猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

仲宗根美樹さんが亡くなられたニュースを見たヒゲは、「川は流れる」をそっと口ずさんでいたんだいね…

2024-03-01 07:07:07 | なっからさくい生活

<昨日のヒゲはさ、9時半のJAファーマーズ朝日町店の開店に合わせて買い物してきたんだ。3月3日は桃の節句、恒例の雛ずしづくりを今年もやる気になったみたいなんだ。冷凍の海老と貝柱、それに菜花や蓮根、いろいろ買い込んできたいね>

     
<オレはベットの上の陽だまりで日向ぼっこだいね。ユキ子さんの母さんちの分、ヒゲの姉さん、H子さん、Kさん、Aさん、何人前つくればいいのか指折って勘定してたいね。でもね、少し浮かねぇ顔してんだいね…>

 

     

     病葉を きょうも浮かべて 街の谷 川は流れる
     ささやかな 望み破れて 哀しみに 染まる瞳に
                    たそがれの 水のまぶしさ…

<ヒゲが、聞こえるか聞こえないかほどの小さな声で、低く口ずさんでいたんだいね…>

 <この歌、『川が流れる』、1961年に仲宗根美樹さんが歌ったんだいね。ヒゲが16歳、高校にあがったときに聞いた歌なんだって。歌った仲宗根美樹さんが肺がんで亡くなったってニュースが今朝流れてたんだいね。ヒゲは寂しそうだったいね…>

 <ヒゲは、『川は流れる』って歌の思い出を、2022年11月2日の記事で書いてるよ。「思い出の橋のたもとに/錆びついた夢の数々」、川沿いの道が大好きなヒゲはこの歌の歌詞が好きなんだいね>

 <この記事を見た北海道のカオルさんが、詩人の伊藤信吉さんも「寂しい歌だけど好きな歌だ」と言っていたって教えてくれたんだ。そして、1962年7月27日に高鍋で歌が聴きたくて同名の映画を観に行ったんだって、このことは2022年11月14日の記事で書いてらいね…>

    人の世の塵にまみれて なお生きる水を見つめて

 

 <仲宗根美樹さんは79歳だったそうです。ヒゲとそんなに違わねえんだいね、ここんとこ別れが多いヒゲには、堪えたんかもだいね…>

 

 <それでも鳥山海苔店へ出かけて干し椎茸買い込んだり、焙煎館でコーヒー豆買ったり、グントー行って雛ずし詰める容器を探したりしてたんだ>

 
<「グントーからの帰り道、猫たちにも出会えたぜ」って録って来た写真を見せてくれた。>

    嘆くまい 明日は明るく

 

 
<夕食はボロネーゼと豆腐と野菜のソテー作って食べてたいね。ユキ子さんが「おいしい!」って褒めてたよ。

今日は悪天候になったいね、でもNiiSへはネオンライム号で行くってさ。それと、雛ずしの準備をするって>

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい