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Call My Name

2019-03-30 21:55:29 | 写真展
なかなか都合が合わず、すっかりご無沙汰になってしまった『Gallery Paw Pad』の写真展へ。



上村雄高写真展
『Call My Name 原発被災地の犬猫たち』

こちらは以前、多くのカメラマンさんが参加された渋谷のギャラリーでの猫写真展で一度拝見したことがあり、とても印象に残っていたので、今回も何とか観に行きたいと思ってて、本日最終日の終了間際に滑り込みセーフ!



東日本大震災の福島原発事故により飯館村に取り残された犬猫たちの写真。
彼らには家族やボランティアさんに付けてもらったれっきとした名前があります。
でも、原発事故を境に名前を呼んでもらえる喜びを日常的に感じながら生きる「当たり前」がここでは失われたのです。
野生動物の脅威、暑さや寒さ、空腹、犬は繋がれた鎖の長さほどの行動しか取れず、何より人が消えた街で、家族が居なくなった家や庭で孤独に耐えながら、たまに通う飼い主やボランティアさんを頼りに生きています。
だって、カメラマンさんに嬉しそうに寄って行こうとしているような写真ばかり。
震災から8年経った今でも、そんな状態が続いています。
同行避難が出来ていたなら、避妊去勢手術を施していたら…



今日の夜、ちょうど『志村どうぶつ園』でも浪江町でたった1人で8年間、置き去りにされた犬猫の面倒を見続けている男性の特集をしていました。
8年って犬にとって、人間の40〜50年くらいなんですって。
自分の立場に置き換えたら耐えられない長さだよ…
それでも彼らは人間を信じて慕ってくれてるんだもんなぁ。
直接現地で何かが出来るわけではないけれど、この状況が続く限り、後方支援はずっとしていきたい。
彼らが再び飼い主さんと、または新しい里親さんと一緒に暮らせる日が、たくさん愛情を持って名前を呼んでもらえる日が1日でも早く訪れますように。



写真展示の他にも、災害時のペットとの同行避難に関するコーナーも設けられていました。



1匹の猫と避難するのに、これだけの猫用の荷物が必要になると。
避難所ではペットへの物資支援が期待出来ない分、飼い主が自分達の必要物資を減らしてでもペットの物を持ち出さないといけないと。
なるほどと思う事がたくさんあったし、実際避難する時に困らないように日頃から色々試しておかないといけない事もわかったし。
小次郎なんて薬も療法食も私がちゃんと準備しておかなかったら、誰からも譲ってもらえないもんね。
福島の犬猫たちのような思いをさせないためにも、せめて自分のペットは自分で守れないと。

オーナーのなーごさんからは小次郎の事も心配していただき、励ましていただき、同じ猫飼いとして心強く、気持ちも救われてます。
「ちずさんと言ったらテルマー湯」発言には、笑っちゃったけど…(*´艸`*)
確かにテルマー湯、やたら行ってるからなぁ。
ギャラリーにいらしてた方々にも何気にオススメしておきました!(≧∇≦)b



帰りにさっそく100均で避難時に備えて、お試し猫用リードを買おうと思っていたのに、すっかり忘れちゃったよ!
別の買い物で100均のお店に寄っておきながら!
大丈夫かぁ?私…!(oдolll)





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