がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

優しすぎる程優しい子ども

2013-03-16 23:15:41 | 家族、友人
息子帰省する
通院の運転手をしたりしてもらうことになっていて、息子帰省する。
うれしいものですね。
アウトレットで待ち合わせて買い物をしたりする。
若いんだなあと思う。
感性が若々しいし、住んでいる世界の情報が若い人なのだ。
私のその頃をふと思い浮かべる。
私のほうが健全ではなく、我が育児はよかったと安心してみたりする。

やさしくなった子どもたち
はたでみたら、なんてやさしい子ども、あるいは親離れしない子どもに見えるだろう。
いつも思う。
カバンは持ってくれる、気遣ってくれる。
実に、やさしい。

だって、私ががんになって、ショックを与えたから。
どれだけしんどい思いをしたのか、よくわかる。

ふたりともほんとうにやさしくなった。
文句も言わないし、つんけんもしないようになった。
これでもか、というように出来ることをしてくれる。

心の中がわかる。
つらい気持ち、不安さ、痛み。
ごめん、だよね。

子どものために汚いばあさんになり、小さくなってから消えたい
そう思う。

1~2歳の子どもが何かに執着していっときも手放せないものがあったりする。
汚らしく見えるタオルだったりすることが多い。
取り上げると心の傷になる。
でもぼろぼろの繊維になって消えてなくなれば子どもの心は納得する。

半分くらいはボロになっている。
もう半分はじっくりボロになって
「ぼろ」と思われ、小さな小さな存在になってから死にたいなあ。
長生きしたいと子をみて思う。
がんばるべ。

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デートでした

2013-03-15 18:43:48 | リハビリ
桜にメジロ

私の携帯カメラ画像でメジロが見えるでしょうか。
花の蜜を無心に食べていて近づいても気にすることもない。
よほどおいしいのか幾度も幾度も空中でせわしなく羽ばたいてつついている。
春なんだねえ。

ミツバチいっぱいBuzzな菜の花畑

いつも不思議に思うんだが、カメラを向けると途端に逃げる。
カメラさえ向けなければ触れそうな距離にいても普通にしているのに。
散歩中刈り田にいっぱいいるカラスもそう。
ヨットの作業中隣まできてとまってのんきに鳴くウミネコもそう。
ずっと近くにいるから撮ろうかなと思ったとたん生き物たちは気配を感じるのか動きが止まる。
諦めるとまたもとに戻って普通に餌をつついたりする。
カメラを持つと飛び立ってしまう。
ミツバチさえもそう。
負けじと動かずじっとするが近くには来てくれなかった。
とって喰おうと思っていないのだが。

鯉がうじゃうじゃいる川

小魚の大群(多分稚魚)と大きな鯉がうじゃうじゃいた。

元気になった人と過ごしなよ、と帰り際に言われた
死を考えると、どうしても抜け出せなくなる。
元気になった人を見ていないと、と言われた。
がんから生還した意見である。
彼女は若い。
だから大変さはひとしおだっただろう。
彼女のアドバイスは正しいと思う。

私は、でも、友達ががんだったとき、生きている限り一緒につらさを感じて、泣いてきたよ、と言った。
悪いパワーが有るかもしれない、死ぬことばかりにとらわれるかもしれない。
でも、友達だからねえ。と言った。
がんの知り合いをたくさん見送った54歳の意見である。

彼女は、そうなんだ、と穏やかに言った。

体によいことだけを取捨選択できないな、と思う。
いいことがいいに決まっている。
生きていくって私の場合、いいことをピックアップしてはいかれないなあと思う。
自分だけシェルターに入っては世間から遊離してしまう気がする。
人は時代を生きる。
私は福祉の現場にいたい。
帰ってからも考えていた。
あとは余生だから。
少しでも長く、じゃなくてもいいや。
長いに越したことはないが、今まで通り泣いたり笑ったり苦しんだりして疲れたら死ぬんでいいや。

