ぐ~たらEVERYDAY

平凡な日常を愉快に楽しく!

オジイの見送り

2021-05-14 21:54:14 | オジイ

オジイが亡くなってしまい、すっかり気が抜けてしまっています。
自分のしてきたことがオジイのためだったのか、ずっと心に問い続けてます。

オジイの命が尽きるまでの彼の頑張りを記録しておきたいのですが、まだ気持ちの整理が出来ていないので、まずはオジイの見送りから。

オジイを病院から連れ帰ってきて、現実とは受け止められず夢の中にいるような感じで、朝の猫ご飯に。
オジイとよく一緒にいたシャーやララァに「オジイ、さっき死んじゃったよ」って話しかけたりして。


雨が降ってたせいかもしれないけど、いつもと違って、ララァがなんとなく私のそばを離れようとしなくて。
何か感じたのかな。
ララァも突然オジイがいなくなって「どうしたんだろう」って、ずっと思ってたはず。


で、この時、少し離れた場所に住んでるN田さんがフラッと現れたんです。
2〜3ヶ月に1回くらいの率で散歩がてら猫ご飯タイムに来ることはあったけど、まさかこの日に!?
N田さんはオジイをずっと心配してて、私が保護したことをとても喜んでくれてた方。
オジイが亡くなった直後に会えるなんて。
すぐに報告して、2人でオジイ話。
N田さん「いつもならこんな遅くに雨の中、散歩に来ないんだけど」
オジイに導かれたのかな?
N田さんはオジイが外で野垂れ死しなかったことに心から安心し、私に何度もお礼を言ってくれました。

そうそう、私が病院に駆けつけてオジイを連れ帰って来る間、母が仏壇のお水を取り替えてた時のこと。
父と兄の方のお水を替えてた時は何ともなかったのに、猫の方のお水を替えた瞬間に、飾ってあった百合の花の6本あるうちの5本、一気に花びらを散らせたそうなんです。
これから大きく花開くであろう1つさえもバサバサと。
え、これって何かの知らせだったりしたのかな…?

とまぁ、何かにつけ、オジイについ結びつけちゃったり。


オジイを見送る準備が整い、朝会ったN田さんや、地域猫仲間たちがオジイとの最期のお別れに我が家を訪れてくれました。


思い出話して、病院で綺麗にしてもらったオジイの体を撫でまくり「可愛い」「偉い」「よく頑張った」と皆でオジイの猫生を労い、私はずっと泣き通し。


オジイの周りは皆からのお花で埋め尽くされ、生きてるうちにしてあげられなかった首輪もプレゼントしてもらい、胸元に添えました。
せっかくだから首につけてあげたいけど、火葬の時には入れられないので、仏前に飾ろうかな。


箱の中には、皆がそれぞれ食べさせてたご飯、オジイの仲間のシャー・アムロ・ララァが写った写真も入れました。
この日初めて会ったM子さんからはこんなオジイの写真もいただきました。


オジイ、こんな風に思ってくれてたかな?
「もっと早く助けてほしかったよ」って思ってないかな…

皆さん、名残惜しそうで「キリがない」と言って、ずっとオジイを撫でながら各々1時間ほど滞在してくれました。
オジイの姿で会えるのはこれが最後ですからね…


今日は、お昼頃に霊園からオジイのお迎えが来ました。
本当はもう1日、家に置いておきたかったし、出来るだけ遅い時間に来てほしかったけど、コロナ禍で霊園の方も人手を減らしていろいろ大変みたいで、火葬の都合もあり…


最後に、本当に最後に母と一緒にオジイにお別れ。
母もすっかりオジイをうちの猫と思ってくれたみたい。
「お疲れ様。次は絶対野良になっちゃダメだよ。うちにすぐ帰っておいでね。ここはもうオジイの家だよ」
嗚咽でほとんど声にはならなかったけど。

外まで私がオジイの入った箱を抱いて、車に乗せました。
合掌し、車はゆっくりゆっくり動いていきました。

偶然にも、車はオジイの餌場やテリトリー付近をぐるっと廻って去っていきました。
オジイ…いつもおまえがいた思い出の場所…見えたかな。


オジイのいなくなった部屋に戻ると、虚しいため息ばかり。
今度はオジイのお骨を迎える準備をしなくちゃ…

オジイ。
悲しい…
悔しい…
寂しいよ…!



