切手の愉しみ

インターネットの特性を生かして、ネット上に現れた切手等を中心に記録していきます。けしからんと思われる方は訪問しないでね。

満洲国第3次通常8分貼り偽カバー

2023-07-07 00:00:00 | オークション
 香港の最近話題のオークションハウスの出品物、WDになるかどうかはわからない。出品物の説明では中国切手の最初の本格的カタログの編集者旧蔵品とのこと。同カタログに記録されているとの説明であるが、私の持っている版にはないので、後年の改訂版掲載?


 

手彫切手オークション

2022-02-03 23:59:59 | オークション
 昨日というより今日未明に米国のオークションハウスで多くの手彫切手カバー類が競売に付された。
 高額切手を貼ったカバーなどはフロア参加のエージェント同士の叩き合いか急ピッチで競値が上がり、手彫切手が人気がないというのは別世界のようであった。その中の一つ、たぶんT氏が書いた日本の葉書が外国へ行った最古使用例と同じもの、フロアのエージェントを押しのけて、WEBビッドのDさんが$9,000で落札。

    

Corinphila 100 Years

2019-12-11 00:00:00 | オークション
オークション誌と一緒に届いた出版物”100 Yares of Corinphila (1919-2019)"、少しずつ読んでいるが面白い。Corinphilaは、確か元々はユダヤ系のオークションハウスで今の経営者は創業者一族とは異なるぐらいしか知らなかった。巻末の特別オークションリストも大変役に立つし、リストで、最初の入札Ming Collectionの競売から長い年月が経過したことを実感。
ロブソン・ローやロバート・シーゲルの本が出版されないかなというのは夢の話。
ところで、Corinphilaの本には日本人が一人だけ掲載されているが、本人は気が付いている???

  

オークション

2017-07-03 00:00:00 | オークション
 4月の或る日、海外から到着したばかりのオークション誌を眺めていたら、オークション誌の1頁を使った出品記事、出品物を見た記憶があったので、ジャパンスタンプオークションの直近の2月開催分を取り出してみたら、まったくの同一品。見積値は400万円超、中国蒙古局の開局初日便でさえその値段まではいかなかったと思うが、結果は500万円超……
 

中国切手研究会会員オークション:産業図案切手

2013-01-27 11:59:03 | オークション
 中国切手研究会の2月締切の会員オークションに日本関係で面白いものが出品されているので記録しておく。説明文は次のとおり「1950年代拘留封筒。産業図案の植林20 円切手1枚。香川県高松市から哈爾濱宛て。A欄香川津田25.12.11.差出し。勾留理由等の詳細な説明付箋を封筒の裏に貼り付け。」

手彫切手 玉六

2012-05-11 00:00:00 | オークション
 ジャパンのブログにも掲載されていたが、手彫切手玉六のヨがスウェーデンMalmöで4月28日開催のPostilijionen AuctionでEuro90,000のところ、105,000で落札された。誰のコレクションに入るのかな???
 ところで、漏れ聞くところによると、元々はあるヨーロッパのオークションの日本切手も含むロットの中に含まれていたものを落札後そのままにしていたところ、ある機会に調べてみたらとか・・・
  

  

オークション

2009-06-06 12:00:07 | オークション
 昨年の国際展で大金賞を取った作品があっさりと来週開催の海外のオークションに出品されています。日本物は日本で売った方が高くなるような気もするが、どのような結果になるのかな???
 このコレクションが競られるのは日本時間で10日深夜頃の予定ですが、インターネットでもライブオークションで参加できる。ライブオークションに参加した経験から、音を出す状態にしておくと結構臨場感があり、また競るスピードもそんなに速くないので、ビッドするタイミングに遅れることはないでしょう。
興味ある方は、見てるだけでも面白いかも。
 ちなみに、画像の佐倉丸は前回のオークションでは150万円になったもの、カタログ記載では現存唯一品となっているが他にも知られています。

偽物と本物の間

2007-12-02 13:00:11 | オークション
昨日のオークションに出品されていた東郷5銭の偽造シート、いくらになったのでしょうか。前回($3,750)とほぼ同じ状態ということは、まだまだ出品者の手元には在庫があるのかも知れない。値崩れを起こさないように期間をおいて1点ずつ出品していたりして・・・
半銭の紙折れも昨日のオークションに出品されていました。どの程度珍しいのかわからないが、未使用ということは、他にも何点か存在しているんでしょうね。