宝くじを買う
私は宝くじを買わない人だ。
RCサクセションの初期、ボクは宝くじを買わないとキヨシローはうたった。
でも彼死んじゃったから。もういいよね。
帰りに10枚買った。
こんなにいろいろあったからもしかしたらあたるかも。
そうしたら、どうするだろうか、私。
やっぱり、働くと思う。
遊び心で宝くじを買う。
がんになる確率より宝くじの確率のほうが低かろう。
当たったら、ワクチン開発に寄付しよう。
子どもにはロレックスの時計を買ってあげるだけ。
そうしないと子どもは馬鹿になる。

なんて、こういう夢を考えるだけだよ。
そのお遊びに2000えん。
1000円だと思ってた。2000円だと高いね。

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一転、だるだるで動きたくない。そんな日

2013-03-14 16:56:13 | リハビリ
猛烈にだるい、一日ソファ人間
何もしたくない程だるいので、ソファにて過ごす。
ソファは座るところではない、寝転ぶところ。
本格的にねたくないから、ソファで寝たきりする。

なんでだろう~と考えちゃう
熱もないしね。
鬱病かもしれない。
などとばかなことを考えてごろごろ。

空腹感なのに物理的に腹がいっぱい
運動しだして、とってもお腹がすく。
でも、それを満たす胃袋がない。
また、好きなものを好きなように食べられない。
糖質をたっぷり取ったらダンピングが怖い。
こういうストレス疲れかもしれない。
飢餓感と言ったら大げさだがけっこういつも足りてない感がある。
たっぷり食べ終えた満足感、満腹感の逆のかんじがある。
食べるのにも疲れている。
のろのろ食いを毎食。疲れる、イライラもたまる。

明日はMちゃんとデートなのに
春の公園を歩いてアフタヌーンティーをと思っている。
可愛くバスケットにいろいろ詰め込んで行こう。
そう思っていた。
ドタキャンはやなので体調を伝える。
彼女もがんフレンドなのでさらりとわかってくれて、出られそうならあおうよ、と笑顔の声で言ってくれる。
人格者だな、こういうところは。
形は違うけど、がんの後遺症を過ごしてきただけのことはある。

まあ、だらだらしよう、体がいやと言っている
明日、やる、掃除も。
だるくても無理を押して病気になったということを覚えよう。
体はだるくて動きたくないと言ってるんだから、従おう。
元気ぶってもしかたない。


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なおった部分とまだまだと混在しながら180日の保障終了

2013-03-13 16:52:38 | 復職
今日で180日の通院保障はおしまい
今月は2回通院予約が有るけど。
退院後半年が過ぎたんですね。
何かと助かっていたなあ、病院の支払い他交通費もけっこうかかる。
その足しにはなってくれていた。
がんはその後の通院が長いからなあ。

なんだかがん保険のコマーシャルみたい。

復職に伴う事務手続きもろもろ
今日は書類をそろえに行ってきました。
やはり、病人が子どもを扱ってはならないので、健康であることの証明書が必要。
いつもの散歩とは違う一日を過ごした。

戻りたいんだなあ、と自分を見て思った。
他人みたいな言い方だが、私が疲れず、いやそうじゃないから。

やれるかどうかはあたってくだけろ、の心境ですが。

私の状態
出来そうでで出来ないこと
*ラジオ体操第一(腕を上げて胸を反らすなんて無理、下向くのも)
*うどんを食べて倒れないこと

出来そうもなく見えて楽勝なこと
*ランニング
*キムチを食べること
*家具の組み立てなどの大仕事

出来そうでもう少しで出来ること
*腹筋運動
*クルージング
*早起き、規則正しい生活

出来そうもなくやはり出来ないこと
*腕足せ伏せ

こんなことを分類するのが面白い、つらつら考えて遊んでいる


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死は怖いんだよ、と素直に自分の気持ちを許したい。好きな人を好きと思うように認めたい