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ご報告

2021-05-13 19:08:36 | オジイ

星野オジイ


2021年5月13日

午前6時半頃


永眠いたしました




出会ってから10ヶ月

保護してから12日
星野家で過ごした時間5日


オジイ

家で看取ってあげられなくてごめんね


でもオジイ
最期まで頑張ったね
外の世界でここまでよく頑張り抜いたね


私はもう少し一緒に過ごしたかったけど
オジイ
もう休んでいいんだよ
ゆっくり存分におやすみね


次は絶対野良猫に
生まれ変わったらダメだよ


望めるならば
すぐにでもうちに転生しておいで


オジイと家の中で過ごした5日間は
私の宝物になったよ



お疲れ様オジイ



ありがとうオジイ




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2度目の血液検査

2021-05-11 16:41:00 | オジイ

オジイの面会に行くと、再び血液検査をしたようで結果を聞かされました。


改善していたのは腎臓の数値のみ。
そのおかげで、よだれが少し出なくなったようですが、他の数値はあまり喜べるものではなく。
特に貧血は前回かなり悪かったのに、さらに数値が落ちていました。
脱水を抑えるために点滴をしているため、血が薄まってしまうので仕方ないのですが。
食欲もないので、経鼻カテーテルで栄養補給しているようです。
外ではどんなに体調酷くてもご飯だけはしっかり食べていたオジイが自力で食べられないなんて…
とても心配です。
数値的にも見た目的にも悪くなっていると。
確かにうなだれたまま、ほとんど動いていません。
背中を撫でてあげたら、ほんの少し反応してくれました。
背中の骨はゴツゴツで、もう可哀想でたまらない…!
入院2日目が一番元気でした。
食事もちゃんと自力で取れてたし。

貧血を一気に改善するには輸血するしかないそうです。
それだって一時的な処置ではありますが。
供血猫というものはなく(こちらの病院、供血犬のペットはいるんですけどね)1匹の猫から採れる血液量も限られてるから、相当大きな猫から輸血しないといけないらしく。
そんなの、ハードル高すぎる〜
血液型だって合致しないといけないし。
一応、輸血ドナー登録のある動物病院が近くにあることはリサーチ済み。


もうどうしたらいいのかわからなくなってしまいました。
地域猫仲間の皆ともラインでやりとりしてて「このまま回復する見込みがないなら家に引き取ったほうがいいのかな」「でも家に着いてすぐに逝ってしまう可能性も高いかも」「酸素室にいる方が体が楽なのかな」「私がオジイなら星野さんのそばにいたいと思う」「最終的には家に連れ帰るけど、そのタイミングが難しい」とか、どうしてあげるのがオジイにとってベストなのかな…?
そうこうやり取りしてる間に、オジイの面会に行ってくれてたメンバーが「体調が安定したら家で介護がいいけど、今はちょっと無理だそうです」って先生にタイムリーに聞いてくれて。
う〜ん、退院はまだ厳しいのか…
でも、コロナ禍で面会時間がたった5分の中で、私が行った時には気づけなかったこと、先生に聞きそびれたこと、病院が忙しくてホントに面会のみで帰ることもあって、こうしてメンバーが違う時間帯に行ってくれて、いろいろ報告してくれる事がとても助かるし励みになります。

それにしても、血液検査もエコー検査も経鼻カテーテルも私に何の連絡もなく行われてるのがね…
いえ、必要な事なんだからいいんですけど、さちコジの時はちゃんと連絡あったし、なんだか私の把握出来てない検査費が増えてて、会計時に卒倒しちゃいそう。
それだってオジイが回復傾向にあるのなら報われるんだけどな…。:゚(。ノω\。)゚・。



