切手の愉しみ

インターネットの特性を生かして、ネット上に現れた切手等を中心に記録していきます。けしからんと思われる方は訪問しないでね。

満州国発航空便

2010-08-14 12:00:00 | eBay
 満州国第4次普通20分2枚、50分、1円、通郵第3次8分貼り奉天隅田町1938年2月1日差出、シアトル2月12?日中継、ニューヨーク14日着航空書留便、結果は$922。参考に手持ちの配船表を調べたが、横浜からこの郵便物を搭載した船が確定できなかった。
料金の内訳は、封書32分、書留16分、満州国日本間航空70分、米国内航空80分計1円98分。
満州国からは日本、中国を除いて原則として外国宛航空便を送付できないが時々不思議な使用例が存在する。この手紙も、旧日本局であった奉天隅田町局は従前と同様に受け付けてしまい、通常なら奉天中央局にて正規の書留票に貼り替えるところ手書きにて書留番号を書き換え委託郵便の郵袋の中に放り込んだのだろう。