猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

並木を見ながら南へ、利根川渡って井野川から染谷川沿いの初夏を走ってきました。

2023-05-11 06:57:57 | なっからさくい生活

10時半過ぎにクロスバイクを乗り出しました。前橋駅の東を抜けて欅ウオークの通を南へ走りました。欅ウォークあたりの街路樹はケヤキ、すっかり緑濃くなっています。

 
ケヤキ並木が終わると街路樹はカエデに代わりました。まずは、葉の切れ込みが少ないウリハダカエデみたいですね。これはすぐに終わって、トウカエデの並木が続きます。新緑がきれいです。秋の紅葉もいいです。群馬県立伊勢崎高等特別支援学校(旧境高校)の校庭にはすごく立派なんが暮らしていますよ。


カエデ並木がなくなっちまってもどんどこ南へ走って行くと、前橋南高校の西側で六条大麦に出会いました。麦茶や麦飯の材料になる麦ですね。もう色づき始めていました。


私が子どもの頃は大麦っちゅうと六条大麦でした。ビールの原料となる二条大麦を見るようになったのは大人になってからの気がします。中心から6方向にモミが並びますんで六条っていうんだそうです。素敵な穂です。


で、主要地方道前橋長瀞線に入ると並木はナンキンハゼに代わりました。紅葉がすごくきれいです。冬には真っ白い実がいっぱいなります。いろんな鳥が好物にしている木の実です。ハゼの木下をまだ南へ向かって走っていました。

 
横手大橋で利根川を渡ります。気温はずんずん上昇していました。榛名山が見えるはずですけど、ほとんど霞の中に隠れちまってました。橋を渡ると高崎市、街路樹はシラカシに代わりました。並木を眺めながらペダルを踏んで高崎まで来ちまったんです。

 

 
<昨日の午前中に突然作業着姿の知らない人が入って来てさ、二階の家事室と寝室の換気扇やバスルームの混合水栓をチェックしてったんです。COCOもお手伝いしようとしたんだけど、「ダメ、お邪魔しないの!」ってユキ子さんに叱られちゃってさ…>

 
<ヒゲは何してたかってえと、紅茶豚を煮ながら、胡桃ちりめんとヒジキと人参の煮物を作ってたんです。来た人は、設備屋さんのニチレイ設備の技術の人で、古くなった換気扇なんかの更新の調査をしていったんです。それから、ヒゲは身支度して出かけて行ったんです>

 


高崎市に入って関越自動車道路の下をくぐっていくと井野川の橋へ出ます。ここからは、井野川沿いの自転車道路を上流に向かって走ります。

 
自転車道路を1.5㎞も走ると健大高崎高校の野球練習場に出ます。授業時間ですから練習はしていません。ここからちょいと横道へ出て、高崎健康福祉大学にちょこっと立ち寄りました。大した用事ではないんですぐに自転車道に戻りました。

 

 
このあたりの自転車道路を走っていて目にとまる花はナヨフジグサとヤグルマギクばっかです。すごい勢力ですね、さすが外来植物だいね。川岸の樹木は、ニワウルシ、ニセアカシヤ、カジノキが多いです。

 たまにノイバラの白い花を見っけるとホッとします。これは子どもの時から見てきた花です。万葉集にも出てきます。第20巻、丈部鳥(はせつかべのとり)の歌です。

 道の辺(へ)の 茨(うまら)のうれに 延(は)ほ豆(まめ)の 
           からまる君(きみ)を、はかれか行かむ

茨(うまら)がノイバラです。豆(まめ)は野生の豆類です。防人とした出立する男が別れを惜しんでいるのです。「行かないで!」と女は男にすがりつきます。男はそれを振り払って旅立ちます。

 
川面近くをサギが飛んでいました。追って写真を撮らせてもらいました。ダイサギです。昨日、井野川で見た水鳥はこの一羽だけでした。


大類まで来ました。群栄化学の工場を過ぎると小麦の田んぼが広がっています。小麦の穂はまだ緑色、これから色づくのです。見えている山は多野の山並みです。

 
染谷川が井野川に合流しています。見えている橋は主要地方道高崎駒形線です。この先からは、井野川とサヨナラして染谷川の岸沿いの道を上流に向かいます。弱い北風が吹き始めていました。