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オジイの面会

2021-05-10 13:00:09 | オジイ

入院した翌日の午前中、オジイの面会へ。
病院も患者さんが多くバタバタしてる中、快く処置室に通してくださいました。


私が「オジイ」「オジイ」と呼びかけてるのを聞いた仕事中の女性スタッフ(おそらく院長夫人)が「あら〜おじいちゃんっていう名前なの?」と。
「名前はオジイなんですけど、ちゃんをつけるとオジイちゃんになっちゃって、結構あちこちで笑われるんですよ〜」と言ったら「あら〜また笑っちゃってごめんなさいね〜若い頃からオジイって名前なの?」
「いえ、会った時にはもうおじいさんだったんです」
こんな会話でなんだか和ませてもらった感じです。


副院長さんからは「あまり状態は変わってないですね」と。
「ただ食欲はあります」と。
オジイは、どんなに具合悪そうでも毎朝必ず誰よりも早く餌場で待ってたし、必死に食べてた。
きっと食べなければ死んでしまうことを本能的にわかってたんだろうな。
オジイ、それって生きようとしてるってことだよね?


同日、夜にまた面会。
気になって仕方ない。


でも、あまり動けなさそう。




あくび〜からのキメ顔!?


翌日のお昼、なんだか前日より元気なさそうだな。


ご飯も残ってるし。


地域猫仲間のメンバーもそれぞれオジイのお見舞いに行ってくれて「よだれがなくなってませんか?」「かなり目がしっかりしてましたよ」「深く呼吸してました」「ニャーニャー言ってくれました」と、写真や動画付きで報告してくれます。


でも、やっぱりしんどそうなのは変わらない。
次の検査で数値が良くなってればいいけれど、ここまでしてもらっても悪くなってたら…
ネガティブになってしまうのは私の悪い癖。


オジイ、ずっと頑張って生き延びてきたおまえにさらに「頑張れ」っていうのは酷かもしれないけれど、このまま旅立ってほしくないんだ…!
皆がオジイを心配して応援してくれてるよ!
もうちょっとだけ生きて、もうちょっとだけ一緒に家で過ごそう!



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オジイ急変

2021-05-09 10:07:00 | オジイ

家猫となった星野オジイ。
ヨロヨロながらも、リラックスして過ごしておりました。

保護4日目、それまで順調にお薬を混ぜたご飯をモリモリ平らげていたのに、3食連続で食後に吐いてしまい…
オジイのえらいとこは、ちゃんと汚しても大丈夫なところに吐いてくれること。
それでも吐いた後に申し訳なさそうな素振りを見せるのが愛おしくて(勝手な思い込みかも?)
で、翌日の朝はご飯も少なめにして、若干残してたけど吐かずにいたのですが、部屋の隅で寝てる様子がなんとなくいつもと違うような…


毛ぐしや手で軽く撫でてあげても、反応が薄い。
寝てるのかな?
死にかけてるのかな?
判別しにくい!
気になってずっとお腹の起伏を眺めてたりして。
そのうち、チェストの奥に上半身を突っ込んでしまいました。


出そうとしても頑なに拒否。
呼吸もどことなく小さくなってないかい?
気になりだすと全てがおかしく見えてきてしまう。
そして寝たまま、2回ほど失禁。
全くの無反応。


どうしていいのか戸惑ってしまい、地域猫仲間のラインにヘルプミー。
いや、ヘルプオジイ。
いろいろアドバイスもらいながらも、結局は「病院に連れて行った方が…」
わかってるんです。
でも、小次郎を亡くした時、グッタリした身体で無理に通院させてしまった後悔が頭をよぎり、こんな状態のオジイを運び出して大丈夫なのか迷ってしまいました。
翌日、検査するはずの野良猫価格のある病院は予約必須。
悩んで悩んで、治療費はお高いけど、予約なしで大丈夫の近所の動物病院に電話(さちと小次郎がお世話になった病院です)

