芝罘発日本宛の続き

同時に出品されていた、同一差出人の葉書。

芝罘発日本宛

支那字入り1.5銭を貼って、中国局受付、日本上海局で切手消印した日本宛葉書、結果は約16,500円。1897年の大清郵政発足により、在中国外国局で使用している切手を貼った郵便物を中国局のポストに投函した場合、無料で当該在外局に逓送されるようになったが、この制度はいつままで続いたのだろう？多分、主だった外国郵政との郵便協定が結ばれた時までと思っているが。

長崎丸

海軍の軍人差出、東郷4銭貼り長崎丸船内印消しカバー。長崎丸、上海丸ともはっきり読める消印が意外と少ない。結果は36,500円。ところで、先日のジャパンにも出品されていたが、長崎丸の欧文機械印、今まで見たものはすべて波線部が短い状態。もともと短いのかも知れない。