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ぽこぽこ暮らして、やさしいご飯

体も心も軽くなるナチュラルでやさしいごはんと、ひとりごとブログです。

メリークリスマス!

2011-12-25 | ひとりごと

メリークリスマス!

どんなクリスマスをお過ごしですか?

クリスマスというと、

「日本人のほとんどはクリスチャンでもないくせに!」と
揶揄する人が必ずありますね。

私の親しい友人も揶揄するわけではありませんが、

「日本人って、仏様に手を合わせたり、結婚式を教会で挙げたり、
初詣に行ったりして、おかしな民族だよね。
節操がないっていうかさ・・・・」と、自嘲気味に話したりします。

でも、そんな必要あるのかしら?と私は思うのです。

もう、20年ぐらい前でしょうか、
関西ローカルのニュース番組で、十津川村の特集を組んでいたことがありました。

そう、今年、台風で土砂ダムができて大変なことになったあの十津川村です。

その十津川村のお仏壇には、
ご先祖様のお位牌と共に、マリア様の像が祀られていたのです。

それは、番組でお邪魔した家庭だけではなく、
十津川村ではそんなに珍しいことではない・・・との話でした。


十津川村は紀伊山脈に位置する、山深い所にあります。
第2次世界大戦中は、B29などの戦闘機が、よく墜落したんだそうです。

当時、「鬼畜米英」と言われていた時代、墜落した戦闘機のパイロットは
それはそれはひどい扱いを受けたのでしょう。
戦争映画などでも見ますよね?

ところが、十津川村ではそんなことはなかったのだそうです。
けがの面倒を見、亡くなったパイロットがいればお墓を作って葬った。。。。

そういう縁があって、戦後、いち早く進駐軍はあの山深い村への道を整備したのだとか・・
十津川村にキリスト教が布教されたのも、その頃のことだそうです。

家族がそれぞれ違う宗教を信仰するのも、別に変ったことではない!と
当時の番組で取り上げられていました。

その時、私は思ったんです。
これでいいのだ・・・と。これがいいのだ・・・と。

それぞれの人が何を信仰しようと認める。
受け入れる心。。。。。

もしかしたら、こういう何事も受け入れる心が私たちのDNAの中にも
深く刻みつけられているのではないかと・・・

外に開かれていない、ともすると閉鎖的になりがちな山深い村の人々の
生活の中からそんなことを感じたんです。



心をウェルカム状態にして、受け入れたものを自分たちの形に変えていく!
素晴らしい才能だと思いませんか?日本人!

節操がないと言われようとなんだろうと、
クリスチャンでもないのに、クリスマスを楽しんだり、結婚式を教会で挙げたり・・・
それもアリだよね? 別にいいよね? と思うのです。

だって、日本人なんだから!!って(笑)





いつもありがとうございます。感謝しています。

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