「すぐに連れてきてください」


さて、どうやって運ぼうか…
キャリーは狭すぎるし、自転車でガタゴト揺らしてしまうのも可哀想。
家にあった大きめのダンボールにオジイを入れて、歩いて運びました。
今思えば、とても褒められて運び方ではなかったと反省してます。
それにしても、ダンボールを持ち上げた時の軽さといったら…!
とても成猫1匹が中に入ってるとは思えない。
病院に向かってる間、箱の中でオジイはガタガタ動いてました。

病院に着いたら、他に患者さんが誰もいなかったので、副院長さん他3名がサッと迎え入れてくれて、すぐに触診。
その段階で「かなり悪い状態ですね」と言われてしまいました。
そのまま検査のため奥の処置室へ。
オジイの体調がすこぶる悪いのはわかっていたけど、やっぱり専門家から言われてしまうとショックで…
心のどこかで「たいしたことない」って言ってもらえる期待感を持っていたかったのかも。
待合室で待ってる間、涙止まらず。

しばらくして奥に通されると、オジイは酸素室の中で点滴を打っていました。


血液検査の結果。


一番ひどいのが貧血。
脱水もひどい。
ウンチも相当お腹に溜まっている。
黄疸もひどい。
低血糖。
低体温。
肝臓を患ってる可能性が高い。
水を大量に飲むから腎臓も悪いかも。

もう「ひどい」のオンパレード。


白血病とエイズのウイルス検査はどちらも陰性でした。


今は、とにかく脱水を改善するため、24時間点滴が必要で、血糖値を上げたり、ウンチを出したり、必要最低限の対処をして持ち堪えられるかという状態。
そのため、2〜3日にいっぺん検査しながら様子見ということで、入院になってしまいました。
治療の主導権が病院側になってしまうのは致し方なく、このままにしておけばオジイの命が保たないのであれば、少しでも回復の見込みがある方に縋りたい。
現に、家では無反応だったオジイが、酸素室の中で頭を上げていられる様子を見ると、少しでも楽になれてるのかなってホッとする。

「この子を心配している仲間がたくさんいて、様子を伝えたいので写真撮ってもいいですか」と許可を貰い撮影していたら、院長先生が「エリザベスカラー取ってあげたら?もう点滴引っこ抜いたりしないでしょ」と言ってくださり、カラーを外してもらい、オジイの顔が撮れました。


「オジイ、頑張れよ。これで終わりとかヤダよ。家に帰るよ。やっと家猫になれたんだよ」
泣きながら、プラケースの向こう側に話しかけました。


先生は、他の仲間の人たちもいつでもオジイのお見舞いに来て構わないと言ってくれました。
コロナ禍だし、診察室が狭いから大勢で押しかけられると困るけど「オジイに会いにきました」と言ってもらえれば、診察時間内ならいつでも来て大丈夫と。
お心遣いに感謝です。
先生は終始難しい顔をしていたから、オジイの回復が保証されないなら、今のうちに会っておいた方がいいってことなのかも…


オジイ入院。
ここの病院は野良猫価格もないので(まぁ、もうオジイは飼い猫になったから関係ないけど)治療費が恐ろしいです。
でも、さちコジで経験済みだし、ちょっとでもオジイのために出来ることがあるなら、あとは仕事を頑張ればいいだけ。
仲間にも少し負担してもらえる約束です。

雨の中、中身が空っぽなダンボールを持って帰路に着く途中、地域猫と戯れてるYさんに偶然遭遇。
先日、オジイの捕獲を一緒にやった仲間です。
病院での経緯を伝え、思いを共有し、帰ってからラインで皆にも報告。


主のいないケージ。
よく「野良猫は外では気を張って生きてるから、家に入った途端に気が緩んですぐに亡くなってしまう」と聞きます。
覚悟はしてたけど、まだ早過ぎる。
家猫になって5日しか経ってないんだよ?
オジイ、部屋を綺麗にして待ってるからね。


