猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

懐かしの秋畑をユキ子さんが運転する車で訪ね、赤久縄でイワナとヤマメを食べてきました、久しぶりのドライブ…

2024-08-10 07:13:28 | なっからさくい生活

甘楽町のいちばん山奥にある秋畑那須の集落です。富岡市と多野郡神流町大字万場を結ぶ県道46号富岡神流線の高いところから見下ろした集落の風景です。「日本の里100選」に選ばれた山里です。若いころに何度も訪ねたことのある秋畑から藤岡市の上日野を、昨日、ユキ子さんが運転する車で訪ねました。

 

     
COCOに留守番を頼んで、9時半ごろに家を出発しました。高崎の市街地を抜けて中山峠を越え鏑川を渡り高崎市吉井町に入りました。正面に見えているのは牛臥山、GTVもFM群馬もこの山の上に電波を送り出す送信塔を設けています。見えるでしょう、アンテナが何本か…。そして国道254で富岡方向へ、上信線上州福島駅のところから県道46号に入って秋畑に向かいました。

     
途中、雄川堰の流れる小幡に寄って昔ながらの家並みを眺めました。雄川から取水した疎水、雄川堰も変わりない風景の中を流れていました。

     
小幡の集落の脇の小高い丘の上にある小幡八幡宮です。この先の山道を無事に通れるようお参りしました。急な石段を上った社殿を囲む杉木立は蝉しぐれ、アブラゼミですね、姿をしっかりとらえることができました。

 

     
小幡から先は山道になります。雄川沿いの道を昇って行くと秋畑の一番奥の集落、秋畑那須に出ます。この先は赤久縄山(1,522m)や稲含山(1,370m)などの甘楽と多野の境の山並みになります。この地を初めて訪ねたのは、35歳を過ぎたころ、今は北海道に暮らすカオルさんに連れられてきたんです。秋畑那須から日野の方角でなく、富岡へ抜ける藤田峠の山道を案内してもらいました。懐かしい思い出です。

     
秋畑を流れる雄川、日野に向かう山道に入るところにある橋の上から上流を眺めました。見えている峰は稲含山ではないかと思います、違っていたらごめんなさん。塩漬けの筍を初めてごちそうになったのは秋畑那須の農家ででした。キジの養殖も見せてもらいました。藤田峠にはリンゴ買いに来たり、焼酎を飲み過ぎて酔っ払ちまったり…、いろんな思い出があるのです。稲含山にも登りました。

     
雄川を渡ると県道は1車線の細い山道、数10mごとにすれ違いのための退避所が設けられています。途中の木立の間から、秋畑那須の集落が見下ろされます。初めて来たとき、「畑が立て掛けてある…」ってたまげちまったんです。昨日は別なことでたまげました。山道で車の前を2頭の小鹿が横切って行ったんです。ぶつからなくて良かった…、運転してたユキ子さんも悲鳴に近い声を出してました。

 

     
山道を登り詰めて藤岡市上日野に入ると大山祇神社という社のある三差路に出ます。そこを万場方向へ行くとすぐに人家、渓流魚の釣り場と食事処をやっている「赤久縄(あかくな)」があります。建物の前には、イワナやヤマメを養殖している養魚地、そしてそのすぐ下には鮎川が流れています。

     
赤久縄の釣り場は、丸池というどこの釣り堀にもある釣り池と、鮎川の渓流そのものを釣り場として利用しているものがあります。もちろん人気は渓流釣り場です。ルアーとフライの専用釣り場もあるそうです。有料の釣り場です、川遊びはもちろんできません、詳しくはホームページをご覧ください。

     
標高は約800m、前橋に比べるとずいぶん涼しいです。道の際からも水が湧き出しています。冷たい水です。でも、「今年は暑くて、水温があがって20℃もあるので大変なんです」と店の人は言っていました。冷水を好むイワナやヤマメが主力ですから、20℃という水温では魚の活性が低下してしまうのです。

     
昼食に、ヤマメとイワナを塩焼きにしてもらっていただきました。たいそうおいしかったです。あと、手打ちそばのざるそばをいただきました。ヤマメはヤマメ、イワナはイワナ、両方美味しいです。マスのから揚げもおいしそうでしたが、そんなには食べられませんでした。また次回…

     
養殖池の上にはナツアカネがいっぱい飛んでいました。池之端にはおっぼがちょん切れたトカゲが日向ぼっこをしてました。ずいぶん昔、息子たちが小学生の時、この近くの使われなくなった山荘を借りて家族で夏休みを過ごしたことがありました。その頃から、私は調理係だった気がします。

 

    
帰りは、県道177号会場鬼石線で藤岡に下ってきました。しばらくは、ヒノキが植林されている山道でした。

     
下りの山道を過ぎるころ、鮎川が眺められるところがありました。上流方向と下流方向の眺めです。赤久縄の渓流釣り場に利用されていた鮎川の風景です。ここから先は、点在する家や集落を眺めながらのドライブになりました。

 

     
運転しているユキ子さんが、「あれ、キツネノカミソリが咲いてる!」って。慌てて停車してもらうと、道端の地面から直接に花茎を伸ばした橙色の花が咲いていました。キツネノカミソリですね。

     
まだお盆前ですけど、大きな群生は花を終えてしまっていました。その周りに、一本立ちで出てきているのだけがまだ花を咲かせていました。お盆の頃に咲く花だと思うのですが、今年は早く咲いちまったのかな…。5年前、前橋日赤を退院した後の8月、歩行訓練のために訪ねた赤城自然園にも咲いていたいね…。こんなして、秋畑を訪ねるドライブを終えて帰ってきました。

 

     
家に戻りると、二階から降りて来たCOCOが階段の途中で止まって、<どこ行ってきたんだ?>って仏頂面でした。かくかくしかじかと話したら、桃の箱に入り込んで<そうかい…>だってさ。午後3時半ごろになってから、ちょいと体調不良、手術の後遺症のダビング症候群の症状がでちゃいました。2時間ほど休息してたら立ち直りました。

 

     
回復したんで夕食を作りました。義母さんへのお届けは不要でしたんで、いつもとちょいと違ったメニューになりました。レタスとトマトと生ハムのサラダです。そして、桜エビのスパゲティーです。タマネギ、ピーマン、サヤインゲン、シメジ、青シソ、トマト、ニンニクを使い、パルメザンチーズをたっぷり、干しサクラエビの香ばしさがおいしいスパゲティーでした。

今日は用事がないので、友だちのために一働きしようと思っています。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい