コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
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デニス・ブリアコフ マスタークラス&ミニコンサートin東京音大

2008年05月12日 | フルート奏者
新大久保のG社でデニスと集合。今回のツアーについて細かいことを打ち合わせをしたのち東京音大へ移動。5時10分からレッスン。最初はアンデルセンのエチュードより。大事な音を大事に吹くこと。拍子を感じてリズミカルに。自分の都合で吹かないことなど、エチュードの練習の意味を考えるレッスンでした。二人目はライネッケのフルート協奏曲より1楽章。フルート奏者には大切なレパートリーのひとつです。受講生はとても丁寧に吹きました。このような大曲は数十分のマスタークラスですと全部レッスン終わらなくて残念です。Wibbが発見した素敵な音楽のエッセンスの話が出たのですが、あいにく時間が来てしまいました。曲選びもレッスンの重要な要素かもしれません。最後の受講生はジョリベのリノスの歌。デニスの最も得意なレパートリーのひとつです。私は過去に2回アメリカとイギリスで聴いてドキモをぬかれました!さて、今日の受講生も難しいテクニックの曲をしっかりとさらって一生懸命吹いていました。難しい曲でも易しい曲でも、正しい音程で吹くこと。自分の都合ではなくて音楽の都合で吹くことなど。モイーズのエチュードを例に吹いて比べました。受講生はこのエチュードを知らない様子でした。
休憩後はミニコンサート。まずゴダールの組曲から。イギリス人はこの曲が好きなのかしら。先日もポール…がゴールウェイもネット上で…。あ、デニスはロシア人か。今日の演奏はワクワクする展開。よく知っている曲なのに、次の展開が待遠しいなんて。2曲目はケナンの夜の独白。この曲はWibbと一緒に演奏した私たちにとって懐かしい曲。しっとりと美しいこと。最後はサンサーンスの序奏とロンドカプリチオーソ。聴く度にcoolになります。やっぱりすごい!合奏団はこの曲を一緒に吹いちゃうのよ。夢のよう。

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