病院で逝くとかナシだよ?
星野家で、私に看取られるんだよ?
雨風や暑さに翻弄されず、雷や車に怯えず、空腹の心配もせず、好きな時に寝て、遊んで、甘えて…そんな快適な生活をちゃんと味わってからじゃないとダメだよ。
こんなボロボロな身体で10年以上も外で踏ん張って生きて来たオジイに最後のご褒美がないなんて、そんな無慈悲なことあったらダメなんだからね。



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オジイ家猫デビュー

2021-05-08 09:57:13 | オジイ

さて、オジイを捕獲器に入れたままにし、私は急いでホームセンターへ。
緊急事態宣言中ったって、日曜日のホームセンターなんて家族連れで激混みやんか!
行きたくなかったわい!(lll´д`lll)
猫トイレと猫砂を買って、ダッシュで帰宅。
ダッシュでゲージを組み立て、ダッシュで簡易的に部屋を作り、捕獲器からオジイをゲージへ移動。


オジイったら、トイレを寝床にしてしまいました。
まぁ、狭いからな〜そうなるよな〜


ダッシュで自分の部屋にスペースを強引に作り、オジイのゲージを移動。
とりあえずニオイがひどいので、私の部屋に隔離です。


トイレの中でジッとしたまま動かないオジイ。
急な環境の変化にパニクってんだろうなぁ。

しばらくしてお水を飲む音が聞こえてきました。


しばらくして、ご飯をあげたら貪るようにガッツいて食べました。


しばらくして、丸くなってぐっすり寝ていました……トイレで (;^_^A
う〜ん、多少は落ち着いてくれてるのかな?


そうそう、病院で「猫ちゃんのお名前は?」と聞かれ「オジイです」って答えたら、会計時に受付の女性が「星野おじい…ちゃん」と呼びかけて吹き出しちゃったんです。
ペットってちゃん付けで呼ぶじゃないですか。
「『おじい』に『ちゃん』って付けたら…『おじいちゃん』って…!」とすごくウケてました。
そっか〜そうなるのか〜( *´艸`*)


名前変えた方がいいかな〜(いや、変えんけど)


とまぁ、こんな感じで、オジイは星野家の猫となりました。


オジイを保護し、一夜明けて…

夜中に少し鳴いたり、外に出ようとカチャカチャ音を立てたりしてたけど、かなり静かでした。
で、朝トイレを見てビックリ!
すんごい量のウンチ!Σ(`oдО´)
外では無防備になるため、ウンチも我慢してて溜まってたのかなぁ?
ちょっとユルイのが気になるけど、たまたまなのか、わかっててなのか、ちゃんとトイレでしてくれて助かりました。


でも、猫砂は散らばり、お水は引っくり返り、トイレ以外にもケージ内のお掃除したい!
オジイも扉を強引に開けようとするくらい外に出たがってるし、歩けなくなっちゃうのも嫌だし、オジイのよだれや体の汚れが心配だったけど、仕方なくオジイを出しました。
パパッとケージ内を片付け、オジイを見ると…


猫あるある(笑)


ヨロヨロしながらも探検中。


こんな所にも潜り込み。


オジイが結構くつろいでる感じなので、いい機会だから、ちょっとオジイの身体を拭いてみようかしら。
ティッシュにカンファペットを吹きかけてオジイの毛を拭き拭き。
オジイたら気持ちいいみたいで、うねるうねる!


