メリークリスマス!
どんなクリスマスをお過ごしですか?
クリスマスというと、
「日本人のほとんどはクリスチャンでもないくせに!」と
揶揄する人が必ずありますね。
私の親しい友人も揶揄するわけではありませんが、
「日本人って、仏様に手を合わせたり、結婚式を教会で挙げたり、
初詣に行ったりして、おかしな民族だよね。
節操がないっていうかさ・・・・」と、自嘲気味に話したりします。
でも、そんな必要あるのかしら?と私は思うのです。
もう、20年ぐらい前でしょうか、
関西ローカルのニュース番組で、十津川村の特集を組んでいたことがありました。
そう、今年、台風で土砂ダムができて大変なことになったあの十津川村です。
その十津川村のお仏壇には、
ご先祖様のお位牌と共に、マリア様の像が祀られていたのです。
それは、番組でお邪魔した家庭だけではなく、
十津川村ではそんなに珍しいことではない・・・との話でした。
十津川村は紀伊山脈に位置する、山深い所にあります。
第2次世界大戦中は、B29などの戦闘機が、よく墜落したんだそうです。
当時、「鬼畜米英」と言われていた時代、墜落した戦闘機のパイロットは
それはそれはひどい扱いを受けたのでしょう。
戦争映画などでも見ますよね?
ところが、十津川村ではそんなことはなかったのだそうです。
けがの面倒を見、亡くなったパイロットがいればお墓を作って葬った。。。。
そういう縁があって、戦後、いち早く進駐軍はあの山深い村への道を整備したのだとか・・
十津川村にキリスト教が布教されたのも、その頃のことだそうです。
家族がそれぞれ違う宗教を信仰するのも、別に変ったことではない!と
当時の番組で取り上げられていました。
その時、私は思ったんです。
これでいいのだ・・・と。これがいいのだ・・・と。
それぞれの人が何を信仰しようと認める。
受け入れる心。。。。。
もしかしたら、こういう何事も受け入れる心が私たちのDNAの中にも
深く刻みつけられているのではないかと・・・
外に開かれていない、ともすると閉鎖的になりがちな山深い村の人々の
生活の中からそんなことを感じたんです。
心をウェルカム状態にして、受け入れたものを自分たちの形に変えていく!
素晴らしい才能だと思いませんか?日本人!
節操がないと言われようとなんだろうと、
クリスチャンでもないのに、クリスマスを楽しんだり、結婚式を教会で挙げたり・・・
それもアリだよね? 別にいいよね? と思うのです。
だって、日本人なんだから!!って(笑)
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