「描く」仕事の現場から

イラストレーター兼デザイナー兼ディレクターTETSUの独り言

カタログ(ビオトープ)

2009年03月04日 | Work's(Design)
このカタログも、横浜の建材会社の企画商品。
学校などに売れているようだ。

もうこの仕事も4年前になる。
全体のディレクションとイラストを担当。
とはいえ、かなりの部分、デザイナーのT氏に
お任せだったが。

ビオトープとは、この水槽の環境の中で、
生態環境が完成していて、環境を補完し合って、
このままの状態でほっておいても、寿命まで
中のエビやメダカ、藻がきちんと生きていける
というもの。

撮影も行なって、イラストも作成した。
里山の美しい風景を切り取って感じるだけでなく、
実際に残していけるような形に
何か寄与出来るといいのだが。






建材メーカーカタログ

2009年03月01日 | Work's(Design)
カタログデザインでデザイン事務所として独立する。
一昔前は、ある意味、黄金パターンであったのが、
こういうパターンだった。

それほど、企業カタログが制作出来ると、
経済的にも安定出来る時代が10年程前はあったのだ。

今は、違うが。

とはいえ、この当時に覚えた、
「情報に優先順をつけて、視認させるためのレイアウト」
の訓練は、今も大切なアドバンテージのひとつである。

この時の僕の仕事はディレクション全体。
デザイナー、コピーライター、カメラマンのメンバーと
チームを組んで制作。

Creative Commons License
以下の作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。









アイコンマークデザイン

2009年03月01日 | Work's(Design)
アイコン、保険や通信関連企業、行政などで、
相当数こなして来た。

Creative Commons License
以下の作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
の下でライセンスされています。


【ソニー損保】


【ソニー損保】


【NTTコミュニケーションズ】

添付は数年以上前に制作したごく一部だが、
本来はデザイナーだけでなく、イラストのセンスの
生きる現場のひとつだ。

デザインとしての「フォーマット」的な軸の感覚や
略化して、「わかる」部分だけをイメージとして
切り分けるセンスなど、勉強になる事が多い。


Type Dragon_design

2009年02月04日 | Work's(Design)
外で,打合せの待ち時間にラフりだしたら、
手が止まんなくなって、こんなのを描いてしまった。



まだまだ、頭の中にはこんなイメージが
詰まってるのかなあ。
今でも時々、10年先,100年先の足下のデザインを
想像することがある。

紙媒体が減って行く。

2009年02月03日 | Work's(Design)
これは一昨年作ったカタログ。
クライアントは丸●/三●地所系の
マンションプロバイダーさん。

とてもいろいろ試していて
型押し、シルクの厚盛り、型抜き両観音
など、やりたい試したいをたくさん、
実現させていただいた仕事。

「お客さんの手元で捨てられずに残されるようなものを」

ということで、森の仲間達の素敵な木のマンションを
イメージした素敵なイラストは
仕事の盟友のmitsismixさんに制作いただき,
僕も出来る限りのアイデアラフを作り、
デザイナーに組んでもらって、
印刷会社も楽しんで制作してくれた、
そういうパンフレット。
みんなのベクトルが一致したことで、
とても好評で何度かの刷り増した後、
このパンフレットはその役目を終えた。

こういう仕事は記憶には残る。
モノも何人かの方はまだ捨てずに
お持ちいただいているかもしれない。









だが、時代は変わって,紙媒体が
徐々に現実には無くなって来た。
僕の仕事も紙のディレクションは
ほとんど無くなってしまった。

新しいメディアへの再編成が
本格的に加速する。
3月以降それはかなりいろいろな形で
顕在化するのではと予測している。

2011年へ向けて、再編は始まったばかりだ。