ひ〜口周りすごいな!(ll゚艸゚ll)
これ、私がオジイの頭を掴んで虐めてるわけじゃないですからね!?
頭の毛を拭いてると、ゴリゴリ押し当ててくるんですよ!(;^_^A


拭き取るだけではどうしようもなく、毛ぐしで解そうとするも…


胸周りの毛はもうガッピガピに固まってしまって、クシが全く通らない!
もういろんな何かを巻き込んでて何が何だか!?(ll0艸0)


それでもオジイは気持ちよさそう。
キッチンマットで爪とぎしたり、こんな身体で私や家具にスリスリしたり、最初は「きゃ〜やめて〜」って思ってたけど、そのうちどうでもよくなっちゃった!(ꈍωꈍ)


いや〜しかしクチャい!
とにかくクチャい!(lll´д`lll)
あまりに臭うので、ずっとしまいこんでた空気清浄機を出して、フル回転で使ってますよ!
近いうちに私に会う方、臭かったらごめんなさいね!
体調がもう少し良くなったら、病院でシャンプーしてもらおうかね。


ケージに戻したら、そのままおとなしくなり…


ぐっすり。
寝床ももう少し広くしてあげたいんだけどな〜

薬を混ぜたご飯もしっかり完食。
しかもメッチャ食べ終わるの早い!
え、外ではあんなに時間掛かってたのは何だったの!?Σ(o゚д゚oノ)ノ


それからは毎日、オジイのブラッシングが日課。


どんなに毛玉を解しても、翌日にはよだれでリセットされちゃうんです。
でも、気持ちよさげなオジイが嬉しくて。


毛玉こんなに…!Σ(OωO|||)


アゴから胸にかけてはすんごいことになってますが、表情は可愛い♡


そのうち、ゲージ掃除の間にオジイを部屋に解放してると、すぐに戻ってきて、スリスリして私の前にゴロンと横たわって、まるでブラッシングを催促するかのような素振りも。



オジイのご飯を用意してると、足元に来て訴える素振りも。



いいよ、いいよ。
どんどん甘えて〜( *´艸`*)


汚れた身体で部屋を歩いても触っても気にならなくなってきたし、強烈なニオイにもだんだん麻痺してきちゃった。
母もオジイの何気ない振る舞いに目尻が下がってる感じ。


私ったらついね、オジイを呼ぶとき「コジ(小次郎)」って言っちゃうんですよ。
「コジ、ここにおいで!あ、コジじゃないや、オジイ!」って。
「コジ」と「オジイ」母音が一緒だからね…(;◔ᴗ◔;)


でもって、今まで意識してなかったんだけど、オジイってさちと柄がそっくりだった。
キジ白で、胸元が白くて、靴下も白で。


こんな風にしてると、さちがいるみたい (*´ω`*)


うるさく鳴くわけでもなく、暴れることもなく、トイレで寝ちゃうことはあっても、教えてもいないのにちゃんとオシッコとウンチはトイレでするし、全然手がかからない。
オジイ、お利口さんです。


なんかね、出っ放しだった舌が引っ込んでたりもしてね。


さらに、外ではよだれが常にタラタラ垂れていて、冬場なんて粘っこいよだれが長〜く垂れ下がっていて、クシャミなんてしたらよだれが四方に飛び散ってたのに、それも若干おさまってる気がしてね。


こんなオジイの様子を写真と動画で地域猫仲間メンバーのラインで報告したら、オジイのリラックスした姿をとっても喜んでくれました (இ∇இ)


家族に迎えたとはいえ、すでに介護のような状態ですが、こんな高齢になってから過酷な外での生活を卒業した頑張り屋のオジイを、これからは存分に甘えさせてあげたい。




…そんな矢先に、オジイの様子が急変しました。


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オジイ捕獲大作戦②

2021-05-07 10:25:00 | オジイ

予約時間ちょうどに動物病院に到着。
さっそく先生に診てもらいます。

が!
普段はおとなしいオジイもさすがに攻撃的で、呼吸もひどく荒い。
先生はこの状態で検査をするのは危険だと。
血液検査するにも、しばらくジッとしてもらったり、抑えつけたりした場合、下手するとそれだけで悪化したり、死んでしまうと。
出来れば抱っこ出来るくらいに、または洗濯ネットに入れて来られるくらいに慣れさせてから、改めて検査をと。
え〜だって先生、前に相談した時、捕獲器がいいって言ったじゃーん!。・゚・(o≧д≦o)・゚・。
洗濯ネットなんてハードル高すぎ!
ってことは、このまま連れて帰らなきゃいけないの!?

「えっと、うちで保護するにも、猫を迎え入れる準備が全く出来ていないので、私が迎えに来るまで、ペットホテルで預かってもらえませんか」と言ったら、GWは病院が不在になるため厳しいと。
え〜、じゃあ、本当にこのまま連れ帰るの!?
意味ないじゃん!?(๑꒪⍘꒪๑)

とりあえず、捕獲器の中のオジイの様子で出来るだけの診断をしてもらう。
こちらからは…


・水を異常に飲む。
・食欲はある。
・舌が常に出ている。
・ヨダレがひどい。
・鼻がスピスピしてて、くしゃみを連発する。
・おしっこやゆるいウンチを漏らしてるかも。
・カリカリを食べても音がしないので歯がないかも。
…と伝えました。

先生の見立てだと…
・腎不全の可能性が高い。
・舌が白っぽいから貧血気味かも。
・歯は、犬歯が1本残ってて、他の歯も若干残ってる。
・口の中の炎症が少しあるかも。
・ガリガリに痩せている(体重は3kgに満たず)

血液検査も、尿検査も、結局、洗濯ネットに入れられるようになってからとなり、私たちはこのまま帰るしかなくなりました…il||li(´OωO`)il||li
この日は、ブロードラインをしてもらって、抗生剤と貧血の薬をもらっただけ。
このまま検査せず戻ったところで、もうこんな体調のオジイをまた外の世界にリリースなんて出来ない。
Yさんのお宅はペット不可。
そうなるともう選択肢はうちで保護するしかありません。
いや、その覚悟は元々していました。
ただ、ちゃんと検査してもらって、今後どうケアしてあげたらいいか話し合って、爪も切ってもらって、耳掃除もしてもらって、可能ならワクチンやら、シャンプーやら出来るだけの事してもらって、今後病院に連れて行く回数がちょっとでも減らせるようにしてから迎え入れたいと思っていたし、もううちには猫アイテムがないのですよ!(lll=Д=lll)
小次郎が亡くなった後、ほぼ保護猫団体さんに寄付しちゃったし。
想定外な事に私もYさんも戸惑うばかりでしたが、もう後には引けないので、母親には「慣れるまで一旦保護」と言ってはあるものの、もうこのままうちの子ですね。

ちょっと急展開な流れに自分自身が付いていけてませんが、それ以上にオジイが心配。
とりあえず、捕獲器に入れたまま、我が家に到着です。


…つづく!


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オジイ捕獲大作戦①

2021-05-06 10:07:00 | オジイ

いよいよオジイを捕獲して病院に連れて行く日がやってきました。


動物病院に予約し、オジイを助けたいYさんと前日に捕獲のリハーサルや打ち合わせもし、念入りに準備。
私もYさんも捕獲はド素人!
たった1度しか1人でTNRしたことのない私が、捕獲器の使い方をYさんにレクチャーするレベルです (;^_^A
不安要素いっぱいの捕獲作戦。
もう数日前から緊張です!{{{(≧ω≦)}}}


本番当日の朝の猫ご飯。
穏やかな気候、人も通らず、カラスも寄って来ず、うってつけの捕獲日和!
オジイのご飯を若干減らし、すぐに他の猫たちが解散出来るよう、いろいろ頑張ったにも関わらず、この日に限ってオジイがいつも以上に自分のお皿のご飯を食べようとしない…!il||li(´OωO`)il||li
他の猫のお皿を狙って邪魔するわ、邪魔された猫はどっか行っちゃうわで、もうてんやわんや!

やっとオジイだけになった時に、Yさんにこっそりスタンバイしてもらった捕獲器をオジイの目の前へ(前日、目の前に置いても平気だったのです)
お皿のご飯から、捕獲器内の猫おやつにロックオンなるか!