 

 
染谷川は農業用水としての役割も持っています。取水堰がところどころにあります。堰の脇に生えている実生の桑の木のドドメがしっかり色づいています。もうドドメ色になっているのも見えます、食べられそう、でも手が届きません。

 
日高町までのぼって、Brown works coffeeに寄って、コーヒー豆3種と焼き菓子を買い込みました。ザックに詰めて背中にしょって走ります。ここんちの焼き菓子、私の好みなんです。外の自販機では冷凍のケーキを販売しています。昨日の運動を兼ねた用足しの二つ目はここでの買い物でした。

 

 <ヒゲはさ、帰りに青井食堂に寄って昼食してきたみたいです。「26㎞走ったぜ」と言っていました。昼寝でもすんのかなと思ったら、寝ないで庭に出たり、なにかコチョコチョやっていました>

 
<玄関先ではテイカカズラが咲き始めたんだって、庭はユキノシタが花盛り…>

 
<裏庭ではアジサイが開き始めたって嬉しそう、シランもまだ頑張ってるらしいです。「風が出て来ちまったよ」って言いながら戻ってきました。風の音は部屋の中まで聞こえてたいね…>

 

 
夕食は出かける前に煮ておいた紅茶豚です。豚の肩ロースの塊をリバティーブレンドで煮ました。茹で野菜を添えてゴマ油を加えたタレでいただきます。それと、豚バラ肉が少し残ってたんで、低温で茹でて新タマネギとトマトとサラダ仕立てにしました。

 主食はキュウリの味噌味の冷や汁にうどんです。うどんはいただき物の小豆島うどんでした。すっかり夏のメニューになりました。

 ユキ子さんの両親には紅茶豚と茹で野菜の盛り合わせと、べつに、胡桃ちりめんとヒジキと人参の煮物を届けました。紅茶豚はとても柔らかく煮えてましたんで、歯のあんまし良くない義父さんも召し上がれたと思います。

今日は少しのんびりしようと思います。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。
4日と5日は、石川県小松市からご招待をいただき、「第24回日本こども歌舞伎まつり」の舞台で美登利会の子どもたち6人が「雨の五郎」と「手習子」の歌舞伎舞踊二題をご披露させていただきました。5日には美登利会が舞台の時に地震に見舞われましたが、出演者は落ち着いて踊り続け、お客さまから温かなお褒めをいただきました。楽しく舞って元気に帰ってまいりましたことをご報告申し上げます。お世話になった小松市の皆さま、ありがとうございました。ご支援いただきました前橋市及び前橋市文化協会には心から御礼申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


閑な日は路地の散歩、昨日のテーマは『細い家』、トベラの花とIさんに出会い写真集の話を聞きました

2023-05-10 07:14:27 | なっからさくい生活

トベラの花が咲いていました。低い小さな木だと思っていたら、「大きくなるんですよ、高さ10mほどのもありますよ」と専門家から聞きました。いつもの年だと5月の後半に出会う花です。


国領町の佐久間川の岸で見たのです。高さ1mほどでした。雌雄異株って聞いています。この花が雌花だと、赤い種の実がなるはずです。忘れていなかったら、12月に見に来ます。

 

 昨日の朝食後の一仕事は生シイタケの含め煮を炊いていました。大ぶりの原木椎茸、厚みもあって含め煮向きでした。ユキ子さんは母さんの病院と買い物のお供で出かけました。私は、二つほどの用足しを兼ねて散歩に出ました。


家を出て間もなく、バラいっぱいのお宅の前を通りました。すごいですね、手入れが大変だろうなって感心します。タダ見させてもらいました。

 
路地ってのは気を付けて通らなくてはなりません。道端でスズメが隠れていることもあります、おどかさないように、邪魔しないように、写真も撮り忘れないように、と気を使うんですよ。

 

 
細い家に出会いました。平面は長方形でないですね、細長い台形をしているようです。でも、二階にはベランダもあるみたいです。気を付けて見たら…

 
ガラス窓には型板ガラスが使われていました。真っすぐでない線とその中の模様がいろいろなのは「のみち」(旭硝子)という1960年代の製品です。もう一つは桜の花模様ですが製造会社は分かりません。この家見てたら。「今日のテーマは細い家」ってことになりました。

 

 竪町にちょいと用事があって、広瀬川の厩橋を渡りました。川の水の濁りはすっかり取れて、緑の水が流れていました。

 
橋の袂に細い家を見っけました。「Wandervogel」って表示が見えます。インテリア関係のオフィスみたいです。壁面の水鳥の装飾が素敵です。でも、しっかり細いです。

 

 
竪町の用事の後は国領町へ向かいました。佐久間川あたりをうろついたのですが。小さな家はあっても細い家ってのにはなかなか出会いませんでした。

 
先に用事を済ませることにして野口組の事務所に寄って、こないだ納戸の棚を直してもらったお礼を伝えました。社長秘書のサバトラが不在で、勉強好きの茶猫がいました。「こないだ納戸を直してもらってありがとうございました」、<いいのよ、困ったことがあったらいつでもどうぞ、社長に言ってあげるから…>、「今日はお礼だけです、どうぞよろしくお伝えください」、<あ~ね>。

 野口組の事務所を辞した後で、川沿いの道で細い家を見っけました。まだ新しい家です。平屋に見えるけど小屋根裏に部屋があるみたい、ロフトかな。新しい細い家、なんか素敵な暮らしがありそうです。

 

 
弁天通に来たらダイモンさんの前にカーネーション、そうだ、14日は母の日ですね。赤いカーネーション見たんで、ランチは呑竜のヤギカフェで赤いドライカレー。食べ始めたら、Iさんがやってきて、なに言うかと思ったら、「水野真由美さんから、写真集出すからってお電話をいただきました」だって。「へぇ~」って聞いてました。Iさんは忙しく食べて帰って行きました。


プレオープンを終えた前橋ガレリアは緑化工事と広場の床面の仕上げをしていました。木が植えられるとまたちょいと風景が変わります。

 
中央前橋駅近くで細い家見っけ。コンクリート造のこの家は知り合いの家です。駐車場になっているところに、50年ほど前のことですが小さなクラブがありました。県議会副議長に言われて遊びに行った記憶があります。ママが細かったかどうかは記憶にありません。我が町内に戻ると昔川魚屋だった細い家の前を通りました。「うなぎ 鯉 どじょう」の看板が残っています。うなぎ屋だから細いわけではないと思います。

 

 顔見知り猫に出会いました。そしてIさんから聞いた写真集のことを思い出したんで、「おい、知っているか、山猫館から写真集が出るって話?」、<うん、噂は聞いたよ、『水野真由美写真集』だろ…>、なんか、怖ろしい予感がします。

 <COCOからお知らせします。『水野真由美写真集』はフェイクです。絶対にありえないフェイクです。ご注意下さい。正しい情報は後ほど正確を期してからお知らせします>

 

 
夕食の前菜は野菜の味噌漬け、マナティーさんにもらった宇和島麦味噌で丸一日漬けたナス、キュウリ、コカブ、ニンジンです。おいしいです。絶品です。それからミニ春巻き、筍と豚バラ肉、筍と海老の二種類です。てっぺんの小さなのは皮が余ったんでチーズを包んで揚げました。

 
それから、トマトと卵炒め、野菜いっぱいのそうめんチャンプルでした。

 ユキ子さんの両親には1人前ずつ器に詰めて届けしました。ご飯を召し上がるので、ソーメンチャンプルの代わりに豚バラ肉と筍とカキ菜のオイスターソース炒めを入れました。

こんなわけで、昨日は身体を休めましたので今日は少し運動したいと思います。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。
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昨日は雨が上がったら強い北風、山並み見ながらNiiSでトレーニング、COCOのブラッシングして、肌寒い夜を迎えました

2023-05-09 07:11:30 | なっからさくい生活

空き地でドバトが採餌しています。数メートル離れたところで猫が伏せています。何か起きる予感、息を殺して見守りました。


でもね、この猫尾も尻もぴくっともさせないのです。ただ寝そべって見ているだけ、10分近く見てたら、猫がやっと腰上げたんですけど、くるっと向きを変えて家に帰って行きました。ドバトは変わりなく採餌していました。良く晴れた昼過ぎの平和な一時でした。

 


目が覚めたときにはまだ雨が降っていました。朝食を食べていると日が差してきて、9時半にJAファーマーズ朝日町店へ買い出しに行ったときにはすっかり晴れていたんです。赤城山が美しい姿を見せてくれていました。


強い北風が吹いていました。雲は南西の方へ吹き飛ばされて行きます。こども公園の木立は音を立てて揺れていました。

 


少し肌寒さを感じました。COCOは私のベットの上、丸くなって<き~つけていってきな…>だって。先週の金曜日は休みだったNiiSへ7日ぶりのトレーニングです。身体、なまっているかな…


昨日内覧会だったまえばしガレリア、今日は工事再開、緑化工事が再開されていました。植栽する植木がトラックから荷下ろしされていました。そうそう、街でお会いした方から前橋ガレリアについて色々聞かれたのですが、私にはわからないことばかりでした。お問い合わせはこちらへお願い申し上げます。


中央大橋から眺めた利根川の下流方向です。まだ多野の山並みには雲がかかっていました。利根川の流水は水嵩は増えていませんでしたが、茶色い濁りが入っていました。上流では、昨夜結構な雨が降ったみたいですね。


NiiSのジムの前を流れる滝川の川上を見ると、榛名山がすごくきれい、新緑の木々が揺れているのが見えるような気がします。ベンチプレス、20㎏を10回、30㎏を10回、25㎏を10回2セット、都合40回バーベルを持ちあげました。「30キロ、いけますね」って鈴木トレーナーが笑ってます。3年半前には20キロ10回がやっとこだったんです。


滝川では実生のクワの木が風に揺れてました。ドドメがずいぶん熟してきています、もうじき食べられそう。「年とっても筋力ってつくんですね」、「そう、つきますよ」。別にマッチョになりたいわけではないのですが、暮らしに必要な筋力は保ちたいです。

 


いったん家に戻って着替えをしてから青井食堂へお昼を食べに行きました。広瀬川の水も茶色く濁っていました。北風は昼前よりも強くなったみたい、柳が音を立てて揺れていました。

 
月曜日の中央通は閑散としています。見えている人の数は7人でした。工事現場の前に看板が出てました。「吾輩はカレー屋である。名前はまだない。」、これって、店の名前かな…。隣の看板にも注目、「オープンから一年間カレー無料。」、本当かな…。前橋も他所の街と変わらずカレーを出す店はたくさん、前橋新聞mebukuをご覧ください、個性派もいっぱいです。そこへ…

 
用もないので、緑の路地を抜けて家へ帰りました。頭上では風の音がやむことなく鳴り続けていました。

 

 
家に戻ってCOCOのブラッシング、抜け毛の処理をしました。いっぱい取れました。COCOは遊んでもらっているつもりなのかな、やってる間はすごく楽しそうです。おしまいにすると不満げな顔をします。少し白っぽくなっちまったCOCOです。

 

 
夕食は豚肉と野菜のソテー、醤油味のマスタードソースです。サラダは新タマネギとブロッコリーの茎と残りものの鶏チャーシューです。

 汁は豚バラ肉とネギでした。少し手抜きな感じの夕食になりました。でも、おいしかったですよ。

日が落ちてからやっと風は収まってきました。代わりに気温が下がり始めて、今朝は寒さを感じる朝となりました。アメダスを見たら朝の最低気温は8.3℃(5:41)、10℃を下回っていました。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。
4日と5日は、石川県小松市からご招待をいただき、「第24回日本こども歌舞伎まつり」の舞台で美登利会の子どもたち6人が「雨の五郎」と「手習子」の歌舞伎舞踊二題をご披露させていただきました。5日には美登利会が舞台の時に地震に見舞われましたが、出演者は落ち着いて踊り続け、お客さまから温かなお褒めをいただきました。楽しく舞って元気に帰ってまいりましたことをご報告申し上げます。お世話になった小松市の皆さま、ありがとうございました。ご支援いただきました前橋市及び前橋市文化協会には心から御礼申し上げます。