2013-03-12 18:29:34 | 心のリハビリ
一本だけ育った菜の花

クリック拡大しないと見えないんだけど。
これ、ばかばかしく大好きな光景。

誰もいない道で春よ、来いをうたいたくなる
春よ、来い
松任谷由実の春よ、来いです。
春よ、来い
昔、この曲聞くと泣きたくなってしまったんだなあ。
今日は違うけど。
この人はきらきらきらめかしい曲作りのなかに大事な人の死をうたう。
ひこうき雲一曲だけでもいい。
こんな一曲を残せる人はもう人生の仕事をしすぎてしまった位。素晴らしすぎる。
心のなかに浮かんでくる、春よ、来い
この曲、すごすぎる。
涙を超えたものを伝えてくる。

死が怖いことから逃げないにしたい
怖いよ、と素直に思おうと思う。



川辺に座ってずっと考えていた。
こういうことってなかった、忙しかったから。
素直になるために要らないものをはぎ取らないと自分に出会えないね。
自分の心の苦しさや怖さや幸せさに向き合うことが出来れば楽になる。
そうなりたいから、歩いている。

体より遅れて心の回復をつくっている
動けぬ時は動けるようになりたいと思った。
動けるようになれば先を思い心が揺れる。
そんな気がする。
ゆっくりまいりましょうや。

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3.11 心が折れてしまいそうです。長い散歩中、ふ、がおりてくる。

2013-03-11 18:27:35 | 心のリハビリ
3.11を思うと生死が入り交じって心が折れそう
黙祷。
しんどい。テレビの報道や特番がもの凄くつらい。
昨年はこんなじゃなく客観的に災害を考えられたから、このつらさは自分の投影なのだろう。

掃除と言っても、よけい散らかってしまった
これ、よくあるパターン。
私、ここを快適な空間にしよう、とささっときれいにするんじゃなく、
戸棚の奥から要らないものを発見し始める片付けがどうも好き。
こんな根本的な大掃除、身に余る。

迷いながら歩く。迷うために新しい道を探す
知らない道にどんどんはいっていくのが好きなのだ。
どこかわからないのが楽しい。
道は繋がってるから、帰っては来れる。
こういう時は何も考えていないから好きだ。
うぐいすの声を聞いた。
おじいちゃんが孫の初心者自転車についていた。
海は大潮で満ちていた。

歩きながら、瞬間、瞬間でいろいろなことをふと思う。
あの日、殉死を覚悟したけど、津波は低くて助かったこと。
東北の仮設保育園の保育が保育誌にいろいろ記事になっていて、その一個一個のすごい重さ、意味。
全然関係ないおもいもよらないことも色々、ふ、と浮かんでくる。

ふ、とこういう時に思うことって天啓かなと思うんです。
真実。

逆に夜中ねちねち思うことは自分の悪い頭の良くない考え。

お日様があたっている道。(夏の昼間は別)
低く暗いじめじめした道は普通、好んで歩かない。
いい、と思うところを探して人は歩く。
こういういい環境からふ、と思うことは一番大事なんだと思う。

一番心の自己カウンセリングになっている気がする。
ふ、は大事だ。
ふ、が降りて来ない日はふ、が降りてくるまで歩数を伸ばしたり、作業に没頭(飽きるまで)せねばならない。


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腹立つ。こともないのかなあ。無駄な買い物しなくて済んだから。

2013-03-10 16:18:11 | 日記
ずっと考えていたソーラーパネルの設置
15年前家を建てた時もかなり検討したソーラーパネル。
震災後、再び検討していた。
理由は二つ。
一個めは、2年前計画停電の際、ソーラーパネル設置の家だけは灯りがついていた。
(我が家は田舎なので計画停電エリアに入らなかったが、十分考えるべきことだと思った)
二個目。東電が好きじゃないんだ。
でも、東電が儲からないと、事故の収束に向けた活動もままならないとも思う。

まあ、何となく何かしたくてソーラーの見積もりをとることにした。
家にずっといる生活だと、けっこう電気代ってかかる。
まあ、考えてもいいか。

ソーラーパネル屋は言った。
しかし、わたしはがん後間もないのでローンは組めないだろう。
住宅ローンとか、組む時にがん患者じゃダメだ。
死んだ時の保険をクリアしないと組めないんだったと思う。

これを伝えると
「早く回収しないといけないかな」といった
アホの若造。

「じゃ、やめます」即行で言い返した。
私はだから現金で払える範囲でやると言おうと思っていたんだが、待たずしていってくれた。
ほんと腹立つなあ。

がん患者ですぐ死ぬかもしれないから短期ローンを組むしかないという露骨さ。
また、それ以前に女性一人暮らしだからなめてかかった言い方。
これにはいつも慣れられない、男だったら絶対言わないことを平気でぺろっと言う。

よかった
ソーラーパネルに対し、たとえ思い切り電気を使っても損はないだろう、きっとなかなか回収できないはずだ。
そんなに有利なら人の屋根に乗っけさせるより、自分でパネルを所有して電気を売るだろう。
投資目的にはならないだろうな。
それよりも電気が見えることにより、節電意識がうまれることがこの商品の良さなのだ。

そもそも電気って保存性がすごく悪い。
それをバッテリーにためて夜使おうなどという考え方の商品が変。
無駄使いを止めさせてくれた若造に感謝。

ずっと先を見越した買い物を考えてみたかったんだ
がんだからじゃなく、人はふとそう思うんだ、むなしくなると。
脅威のクレジット地獄の女性は
「着物は永遠だから」
「宝石は地球の歴史だから」
というものな。
よそう、よそう。そんな考えは。
心の隙間がふっと開いてもものを買おうとするのもいいが、
別いいいよ、独りでも。と声に出してみてからでいいや。

開くんだなあ、時々、心のふたが。
次は何を思いつくんだか。


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このがんの予後はたいへん、つきあいかたを探して過ごしてるんだな

2013-03-09 18:42:50 | 食道がん
昨日テレビで中村勘三郎の映像を見る
歌舞伎じゃない映像でした。
歌舞伎と違ってけっこう大人げないやんちゃさんでびっくりしました。
人間的な一面。
こんなすごい方が生き残れなかった食道がん。

せめて私は明るく生き抜こう。

病気から離れた発想を
いつまでもとらわれていると病気から離れられないよ、とアドバイスをもらった。
ブログでも書いているように、病気から離れて発想してきたつもりだったから、しゅんとした。
そっか~、そう見えるだろうなあ。
ま、ぽじぽじまいりますわ。
私だってそうアドバイスしたかもしれない。
病気にならなかったら。
理解してもらうには時間はかかる。
でも、がんばる。
再発しなくても不自由な身になってしまうこと、その後の私たちの理解のために頑張ろう。

100km超える頃から
外を歩いた距離の累計がおそらく100km超える頃から戻ってくる。
入院ごとに痩せ、術後は正視できないまで痩せた。
難民の子ども、拒食症の少女のよう。
骸骨模型のように骨がきちんと見て取れる。
特にいやだったのは手足の付け根のところが模型のようにわかることだった。
今でもそんなに変わってはいないけど。
骨盤より幅の狭い足。
寒くて寒くて厚着をするが、筋肉が発熱するのだから、いくら着ても寒い。
ゴミ出しもつらかった。
術後4ヶ月くらいから徐々に歩き出した。
最初は500mくらい。
疲れてうずくまっていたらやさしい高校生が心配して救急車を呼びますか、と声をかけてくれたこともあった。
めげず、ヨロヨロ歩くうち、距離も伸びたし、歩く早さが変わってきた。
つらくなくなってきてこのごろは4~5km歩くことが出来る。
筋肉がつくとあたたかくなる。
太ももが少し肉がついてきた。嬉しい。
筋肉がつくと、立ったり座ったりが気軽になってくる。
生活の苦痛が軽減する。
もちろん、今日のようにやる気ない日は動かない。
苦痛になるトレーニングはしていない。
でも、変わる。いろいろ、外の空気100km ぶんが、元気をくれている。

