地域猫のチョビ2号は、キジシロのかぎシッポ。
いつも穏やかで周りの猫たちにも優しく接して、お腹が空いていなくても人に懐いてくる愛され猫でした。
そのチョビ2号の食欲がなさそうだとの連絡。
確かに私も数ヶ月前くらいから、ご飯を差し出しても口もつけずに行ってしまうことが増え「お腹空いてないのかな」と、その時は思っていました。
チョビ2号には朝晩ご飯をくれる決まった餌やりさんもいたので。
たまに夏に会った時も、ご飯は食べずとも普通に歩いて甘えてきていたので、それほど心配していませんでした。
ところが、9月に入って急激に弱ってきたみたい。
年齢的にも10歳は越えているらしく、みんなで気にはしていたのですが、夕方の餌やりさんが「かなりグッタリ横たわっている」と連絡してきて、その日は何も出来ず、翌日の朝、私がチョビを見つけたら病院に連れて行くつもりでした。
朝の餌やりの時に、チョビのテリトリーを見回ってみる。
どこにもいない。
猫って弱ると身を隠すなんていうから、どこか見つけにくい場所に移動しちゃったのかな。
2周くらい見回ってみて、諦めて帰ろうとした時、ふと気になるものが目に入りました。
「ただの石かな…?」
近寄ってみると、猫の足。
チョビでした。
建物の廊下の下の隙間に横たわっていました。
「チョビ!!」
寝方が普通じゃなかったので嫌な予感がしましたが、すでに体が硬くなっていました。
すぐに地域猫活動仲間に連絡し、私は一旦帰宅し、母に手伝ってもらって、チョビをダンボールに入れ連れ帰りました。
みんなも土の上で、ひとりぼっちで誰にも看取られずに逝かせてしまったことにショックを受けていました 。゚(。ノωヽ。)゚。
チョビの身体についた泥やアリンコを払い落とし「チョビ、ごめんね。寂しく逝かせちゃってごめんね」と泣きながらシャワーで綺麗にしてあげました (இωஇ)
ドライヤーで乾かし、毛がサラサラになったところで再びダンボールへ。
チョビの足が突っ張ったようにして硬くなっていて、ダンボールの中でキツキツだったため、翌日大きめの新しいダンボールを買ってきて、そちらに移そうとしました。
保冷剤を入れ込むのにバスタオルの上に1枚ポリ袋を敷いていたんですが、チョビの顔を持ち上げた時に、その上に口からタラ〜っと液体がこぼれました。
「あれ、体液かな?」
ポリ袋の上に落ちた液体をよく見たら、な、なんか、白くて超小さい物がたくさん蠢いていたのです!
う…
う…
宇治だーーーーーーーっ!!!!
((((;;O□O;lll))))(あえての誤字)
…続く。