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Qの広場跡に「まえばしガレリア」がプレオープン、変化への予感、「市民の活力が街を変えます」という田中仁さんの言葉を思い出していました

2023-05-08 07:37:23 | なっからさくい生活

まえばしガレリアがプレオープンし、内覧会が開かれました。こういう言い方が正しいかどうかはおいて、前橋ビジョン「めぶく。」がまた一つ形となって現れたんだなって感じながら見ていました。


まえばしガレリアの1階には、「タカ・イシイギャラリー」と「小山登美夫ギャラリーなどの四つのギャラリーが運営するギャラリー」の二つのギャラリー、そして、株式会社GRAPESが運営するフランス料理店がオープンします。2階から4階はレジデンス(住戸)、詳しくはプレスリリースされた「前橋のあらたなアートスポット誕生」がコチラでご覧になれます

 
「僕たちは通常とは違う風変わりな依頼を受けた。前橋の人々が有志で共同出資し、この広場に何かを作って、街を盛り上げたいので、建築的に何ができるか提案して欲しい、と。つまり依頼の本質は、その実駐車場になってしまっていたこの広場を別な存在へと高めることであった。日本における広場というものに大抵僕はリアリティーを感じない。しかし訪れたその広場は、西洋の広場というよりも縄文の円形集落のようなスケールであった。住むことと広場とを一体化させること。広場は縄文のように閉じたものでなく、住人以外にも開かれたものでなくてはならない。経済的にも成立するスキームでなくてはならない。
そこで輪をなす住宅群を空中に浮かべ、その下に店舗と中庭が一体化した広場を作る案が浮上した。……」、設計者の平田晃久さんの言葉、内覧会で配られた刷り物から引用しました。

 
「この場所は映画館「ヒカリ座」などのあった場所、その後商業施設となり、近年は市が管理する『Qの広場』へと用途が変わりました。繫栄した輝かしい時代の後、衰退した街と長年言われてきた中心街、その中でもとくに夜の繁華街の中心と言われ、誰もが手をこまねいてきたこの場所での事業は難しいのではと、誰もが首を傾げてきました。ここに完成を迎えるまえばしガレリアは、決してあきらめない挑戦心と、共感によるコラボレーションの結晶です」、事業主の『まちの開発舎』代表の橋本薫さんの言葉です。


「私たちは、この場所が『めぶく。』新たな拠点の一つとして多くの人に愛され、前橋の活性化に大きく貢献できるよう、より一層精進してまいります」。橋本薫さんは不退転の決意でこのプロジェクトに取り組んでいます、笑顔で。

 
すごい落ち着いた雰囲気のレストラン、オープンは今月末みたいです。この街になかったものが誕生したんだなって感じていました。今までこの街を訪ねたことのない人たちが訪れてくれる予感がします。


雨が降っていたんです。橋本薫さんにも、田中仁さんにもお会いすることができました。2016年の秋に、前橋工科大学の公開講座に田中仁さんをお招きして前橋ビジョン「めぶく。」をテーマにお話しをしていただいた時のことを思い出していました。

 田中さんはビジョンとは何かってことについて、「存在しているさまざまな活動が、ある目標に向かって集約されて行く、その目標がビジョンです」と話されました。そして、「自分に何ができるのかを考えて実行に移すことが大切です」、「市民の活力がまちを変えます。その活力を支え、その活動に目標を与えるのが前橋ビジョンです」と、締めくくられました。街は変わるのでなく、変えるんでしたね。
田中仁さん特別講義『前橋ビジョンについて』のあらまし前編 はこちらから
田中仁さん特別講義『前橋ビジョンについて』のあらまし後編 はこちらから

 

 家に戻ると、COCOに前橋ガレリアの話をして聞かせていました。<これで、前橋は変わるの?>、「確かなことは、風景は変わるよ」、<眺めだけじゃ仕方なかんべぇ~>、<あ~ね、でもさ、まえばしガレリアができたことで、今までこの街と縁のなかった人がこの街と縁を持つようになるよ、きっと>

 <それがどうだってぇの?>、「変革(イノベーション)ってのはさ、物だけで伝わることもあるけど、人と物の両方の交流を通して伝わることの方が多いんだよ」、<ふ~ん…>、「街を変えることのなかで一番大事なことはさ、人を変えることなのさ」、<人を変えてもいいけど、猫は変えるなよ!>。

 


まえばしガレリアの内覧会の後は、広瀬河畔のリバティーで休息をとらせてもらいました。広瀬川の岸の緑がきれいでした。いただいた紅茶は中国産のラプサンスーチョンでした。

 
雨の帰り道、今にも咲きそうなアジサイに出会ったと思ったら、もうちゃっかりと咲いているのにも出会いました。雨の外出は久しぶりでした。

 

 家へ戻って、亡き父の故郷の料理「味噌カンプラ」を作りました。福島では、ジャガイモの小芋のことを「カンプラ」と呼びます。それを油で柔らかに煮て、別に作った山椒の若葉を刻み込んだ甘味噌で和えた季節の食べ物です。

 父は1942年に勢多農林専門学校へ招かれた畜産技術の専門家でした。豚や鶏などの中小家畜飼育の技術革新のために群馬に招かれたんです。まえばしガレリアを見て、もう一つ思い出したのは父のことでした。80年前の父はイノベーションの伝播者だったんです。

 
ユキ子さんの両親へも味噌カンプラを届けました。手前は豚のヒレ肉の竜田揚げです。雨の中を配達を終えて庭を覗いたらユキノシタが濡れながら花盛りになっていました。ちびちびの花盛りです。

 

 
わが家の夕食です。豚のヒレ肉の竜田揚げです。やわらかくて食べやすいです。そして、味噌カンプラです。皮付きのままのじゃが芋、文句なくおいしいです。亡くなった二代目吉駒も喜んでくれた芋料理です。

 
サラダは、レタス、新タマネギ、サヤエンドウ、アチャール、マリネした黒千石大豆、そしてオリーブの実です。汁はほうれん草でした。

前橋ビジョン「めぶく。」がつくられたのは2016年の夏のことでした。緩やかで優しい変化がこの街で起き始めています。街を変えるのは市民の力…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。
4日と5日は、石川県小松市からご招待をいただき、「第24回日本こども歌舞伎まつり」の舞台で美登利会の子どもたち6人が「雨の五郎」と「手習子」の歌舞伎舞踊二題をご披露させていただきました。5日には美登利会が舞台の時に地震に見舞われましたが、出演者は落ち着いて踊り続け、お客さまから温かなお褒めをいただきました。楽しく舞って元気に帰ってまいりましたことをご報告申し上げます。お世話になった小松市の皆さま、ありがとうございました。ご支援いただきました前橋市及び前橋市文化協会には心から御礼申し上げます。

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ナワシロイチゴの花が咲いていました、猛暑日となったの土曜の昼下がりはCOCOも私もグダッ~

2023-05-07 07:30:25 | なっからさくい生活

ナワシロイチゴ(苗代苺)の花が咲きました。稲の苗代を作るころに赤い実が熟すのでこんな名前が付いているみたいです。私が子どもの頃には用水や学校の石垣なんかで普通に見ていた花なのですが、石垣がなくなっちまったんだいね…

 
小さいのであんまし目立たない花ですけど、よく見るとすごく素敵な花なんです。毎年出会うのを楽しみにしている花の一つでなんです。今年も出会うことができました。

 

 
朝、寝苦しいので目が覚めました。まだ6時前でした。カーテンを開いて、窓を開けるとCOCOがすぐやってきて窓辺で風にあたってました。真夏みたいに蒸し暑い朝でした。

 朝食の後の一仕事は、水に浸してあく抜きしていた茹でたフキの葉を刻んで牛肉を加えて佃煮風に炊きました。常備菜です。小松から帰って来たばかりだというのにユキ子さんは仕事、NHK文化センターの講師に出かけて行きました。

 小松土産の「カブッキーのサクサク最中」をおやつに食べました。藤岡市の虎谷本店の鬼サブレーとよく似た焼き菓子でした。カブッキーは小松市のイメージキャラクター、勧進帳の弁慶ですね。この菓子を作っている山上福寿堂は寛永15年創業だそうですから、島原の乱のころから400年近く続いているのですね。さすが、北前船の港町は違わいね…

 

 
<出かけるのか?>、「うん、養田の魚屋までな」、<気を付けろよ、猛烈な暑さだから…>、COCOが案じてくれました。庭の草木に水やりしてから出かけたんです。


前日に調べた天気予報は曇りで、雨も降るかもしれないぐらいだったのですが、強い日差しが届いていました。目の前をスズメが飛んで、電柱の変圧器の下に飛び込んでいったように見えました。

 
変圧器の下を見上げてみると、変圧器の下から伸び出している四角い支柱が怪しいです。もしかするとその中に巣を作っちまってるのかもしれません。しばらく眺めていたのですが雀の姿は現れませんでした。勘違いかな…

 


養田鮮魚店でカツオとシジミを買って戻ってきました。風呂川もすっかり夏景色です。この頃には気温はもう30℃に近づいていたようです。

 
旧共愛学園跡の前から柳原へ抜ける風呂川沿いの小径、去年はウグイスの鳴き声を楽しめたのですが今年は聞こえません。残念です。

 
道端に茂って白い花を咲かせているのは、マメグンバイナズナみたいです。ナズナに似ているけれど、北アメリカからやって来た帰化植物ですよね。


暑いのに、前橋るなぱあくはとても賑やかでした。広場では大道芸をやっているみたい、拍手と歓声が聞こえてきました。18年前には、ここに立ってたんだいネ…

 

 
家に戻って遅い昼食、アメダスを見たら午後2時の気温は30.7℃になっていました。キュウリいっぱいの冷や汁を作って、そうめんを茹でていただきました。COCOもぐだッ~ってしてました。食後は私も一緒にグダッ~、ちょいと昼寝をしてしまいました。


結局、午後も夏空が広がって、最高気温は32.3℃(14:44)の猛暑日でした。いいのかな、今からこんなに暑くて、身体がもつかな…、心配です。

 

 
夕食は、ユキ子さんが土産に買って来てくれた金沢の鯖の棒寿司、それとカツオの土佐づくりでした。今年はカツオの当たり年みたい、サイズは小ぶりでもなかなかおいしいです。

 
和風サラダは、ワカメ、新タマネギ、サヤエンドウ、トマトです。汁はシジミ汁、暑さに負けないようにって…

 ユキ子さんの両親へは叩きにしたカツオを厚く切って刺身で届けました。それとシジミ汁、また別に、保存容器で前日に作った常備菜4品を届けました。

NHKから戻った吉駒の稽古場にはお弟子さんが稽古に来ていました。いつもの暮らしが戻ってきました。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。
4日と5日は、石川県小松市からご招待をいただき、「第24回日本こども歌舞伎まつり」の舞台で美登利会の子どもたち6人が「雨の五郎」と「手習子」の歌舞伎舞踊二題をご披露させていただきました。5日には美登利会が舞台の時に地震に見舞われましたが、出演者は落ち着いて踊り続け、お客さまから温かなお褒めをいただきました。楽しく舞って元気に帰ってまいりましたことをご報告申し上げます。お世話になった小松市の皆さま、ありがとうございました。ご支援いただきました前橋市及び前橋市文化協会には心から御礼申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい