多いとは思わなかった。当然ながら、シベリア出兵に参加した国々の郵便についても掲載されており、日本に関しては日付印の読み方も記載されている。
 DAVID FELDMANから購入できるようであるが、なぜかDAVID FELDMANのウェブサイトには今のところ掲載されていない。

  

日中戦争・太平洋戦争期における実例による軍事郵便解析の手引き

2016-12-31 00:00:00 | 文献
 かつて、郵便史研究家の裏田稔氏と旧日本帝国陸軍編成史研究家の大内那翁逸氏の共著で小部数発行された「実例による軍事郵便解析の手引き」は、非売品で関係者に配布されたため、一般の方は国会図書館で閲覧するしか方法がありませんでした。
 このたび、秋田の郵趣家浅野周夫氏が私家版として、両氏から送られた資料を加えて、「日中戦争・太平洋戦争期における実例による軍事郵便解析の手引き」を発行されました。この本は、日中戦争および太平洋戦争時に陸軍軍人から発信された軍事郵便に差出の際付記された兵団文字符と通称番号を組み合わせた部隊通称号から、どこから差し出されたかを調べる際に有益な情報を得ることができます。

 入手を希望される場合は、郵送料込みで4,860円を
郵便振替口座:02270-5-73969 加入者名:浅野周夫
へ送金して注文してください。


切手研究会創立60周年記念論文集

2012-05-11 00:00:16 | 文献
 切手研究会の総会で配布された創立60周年記念論文集、頁数は350頁弱でかなりのボリュームがある。前回が30周年の時だったので実に30年振り・・・
 私も古家氏と連名で書いたが、原稿を書くため原資料を読んだのが2000枚以上、他に英文の分厚い本2冊等結構ハードな作業であった。
 内容は手彫から現行、外国まで、また一般頒布も予定されているようなので、ご興味ある方はいかがでしょうか・・・


2006-06-18 11:00:00 | 文献
 最近大量の文献を購入したが、その中に、スタンプレーダーの青一について書かれた記事が触れていた本、是非読んでみたいと思っていた、田結荘氏「碌々集」が含まれていた。
 手彫切手は集めていないが、素晴らしい本である。

  

ボタ消印の続き

2006-02-02 23:59:59 | 文献
思うところがあって、「郵便切手」に掲載された吉田一郎氏「拇太消印の話」にあたってみたら、那覇ボタの写真は、今回売られたものでした。個人的な疑問が氷解しましたが、最近記載した宮島丸欧文印に限らず、戦前の文献にあたる必要性を感じています。


チェーン・ブレーカー、チェーン・ブローカー?

2005-06-24 00:00:03 | 文献
(5月21日の記事の続き)古い文献を調べていたら、三井先生のスロベニアの切手の記事(切手研究)が見つかったが、最初のシリーズには、「鎖切り」の俗称があると書かれていた。続いて、古いスタンプ・レーダーの記事(匿名氏)が出てきて、これには、はっきりと「チェーン・ブローカー」と記載。この記事を読んで、スロベニアの切手を集めたことがあるので、私と同様に「チェーン・ブローカー」シリーズと思い込んでいる人もいるのでは。

小判切手の集め方

2005-04-02 00:00:00 | 文献
昨年暮にご逝去された田辺猛さんが、フィラテリストに洒脱な文章の「小判論語」を連載されていた時期に書かれた「小判切手の集め方」が最近Yahooに出品されていました。結果は1万円強。あのような文章の書かれる郵趣家はその後出ていないと思いますが、写真家経験が土台になったと思う「小判論語」の文章のリズムが、懐かしく思い出されます。

南洋群島の郵便史

2005-03-15 00:00:00 | 文献
荻原さん著作「南洋群島の郵便史」が出版された。存在は知っていても写真を見たこともなかった東宮ご婚儀3銭のガロア宛カバーを始め、珍しいカバー等がカラーで掲載された豪華な本であり、郵便以外の解説も詳しい。見て楽しむという方針で編集されたためか、アルバムリーフは全く出てこないが、個人的には、できればこの本の背後にあるはずの膨大なカバー群も可能な限りアルバムリーフ形式で紹介してもらいたかった気もする。この本の唯一の難点は、アート紙に印刷されているため、ずっしりと重たく、寝転んで読めないことだろうか?この分野に興味のある方には必読の本である。

日露戦争と歴史

2005-03-13 00:00:00 | 文献
クラークの「日露戦争と歴史」の本が手に入ったので、ざっと見たが、日本関係はともかく、ロシアの郵便は重量感がなく、期待したほどの内容ではなかった。解説(英文)については、イギリスの雑誌でわかりずらいと評されていたが、同感で、和訳を担当された方はいろいろと大変だったのでは。アルバムリーフの書き込み等も間違いが散見されるし、全体的にリーフ、解説とも再構成した方が良いように思われた