猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

春分を過ぎたのにひどい寒さ、赤城山には雪が降って、でも、魚を買いに出かけたらアンズの花が咲いていました。

2024-03-22 06:55:42 | なっからさくい生活

アンズの花が咲いていました。冷たい風が吹き抜けていた岩神町でアンズの花に出会いました。昨日は、早朝の気温は1℃以下、養田鮮魚店へ出かけた11時ごろも7℃ほど、真冬の寒さだったんです。

     
養田鮮魚店で魚を買った帰り道、瓦屋根の立派な門の内側に大きなアンズの木、花が咲いていたんです。それにしても寒かったです。温かな日差しの中で眺めたいな…

 

 COCOは少々頼りない陽だまりの中にいました。流れる雲が陽だまりをときどき消しちゃうんです。<さ・ぶ・い…>、COCOは寒がりなんです。私はおいしい魚が食べたくなって、寒いけど岩神町の養田鮮魚店へ出かけることにしたんです。

     
外へ出ると、いつもは城東駅の向こうに見えている赤城山の姿がありません。見えているのは白い雪雲、赤城山には雪が降っているみたいです。寒いはずだいね、真冬の景色だもんね。冷たい風に向かってペダルを踏んでたら、写真撮るのも忘れてました。

 

     
「良い魚が来ないんですよ…」とご主人のボヤキです。「しょうがないよ、全国的に荒れ模様みたいだもん…」。鮮魚ケーズには、釣りアジ、カンパチ、キントキダイ、ヒラメ、シロダイ、ヤリイカ、サバなんかが並んでいました。「ほかには?」、「ホタルイカは来てますよ、それとスズキ…」

     
スズキはまだトロ箱の中、宮城県産だって、1尾2.5㎏の大物です。半身もらうことにしました。でもさ、魚を入れる箱のことを「トロ箱」っていうんですよね、同じ箱でも魚以外が入っているとトロ箱とは言わずに発泡スチロール箱っていうんですよね、何故だろうね。

 
そして帰り道、アンズの花に出会ったんです。この写真のアンズは最初のとは別の木、昨日は2本のアンズの木に出会ったんです。どちらもしっかり花を咲かせていました、冷たい風の中で。

     
広瀬川の柳原制水門のところまで来たら、家を出るときには雪雲の中だった赤城山がすっかり姿を現していました。さっきまで降っていた雪を冠った姿です。

     
しっかり降ったみたいです。山麓台地にも雪が見えていました。雪の赤城山を見るのはこれでおしまいにしたいです。寒いのはもう嫌です。家に戻るともう出かける気力が失せていました。自分でアブラナのパスタを作って昼食にしました。

 

 
食後の休息のあとは、養田鮮魚店で買って来た大胡産のフキノトウでフキ味噌を作りました。刻んでゴマ油で炒めて、味噌と味醂を合わせたのを加えて練り上げただけです。香りの強いフキ味噌ができました。

 フキ味噌が出来たら、COCOの姿が見えないので探すと、二階の洗濯場の明り取りの窓で西日に当たっていました。冬のCOCOは、とにかくお天道さんのあとを追いかけて暮らしているんです。私は足が冷えて冷たくなってしまっていたので、足湯をすることにしました。

 

 足湯を終えたら、COCOがおやつを求めに来ました。COCOにおやつをあげてから、買って来た魚の下ごしらえをしました。ヤリイカは開いて内臓と皮を取り除き、足とエンペラは湯引きしました。マグロの赤身は周りを炙って減塩醤油と味醂を合わせた漬け液に漬け込みました。紅鮭の切り身は焼いて皮と骨を取り除いてから炒って味醂と減塩醤油で味つけ、鮭のほぐし身にしました。スズキの半身の三分の一ほどは皮を引いておきました・

 終わって、大相撲の中継見ながら休んでいたら、COCOが膝に乗りたいってきました。「いやだいね!」って断ったら、<じゃ、暖房マットの電気入れろや!>と、強面の要求です。言われる通りにしました。

 

 
とにかく刺身が食べたかったんです。スズキは氷水でさらして洗いにつくりました。フキ味噌に酢を加えた「フキ酢味噌」を添えて、これでいただきました。おいしいですね。それと、マグロの漬けです。こちらは柚子唐辛子でいただきました。

 
ヤリイカの刺身は少々にしました。甘くておいしいです。そして、ホタルイカのニンニク炒めです。辛子酢味噌で食べるのもよろしいのですが、ホタルイカは炒めても煮てもおいしいイカです。とりわけニンニクとの相性が良いです。

 汁は、豚バラ肉と大根とアレッタの沢煮椀にしました。自分のために食べ物を作るようになって4年半が過ぎました。我がままに作って食べています。

「春分」を過ぎたというのにひどい寒さ、夜も冷え込んでいました。今朝の気温も1℃、あと一ヶ月で78歳となる身体には辛い寒さです、でも今日はNiiSでトレーニングです。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に舞踊公演を開いてまいりまして、今年の公演で80回を迎えることとなりました。記念すべき会ですので、長唄を今藤政貴さん、杵屋栄八郎さんに、お囃子は堅田新十郎さんにお願いし、生演奏で踊らせていただきます。第80回美登利会公演は4月7日、昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)大ホールで開催いたします。会員一同、公演に向け稽古に励んでおりますので、宜しくお願い申し上げます。

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第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
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