お、入った!
そのまま行け!奥に行け!オジイ!
おいおいおいおい!
なんでUターンしてくるんだよ〜ぅ!
ヤバイ展開か!?
今日は失敗か!?Σ(OωO|||)

ハラハラドキドキ祈るように見守ってたら、ついにガシャーン!
やはりおやつの誘惑には勝てなかったか、やっとオジイが捕獲器に入りました!
Yさんと歓喜の舞!゚・*:.。.(v≧∇≦)八(≧∇≦〃)v.。.:*・゚ 
予約時間に間に合うよう、急いで自転車の荷台に括りつける。
Yさんが捕獲器の中を覗いたら、オジイったら、こぼれたおやつを食べてたという強者(笑)
日差しの強い快晴の下、大汗かきながら2人で自転車押して、病院に向かったのでした。

…つづく!



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2度目のブロードライン

2020-12-10 18:44:00 | オジイ

オジイの2度目のブロードライン投与、そろそろやらないとな〜と思っていたんですが…


私のご飯タイムの常連になったばかりの前回では、うまいこと肩甲骨辺りの地肌が勝手に見えてたハゲっぽい部分が、毎日のブラッシングのおかげで完全に消えてしまい、ブロードラインの的がわからなくなっちゃった!(´⊙ω⊙`)
手で掻き分けても全然地肌が現れない。
あんまりしつこくやると、オジイも嫌がるし。
どうしよう?と迷ったけれど、まぁやるしかないよね。
ご飯の最中のどさくさに紛れて、とりあえず見えてこない地肌に押し付けるようにして投与。
オジイも全く気にしてない様子。
う〜ん、どう見ても毛についてる感じだな。
でもしょうがない。
このままうまく奥の方に流れ落ちてってくれないものかな。
さすがに2度目となると冷静でいられる(1度目パニックだったからな〜)


薬の効果は正直わからないけど、前ほど異様に掻いてないし、全く効いてないことはないと思うんだけどな〜(´・ω・`)




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スリスリゴッツンゴロンゴロン

2020-11-11 18:40:37 | オジイ

今のところ皆勤賞でやって来るオジイ。


ブロードラインの効果は未だよくわからず…(;^_^A
それでもご飯は誰よりもモリモリ食べます。
で、あまりにも毛が汚くてボソボソでいつもヨダレで濡れてるので、ご飯を食べてる間に毛櫛でブラッシングしてみました。
痩せてて骨ばってるので、軽く軽く。
とはいうものの、毛がすぐ櫛に引っかかってなかなか解けない。
最初はオジイも嫌がる素振りを見せていましたが、やはりご飯の力には勝てず。
するとある日、ご飯の後にもブラッシングしてたら、私の背中や足にゴンゴン頭をぶつけてきて、股をくぐりながらスリスリしてきて、とうとう目の前で引っくり返ってお腹丸出しでゴロンゴロン。
お〜気持ち良いのかい!(*´∇`*)
ゴロンゴロンしてくれたのはこの日だけでしたが、それからずっとブラッシングを続けてたら、毛の滑りもスムーズになって、見た感じはだいぶ綺麗になってきました。
いつも枯葉やゴミが引っ付いてた尻尾付近も最近はくっ付いていない。
どうしてもお腹側や足の方までは櫛が行き届かないんだけど。


オジイは異常なくらいお水を飲みます。
腎臓患ってるのかな?
以前は、お水を飲んだ後の器の中は、残り水に細かい黒いゴミみたいなものがたくさん浮いていたけど、今はそんなこともなく。
きっと、地べたに置かれたカリカリなんかを食べたりしてて口周りが常に汚れていたんでしょうね。


病気や怪我は通院や薬が必要だけど、毎日のご飯とお水、ブラッシングくらいのほんのちょっとした事だけでも汚かった子が少しは綺麗に変われるなら、出来るだけケアはしてあげたいな (ꈍ .̮ ꈍ)



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