goo blog サービス終了のお知らせ 

「描く」仕事の現場から

イラストレーター兼デザイナー兼ディレクターTETSUの独り言

レイヤー構造は先を読んで作れの巻

2005年03月17日 | レタッチの現場
要はトラブルを回避したいという話である。

現場でフォトショップのレタッチしたり合成したり
そんな作業をしたことのある人なら、
誰でも何度かは経験があるであろう。

「ここ、こう直してほしいんだけど‥」

今言われてもその途中段階のデータ、もう上書きしちゃったから
残ってね~~よ!

という経験。

元データはとってある。
だが、最新加工データに到る途中のデータが
欲しい時。よくある。

トップの現場の実際のレタッチ会社の
場合、こういうことに対しての対処は
どうとっているのか。

少しだけ話すと、

基本は「マスク処理」。
元データは加工しない。
あるいは保持しておく。

いわば、これが事故防止のコツである。
「補正データ」上で変換やレタッチは済ませる。

そういう割合を極力増やす。

あとは、意識の問題。
クライアントもADも世の中も
「人間」。気は変わることがある。

何十かに先を読んで、
様々なパターンが来ても大丈夫なように
レイヤーを保持し、構造を考える必要がある。

たとえ、出来上がりが同じでも、
そういう対処が信頼につながる。


最新の画像もっと見る