「描く」仕事の現場から

イラストレーター兼デザイナー兼ディレクターTETSUの独り言

Buro Destruct(ビュロデストラクト)

2008年10月01日 | ■資料の話
一連資料の話が出たので、
僕にとってのグラフィックデザインにおける
インスパイアされるものをいくつかご紹介。

いまさら、Buro Destruct?の感がないでもないが、
かっこいいものは依然としてかっこいい。

視覚言語のアプローチとして、この書籍が衝撃的な登場をしたのが
1999年。今から約8年前に遡る。

ご存知のない方のために基礎知識。
Buro Destructはスイスのベルンに活動拠点を置くデザインチームだ。
この書籍は2000年の「アイデア」誌のコラムでも取り上げられ、
日本でもブームになった。日本のカタカナなどをデザインとして
取り込んでいることも話題となったが、初期のコンピューターデザイン
の進化の方向として、その後多くのWeb,広告、出版、メディアに
影響を与え続けている。出版社はドイツのDie Gestalten Verlag。
(この出版社で検索したものを片っ端から手に入れてみて見るだけでも
デザインレベルが上がりそうなくらいセンスがいい出版を多数出している)

現在はBuro Destruct2はまだ手に入るようだが、Buro Destructは
中古を探すしかない。
紀伊国屋でのBuro Destruc検索
こちらのBuro Destructのサイトでは、フォントからロゴまで、
まあかっこいいったらありゃしないものがダウンロード出来たりする。
時間のある方は一度、ごらんになることをお勧めします。
イラストレーションのキレッキレの感じも、この辺はセンスとして
磨いてほしいなと思うひとつの目標ライン。


資料4

2008年09月30日 | ■資料の話
本の上に本をおくのはいけません。
ごめんなさい。
海外のコミックなどのハードカバーを
絵柄で買っちゃったりする。
向かって左隅のFREZZARTのSKETCHBOOK、
本当はフルカラーのコミックがあって、これは、
その設定段階のスケッチだけの鉛筆画オンリーの画集。
日本だとこういう企画はまず通らない。

描き手にとって、ブレスト中のスケッチが見れることほど
得した感が高いものはない。

資料3

2008年09月30日 | ■資料の話
雑誌の類いは、いろいろなプロダクションなんかから、
もらったものも含めて、
そこそこ値段のしたものだと思うと、
なかなか捨てられなくて、
整理に困ることがしばしば。

なるべく捨てるようにはしているけど、たまっていく。

資料

2008年09月30日 | ■資料の話
イラストやデザインの仕事をするにあたって、
「資料」がとても大切なことは今さら言うまでもない。
ウチにある資料をサイバーショットの手慣らしをかねて
ちょっと撮影公開。