下請ガイドライン説明会の当日。
理事間では、アンケートの準備、配布書類の準備、
懇親会の場所どり、当日提出の名簿の作成と
思いのほかやることがたくさんあって、
直前までわたわたしてしまった。
段取りには特に慣れていかねば,今年はさらに大きな
イベント、処理能力、ミスをしないための体制が
要求されているので,僕の早めはとても遅いという
自覚を必要以上にもって物事にあたらねばいけない。
デジタルハリウッドのセミナーの申込が実質、今日まで
ということもあり、最後の最後の解説チラシを入れて
アピール。分割も効くので、JILLAの会員でアプリケー
ションを購入してかつ,セミナー受講を検討されている
方には、非常にお得な企画であることは疑いはない。
終了後の懇親会でも,受講申込について質問などもあり、
反応自体は,契約に直結しないまでもいろいろあるのは
事実だ。継続出来るよう、話合いを続けたい。
さて、本題に戻ろう。
本日のセミナーの進行は
全国中央会の丸石政策推進部
副部長。3月まで行なわれている、いろいろ有益な
ご提案もいただいた。これも順次,公式サイトなどで展開したい。
そして,本日の講師は中小企業組合研究所所長の山本貢先生。
写真のテキストなどをご使用いただいて,日本独特の
「下請」という考えがどうしてできているのか、その線引きはどこか、
それに対しての行政法としての下請代金支払遅延等防止法の
ケースワークのご紹介など、わかりやすく、ご解説いただいた。
中小事業者がこれほどのレベルで守られていることを,実はきちん
と知らない事業者がとても多いと,この法が改正された当時から
(施行は昭和31年。大きな内容の見直し改正が平成17年に行なわれ
ている)感じていた。
この法律が改正された当時、電博の対応は非常に早かった。
改正施行後、すぐに受発注書の書式などが電子処理の対応になり、
非常にきちんとした形での明文化の入った書式での受発注に切り
替わったので非常に感心したのを覚えている。
これからは、メディアが細分化され、多くの個別メディアについても
こういう受発注が行なわれるようになるであろうし,出来うること
ならば,多くのイラストレーターはこういう受発注形式の元で仕事を
させてもらえるように、アカウント、セルフマネジメントのスキルを
磨いて欲しいなと思う。このブログにある「書面化」の1つの結実した
形それが下請代金支払遅延等防止法などの応用として非常に効果的な
契約履行につながると考えている。
メディアが増える分、粗っぽい発注も増えるのもまた間違いないで
あろうから。
僕の場合,自分が発注者でもあり、受注者としての交渉と同等に、
発注者として、自分のベストプラクティス(成功事例)を見直し、
発注者としてのレベルアップにも取組まねばならないなと、
あらためて、ハードルを設定し直す気持ちで今後に臨みたい。
不況なので,余計にこういうことが信頼に大きく響いてくるからだ。
本日、いただいた教科書類だけでも、参加費をはるかに超えた
勉強になる代物で,手前味噌?だが,これを主催されている中央会
には,もう一度感謝の意を表したい。ありがとうございました。
今後も,こういったスキルアップイベントには積極的に首を
つっこんでいこうと思いました。
会の終了後の,懇親会にも13名の参加者があり、はじめて話す方,
久しぶりに話す方と、いろいろ楽しいひとときを過ごせました。
これから、また、横のつながりをご一緒に作って行けるといいですね。
大阪の説明会の方もたいへん楽しみです!
関西方面の方は,期待していて下さいね!