「描く」仕事の現場から

イラストレーター兼デザイナー兼ディレクターTETSUの独り言

最近の仕事

2010年02月13日 | Work's(Illustration)
最近のぼくの仕事、以下の感じでやっています。
協会の仕事はもちろん、企業WEBコンテンツの仕事、
広告グラフィックの仕事(これは激減しました。孫請け業界は半崩壊ですね)
ディレクション、そして、もう1つの挑戦が数人で新会社を起してのモノ作り。
今、自分の事務所も入れると3つの法人で動いているのに加えて、
未曾有の大不況で、いままででいちばん大変。

そんな中、昨年からやっていた仕事がいくつかWEBで
見れますので,ご紹介。僕以外の優秀なイラストレーターの方々の腕に
頼りつつ、徐々にベテランなりのポジショニングでやってます。

2010年2月公開中サイト
■OCNエコプラス「エコな一コマ」
(Production:Write up!/illust direction:SCIP Creativestudio/illustrator:inaco)
■JRA「ビギナーズクラブ」
(Production:Hakuhodo i-studio/illust direction:SCIP Creativestudio/illustrator:inaco)
■東京ディズニーリゾート
(Production:Hakuhodo i-studio/illust direction:SCIP Creativestudio/illustrator:TETSU,inaco,becco,Otake)
・旅のしおり
・キャストが案内するムービーガイド
■FUJIFILM「EXR」
・人の眼に近づいたEXR
(Production:Hakuhodo i-studio/illustrator:TETSU)
■ニッスイものづくり
おさかなソーセージのできるまで バーチャル工場見学
(Production:Hakuhodo i-studio/illust direction:SCIP Creativestudio/illustrator:TETSU,Sue,inaco)
■日産モータースポーツアカデミー
(Production:Hakuhodo i-studio/illust direction:SCIP Creativestudio/illustrator:TETSU,inaco)
■日産モータースポーツ
・世界一周トラベアークイズ
(Production:Hakuhodo i-studio/illust direction:SCIP Creativestudio/illustrator:TETSU,inaco)

JILLAの僕のページでも紹介しています。

最新の仕事情報2

2009年06月12日 | Work's(Illustration)
さて,もう1つ。
Tシャツ展をやりながらも仕事はしているのです。

今回の僕の仕事はドローイングディレクター。
イラストの表現についてカンプスケッチまでを
完全にコントロールしてイラストレーターに繋ぐこと。

■ “おさかなのソーセージ”ができるまで バーチャル工場見学

工場のイラストは
inacoさん。
キャラクターのイラストは
Sueさん。

お二人ともクオリティの高いイラストで
とても高い評価でした。感謝!

最近の仕事情報。

2009年02月28日 | Work's(Illustration)
イラストレータのinacoさんにお願いして
制作したサイトイラストが発表・公開されました。
日産モータースポーツアカデミー2009

僕は仕事がスムーズに進むように
イラストディレクションに終止。

前回の制作物を気に入っていただけて
今回の制作オーダーだったのがとても嬉しかった案件。

頑張ってくれて結果がでた理想的なケース。

ウェブコンテ/カンプの仕事

2009年02月18日 | Work's(Illustration)
3~4年前になるだろうか。コカコーラの
お茶のブランドの「一(はじめ)」が初めて
サイトオープンするにあたってのキャンペーンの
コンテからイラストフィニッシュまでを担当させて
いただいた事がある。

タッチのプレゼンには
イラレで描いたもの、シェードで描いた3D
水彩で描いた風景の3つを提案。
柔らかいイメージを望んでいたクライアントの要望で、
水彩で進める事になった。

実は何かと縁があって、
里山の風景を描く機会を持っている。

別のコラムに書くが、いくつかの
カタログでも里山を描いて来た。

このキャンペーンの時は茶畑と
お茶農家の様々な風景を描く事となった。

Creative Commons License
以下の作品は、クリエイティブ・コモンズ
の下でライセンスされています。




















スーパーリアル系イラストレーターのDNA

2009年02月16日 | Work's(Illustration)
僕がこの道に入ったきっかけの1つに
高校生の時に傾倒していたスーパーリアル
イラストレーションのブームがある。

テクニカルイラストだけでなく、
多くの表現において、「リアル」を極めた
多くの作家が活躍していた時期。

日本は高度成長で、そのハイレベルな技術を
視覚化して海外に紹介する「腕」を多くの
世界企業にならんとする日本企業が必要と
していた昭和40年から平成までの時期。

目の前に展開する「近未来」を視覚化した
数々の作家。
シドミードがその圧倒的なパースで、
映画の世界を通じて僕たちに未来を見せ、
ジウジアーロやポルシェがその先鋭的な
デザインで車をはじめとして未来感を
僕たちに現実化してみせていた頃。

手で描く事は頭の中から情報を引っぱり出す作業だ。
頭に入ってないものは、手から永遠に出ては来ない。

自分がその仕事をしている今も、
そのリアリティへのえもいえぬ憧憬が心の中にある。

Creative Commons License
以下の作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。