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United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

とりとめもまとまりもない音楽話 〔by ラウド〕

2007-01-19 05:12:32 | Music

昨日のアレの件についてわかった事。

1.デイヴ・スチュアートが、ユーリズミックスを組む前に組んでいたバンド“Platinum Weird”によるカヴァー・ヴァージョンだということ。
2.しかし、歌っているのとギターを弾いているのはジョージ本人。しかも92年あたりの録音では?ということ。
3.Platinum Weirdは去年再結成し、その時の音源であること。しかしアルバムには未収録。
4.Platinum Weirdの再結成と新作(?)には多くの謎があり、それがデイヴ・スチュアートによる壮大な釣りであったということ。ちなみに新作のタイトルの意味は「偽装」。

なんだかよくわかりませんが、そういうことらしいです。「Platinum Weird」で検索すると、かなり詳しく書いている方がいらっしゃるので、興味のある方はご一読を。正直僕はアレが聴けりゃいいんで、早いところ情報が出てきてくんないかな。

しかしHMVでPlatinum Weirdを検索すると、このジゃケが。

これは秋葉原のタワレコでジャケ買いしようとしていたアルバムじゃないかっ!「つながった!」と一騒ぎしてしまいました。注文決定。


ところで最近、太田裕美さんが僕の中でとても熱いです。

…皆さんがポカーンとしているのは承知の上で話を進めると、彼女の声がとてもいいなぁと今更気づいたのですよ。
ナイアガラ関係のコンピで勿論前からよく聴いてはいたんですが、ようつべで見たライブな彼女の声を聴くと、巧いし声も素晴らしいな、と。
それに、歌謡曲を歌わされていた時期しか知られていないだろうけど、休業してNYに行った際にニューウェーヴの洗礼を受け、復帰後はテクノポップに取り組むなど、尖がった時期があったのです。基本的に彼女はSSWですからね。
この時期の作品が最高なんですが、現在では廃盤…リイシューもないだろうし(2001年にCD選書で出てるみたいですけども)、ポリシーを曲げてDL販売に屈するしかないんでしょうか。

あとは…かわいいじゃないですか、若い頃。今も勿論お綺麗ですけど。正直最近まで彼女の顔を相当曲解してんです。でも、これを見せられちゃね。

さすが、キャンディーズ4人目のメンバー候補だっただけある。そしてこれも初々しくていいですね。
木綿のハンカチーフ
一番の最初、思いっきり歌がハシっているのはご愛嬌。それもまた良し。

 

しかし、松本隆氏の詞はある程度の年を越えると、年々染みてくるなぁ。“しょこたん”こと中川翔子嬢が、松田聖子「風立ちぬ」を「作詞も作曲(大瀧詠一)も歌う人も天才!」と評していたけれど、深く同意。

上の「木綿のハンカチーフ」や、最近復活した寺尾聡「ルビーの指輪」なんかのヒット曲も勿論いいけど、僕の中では大滝詠一師匠の『A Long Vacation』『Each Time』に尽きるのです。はっぴいえんど時代よりも僕にはこの2作が重要。特に「恋するカレン」「スピーチ・バルーン」「ペパーミント・ブルー」「レイクサイド ストーリー」は、僕の中で詞として完全無欠のマスターピースなんです。
アルバム自体も、言うまでも無く日本音楽界に燦然と輝く金字塔。「エヴァーグリーンなものが聴きたい」って人は、是非聴いてください。損はさせません。
スペクター・マニアなCloud9師にも、タツロー好きなyuzちゃんにも、改めて強く強くお薦めする次第。

The Good-Bye時代のヨッチャン(野村義男)が「ライバルは松本隆!」って燃えてたらしいけど、そのバイタリティに乾杯。端っこの方で詞を書いている僕は結局田舎者だから、あの人が醸し出す“粋”や“気障”には、ちょっと太刀打ちできないんだよなぁ。だからこそ、改めてリスペクトしてしまうのだけれど。

ちなみに小6の頃からしょうもない詞を書いていた僕が作詞に本気で取り組むようになったのは、ミスチルを聴くようになった97年終わり頃から。『深海』から『Discovery』の頃の桜井がすべてだった時期があった事は認めます。
あの頃は前組んでたバンドのもう1人のギターの奴も桜井に傾倒していて、二人で同じようなものを書いていたなぁ。もう還らぬ日の思い出。


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (cloud9)
2007-01-19 15:13:33
1970年代~80年代初期に活躍した日本のアーティスト達の音楽を今あらためて聴いてみると本当に実力が備わっていたんだと思います(アイドル歌手も含めて)。今日ようやく昨年NHKで放送されたプレミアム10「わが愛しのキャンディーズ」を観ました。いやぁ~感動しました!キャンディーズをリアルタイムで体験した世代ということもあるのでしょうか...あの頃の記憶が蘇る思いでした。しかしながら太田裕美さんがキャンディーズ4人目のメンバー候補だったとはちっとも知りませんでした~ 追伸:DVD「Candies Forever」(1978年4月4日に後楽園球場で行われたラスト・コンサート)注文しちゃいました~(笑)
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Unknown (ミカ・ラウド)
2007-01-20 06:36:34
そうですね。今のようにピッチシフトなんか無い時代ですしね。今でも聴き継がれているという事実がその実力を物語っているのではないかと。
キャンディーズって結構早くに解散してたんですね。皆さん今でもあまり変わらないでいすよね。
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Unknown (まわる@)
2007-01-21 23:33:29
松田聖子は風立ちぬもカッコいいが、sweet memoriesとか、赤いスイートピーも実はカッコいい。
オレ酔っ払うとインチキブルース風に歌うんだけどさw
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Unknown (ミカ・ラウド)
2007-01-22 04:26:32
>>まわる@さん
80年代の松田聖子は作家陣が最強だからな。難なくこなしていた本人もすごいが。
今度馬論と3人で歌いに行くかw
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