猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

第80回美登利会は4月7日、ポスターを配り歩いていた急に春めいた木曜日、モクレンの花も咲きそう…

2024-03-15 07:34:34 | なっからさくい生活

広瀬川の岸の柳が芽吹いています。小さな若緑の双葉の用なのが開き始めています。これは、雄花の花房をおおっている苞が開き始めたんです。直にゼリービーンズみたいな形の花穂が姿を見せてくれます。

     
87年前の1937年(昭和12年)の春、ユキ子さんの祖母の初代吉駒は美登利会の第1回舞踊会を小柳町の愛宕神社の脇にあった「柳座」って芝居小屋で始めました。87年前の春ってどんな春だったのかなと、柳橋の上から急に春めいた広瀬川の風景を眺めていたんです。

        

第一回美登利会の様子を伝える写真です。以来、美登利会の舞踊会は毎年春に開かれてきました。初代吉駒からユキ子さんの伯母の二代目に引き継がれて回を重ね、そして5年前にユキ子さんが三代目吉駒を襲名して引き継ぎ、今年で第80回を迎えることになりました。

     
昨日の私は、刷り上がって来た美登利会のポスターを配り歩いていました。15ヵ所ほど訪問して、掲示をお願いしてきました。写真は、八点通りの飲み処「ひろ子」です。ポスターお願いした上にお茶をごちそうになってきました。

     
今年の4月7日(日曜)に昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)大ホールで開かれる第80回美登利会の番組表です。節目の会なので、長唄は今藤政貴さんと杵屋栄八郎さんに、お囃子は堅田新十郎さんに生演奏をお願いしています。伝統芸能解説者の葛西聖司さんもお迎えしています。

 

 
2019年、伯母の二代目吉駒の跡を継いでユキ子さんが三代目吉駒を襲名したお披露目になった第76回美登利会の舞台で、三代目は「卯の花」と「鳥刺し」を舞いました。どちらも、初代と二代目が得意とした演目でした。第76回の様子はこちらでご覧になれます。会が開かれたのが4月7日、会が終わって間もなくの19日に私は食道がんの手術のために前橋赤十字病院へ入院しました。

 
2020年に開催を予定していた第77回はコロナ化のために延期され、翌春の21年4月4日に開催されました。前橋を拠点に活躍している筝曲家の鈴木創さんをお迎えして、鈴木創さんの演奏で「千鳥の曲」と「万歳」を舞いました。第77回の様子はこちらでご覧になれます。

 
2022年に開催した第78回では、三代目は二代目が振り付けをした「四季おりおり」を舞いました。また、第一回美登利会で初代と二代目で踊った「丁稚」を松永悠輔と舞いました。ゲストには歌舞伎俳優の中村鷹乃資さんに特別出演していただきました。第78回の様子はこちらでご覧になれます。

 
そして、昨年の79回では、義太夫「お園」と、「寿式三番叟」を勤めました。第79回の様子はこちらでご覧になれます。吉駒の踊りも、初代と二代目の足跡をたどりながら、少しずつ自分の世界を切り開き始めています。今回は、二代目がよく踊っていた「雨の四季」と、自ら振り付けた「黒髪」を舞います。

 読者の皆様の中にも、「観てみたい」とお思いの方がいっしゃるのではと思い、今年も観覧希望の皆さまへヒゲじいさんから招待券をお贈りいたします。観覧ご希望の方は、千代田町2丁目の呑竜仲見世にある「ヤギカフェ」で、お店の人に「美登利会の招待券ちょうだい」と声をかけていただければお渡しできるようにしております。個人情報は一切不必要ですのでお気軽にどうぞ。ただ、必ずご観覧いただくようお願いします。

 

 
昨日はたっぷりの日差しが届いていました。猫窓のCOCOの毛が眩しく光っていました。私の朝の一仕事は煮もの、ゴボウと鶏肉の炒め煮、大根の味噌煮、長芋の白煮、人参煮、アブラナの茎の煮びたし、それと白菜の刻み漬けを作りました。

 
それから街へ美登利会のポスター配りに出かけました。前橋ガレリアの橋本さんや二口さんなんかにぱったり出会って、招待券を進呈しました。お渡しできてよかったです。ランチはヤギカフェ、美郷さんに招待券配布のお願いをしてきました。

 
それから岩神町の養田鮮魚店へ、鮮魚ケーズに北の魚がいました。ハッカク、マダラです。マダラを半身もらいました。富山湾産のホタルイカも入ってきていました。嬉しいですね、春ですね。

     
冷たい北風が吹かなくなったせいかな、モクレンのつぼみが今にも開きそうになっていました。

     
広瀬川の十六本堰は水門が制御されて、端気川への分水も始まっていました。広瀬川も春を迎えています。

 

     
夕食のおかず、ユキ子さんが義母さんと一緒の夕食のために持って行ったおかずです。刺身の盛り合わせと煮物なんかです。このほかにわかめと菜花の汁をつけました。

 刺身はまぐろの漬け、マダラの昆布締め、アジの酢締めです。まぐろの漬けは、さくのまま周りを炙って味醂と酒を加えた醤油に3時間ほど漬け込んだものを切っています。アジは縦に切ってみました。マダラの昆布締めおいしいです。

 煮物は朝煮たものです。それとホタルイカとワカメ、辛子酢味噌は別に用意しました。まだ少し小ぶりですけど、ホタルイカもおいしいです。

 私は一人飯、残った刺身が多すぎて、マグロとマダラが食べきれなかったです。残ったのは醤油につけて保存、炙って朝食のおかずにします。おいしい夕食でした。

今日はNiiSでトレーニングの日です。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に舞踊公演を開いてまいりまして、今年の公演で80回を迎えることとなりました。記念すべき会ですので、長唄を今藤政貴さん、杵屋栄八郎さんに、お囃子は堅田新十郎さんにお願いし、生演奏で踊らせていただきます。第80回美登利会公演は4月7日、昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)大ホールで開催いたします。会員一同、公演に向け稽古に励んでおりますので、宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい