それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「ハラスメントに新たな枠を」なのだ。

2019-11-13 18:54:03 | Weblog
 昔から会社内で横行していたセクハラやパワハラ、モラハラ、アルハラとかとかの色々なハラスメントなんだけど、近年になってそれに対する社会の意識が強くなったようで、大手企業には禁止をするとこが増えてきている・・・という話を聞いた。でも、中小企業はそんなのお構いなしのとこが殆どだと思う。筆者の狭い体感的に。なので、早いとこ中小企業にもその意識が浸透すれば良いのに、と思う次第です。で、そんな世間の流れの中に、筆者的にはもう一つ追加していただきたいハラスメントがあるのだ。それは『昔話ハラスメント(略して“ムカハラ”)』だ。
 これは筆者の経験なんだけど、会社の飲み会とかで他社の人や自分より若手の人がいる場や親戚が大勢集まる場で、上司とか自分より上の立場の人が、「お前は昔あ~んな失敗やらかしたよな」「お前はこ~んな変な趣味があったよな」と、人の変えいようのない5年とか10年前とか大昔の赤ちゃんの頃とかのやらかし出来事を引っ張り出して肴にして、場の話の中心になろうとすることがちょいちょいある。で、これ、マジでむかつくわけさ。こんなん聞いたら、他社の自分をよく知らない人が「あー、(自分)さんはダメなヤツなんだ」と思っちゃうじゃない!後輩が「あー、先輩は敬意を払わなくても構わないんだ」と思っちゃうじゃない!!親戚や子供が「あー、この人は近寄っちゃダメな人なんだ」って思っちゃうじゃない!!!もう、自分にとって何の得にもならない。同じ話題でも、自分から切り出してピエロになるのは一向に構わない。自己責任だし。でも、なんで他人の手柄(その場の主役になる)のために、この場の笑われ者に晒され、尊厳を貶められなければならないのか。何度「いや、それ昔のことなんで、金輪際止めて下さい。非っ常に不愉快になるんですよ」と、言おうと思ったことか。いや、言ったことないよ、一度も。場の空気が悪くなるだろうから。でも、多分、顔には出ちゃっていただろうね。この超絶不愉快感。
 ・・・というわけで、この機会に『ムカハラ』も禁止対象に加えた方が良いと思ってしまったのだ。ちなみに、昔話の“昔”をどれだけ前にするかについては、とりあえず「3年前からを“昔”として、昔話の主役の現状が“昔”と変わっていれば、当人の意思に基づいてハラスメントの可否が成立する」と定義したい。なぜ3年かというと、3年立てば自分自身も身の回りもかなり変わるし、ことわざに「石の上にも三年」ってのがあるから、まあそのくらいは“我慢”をしようか、と。
 世の中にはこんな経験をして泣き寝入りを強いられている人がものすごい大勢いると思われるし、年末年始が近いので、忘年会とか親戚の集まりとかで悲劇・惨劇が繰り返されることが大いに予想できるわけで、世のため人のためにこのハラスメントの認定と周知が急がれるわけなので、その為に今日から寝ている暇なんてないのだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« それにしても「ボーナスポイ... | トップ | それにしても「ステキなマス... »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事