ところで、最近いろいろな方から偽物のことを聞かれるので、中国偽カバーの実例をいくつか。
上のカバーは、漢字に親しみのない外国人が見よう見まねで書いたような感じ、漢字文化圏の方には造作なくわかるでしょう。それでも$56になりました。初心者クラスでしょうか。
真ん中のカバーは、多数貼りでインフレ時期を集めている方には興味があるかも知れません。致命的な欠点があります。結果は$172.5になりました。中級の下といったところでしょうか。
下のカバーは、よくできています。これは本物と遜色ない(?)値段の$930になりました。中級の上といったところでしょうか。
上級クラスの偽物はWEBで見てもわかりませんが、中級クラス以下でしたら、丹念に見れば何らかの欠点があります。もちろん、その分野のある程度の知識は必要ですが。当時の日付印、インク、紙等が残っていますので、今のところ偽物としては一番危ない国と思います。いきなりインターネット・オークションから入るよりは、老舗のオークションハウスから手に入れるのが一番無難でしょう。

また、中国切手と在外局とのコンビネーションカバー、日本局以外の偽物は多数見ていますが、幸運(?)なことに、日本局のものは見たことがありません(中国製のよくできた日本局偽消は見ています)。本物の日本局カバーに中国切手を加貼されたら、非常に危険と思いますが、他の外国局カバーにそのような実例が何点もあるので、時間の問題かもしれせん。小判、菊のコレクターの方は注意しておいた方がいいでしょう。

  

オークション

2007-11-24 12:00:00 | オークション
 暫くぶりの更新・・・
 9月2回、11月に1回名古屋のK氏が上京され、お土産と同時にいろいろな情報をいただいたが、少し古くなったものあり。同時に持参してくれたIシロ氏のコレクションを拝見するがいろいろな意味でびっくり(ところで、ジャパンの従業員氏、社長を含め皆さんがIシロさんと呼んでいるので、本名と思ってIシロさんと声をかけたそうですが本当ですか?)。何でここにという物もあったり、来年出品するらしい櫛型印のコレクションには、3等局の早期使用例の数々、山梨のゴム印の新データがあったり・・・
JAPEXの会場で受賞発表と同時にYスタンプでIシロ氏の銀賞受賞記念と印刷されたコレクション集を売っていましたが、だいぶ売れ行き好調のようでした。既に受賞ランクが決まっていたかのような手廻しの良いこと(9月にすでに見ていましたが)。
K氏から見せられた品物でちょっと興味をそそられたのは、国体シート(2色刷)の裏に、銘版部分のみ鮮明な裏写りというもの。氏は銘版は別色刷りと盛んに主張されていましたが・・・
 ところで9月の東京スタンペックスはいろいろな方が書かれていましたが、個人的に一番印象に残ったのは、千葉さんの織姫と彦星の出会いのようなカバー。ブロックの入手経緯を実物を前に他の兄弟カバーと一緒に以前お聞きしていたこともありましたが、離れ離れになったカバーの方を指摘してくれた孤高の方の慧眼にも驚き。偶然が重ならないとこんなことは起こらないのですね。スタンペックスではミステリー+の宴会にも参加する機会があって、なかなか楽しい集いでした。
 JAPEXの二つのオークション、JPSは昭和の部はほぼ満席でしたが、昭和の部が終わるとまばらに。翌日のジャパン・スタンプのずっと満席(部屋の大きさも倍)と比べると勢いに差が。梅花のカバーは、20数年待ち焦がれていた人のもとへとの郵趣雀の噂。以前の落札値の時も驚きましたが、別のK氏は年数を考えると安いのかもと・・・点字郵便3点は意外な方が参戦、値を吊り上げていましたが、昔の値段もかなり高かったので、物価を考えると妥当なところでしょうか。貯金台紙も高かったのですが、以前の落札値よりは安かったり。トータルでは、かけた金額に比べるとマイナス?
 ジャパン・スタンプのオークションは、初めて参加しましたが、メールでは絶対勝てないなというのが実感。やはり大阪参戦の方が、交通費を考えても安い場合もあるかなと。始めの方のカバーのロットにいくつかビッド、切手店の店頭では千円ぐらいでも古書店の店頭ではもう少し高い値がつきそうな物を入手。他にも未確認だった使用例を入手。受付にいたS氏が少し感心してくれましたが。他のロットでは上記の意外な方に負けて名古屋のK氏にからかわれました・・・オークションのシステムですぐに清算できる点は便利、開始10分程度で清算して展示会場へ行くことができました。難しい点もあるでしょうが、年に1回ぐらい東京開催があると便利です。そういえば、以前K氏から紹介された軍事郵便保存会・関西事務局員氏は忙しいそうでしたので、お話する機会はありませんでした。
 今日のジャパン・スタンプのオークションは、スタート値を見てほとんどアウト。下見がほとんどできていないこともありますが、時間の取れる方はやはり場に行った方が。ところで出品物の中に意外な品物、落札値から見て日本人が落札したものではないと思っていましたが・・・どうなりますか。