なおらず、慣れてつきあう部分は大きい
食道がんの予後は実に非常に難しい部分が大きい。
胃がんの胃の全摘とは比較にならない。
息も吸いにくいことがある。
嚥下が難しい。これは本当に大変、引っかかってしまう感覚が喉にうまれたらもう食べられない。
胃も小さい。
ダンピングも苦しい。
噴門がないから吐く。
幽門も引っ張られて機能しなくなって胆液も逆流する。
腸ろうのあとがいけない。腸閉塞。

しょうがないからこれらとつきあっていい風に生活しなければならない。

だから、必要なのはのんきとあるがまま~ニスト的な感性か。
生きる前にはずうずうしくなることか。
この私に慣れ親しむ。
それしかないね。

いらだちも不安も意識してないけどいっぱいあると思う。
でも、肩の力抜いて明日からもポジポじまいりゃんせ。

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がんになった大きなストレスを切るためのストレス。

2013-03-08 17:52:13 | 心のリハビリ
何なんだあ、このだるさは
お愛想笑いさえもいや。そのくらいだるい。
役所と郵便局に行ったが、笑顔のかけらさえなく(そんな体力ない)長距離ランナーのようにだるい。
人格者じゃないなあ、これじゃ。

でも、寝込む程でもない。
寝込めばいいんだが、あまり好きじゃない。

クルマのなかで聴く音楽は
いつの頃からか女性ボーカルしかほぼ聴かない。
あっているんだろう。
若い頃はロック少女だった。今でも嫌いじゃない。
でも、聴かないかな。
Rie-fuを今日は聴く。
デビューした頃から好きで、あふれる才能、英語感覚いい、普段着のままささやくような感性。
こういう天才は他でも天才であっさり音楽を止めてしまう。ヒッキーもそうだ。
癒される。
小野リサ、Misia、Bardが私の全てを代弁してくれていると思う。
ヒステリックな頃の椎名林檎を子らは母のように愛している。
なんかちょっと、わかってしまう。

我が家は女性ボーカル天国。

仕事する時はJazzを聴く。

世界が確立すると一人もいい物だ。

ストレス三昧
まあ、クオリティオブライフが著しく下がることはけっこう自分のなかで納得して乗り越えてきているつもり。
私はひどいあまちゃんな本質で、人の悪意に対してとても弱い。
大事に祖父母に育てられたことが強さにもなっているのだが、純粋培養だったから、苦労もした。
てんで外れまくっていた。
そんな私だったから、田舎暮らしも、母子家庭も乗り越えて来れた気がしている。

元気になり、悪意ある輩と縁を切るために努力している。
責任ある立場にいて荒らしにあってしまい、この数年、これががんの原因かと思う。
抜けるために最後の仕事を始めたが、夜も目が覚めてしまう。

書いたことでちょっと気が済んだ。
離婚前夜のようなストレス。

私はクレーマーになって自分では何も出来ず依存しているくせに文句が生き甲斐の人にはならない。
そんな人は死ぬ前に悔いない日々に感謝は出来ないだろう。

ストレス解消
息子がかえってくるし、ヨットに昼食を持って出かけたいから、グルメミートワールドで肉類(冷凍)を買う!
切り落とし生ハム、他旨いものを買いまくってやるのだ。
豚の前足買ったことある。アイスバインにした。
皆が満足した顔を思い浮かべていろいろ買いまくる。。
はいはい、何たら療法しませんので。
(性格悪っ)

ホンに日記だ。
つらいからである。
でも、職場には戻る。だから戻る。
当初は給料でず、ボランティアでならし保育。
いやなヤツにはなりたくない、余命限られているかもしれぬ今。
ばかやろーのほうがまだいい。

支えてください、ぽちっとな。

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朝起きて伸びをすると傷跡に激痛、学習せず今日もやる

2013-03-07 18:23:13 | 食道がん
傷跡、ちゃんとついてないから?
両手を上に、のびのび~~~
ぎゃあ!と声が出てしまう痛み。
しばらくうずくまって「またやっちゃったよ」と思う。
傷が裂けたんじゃないかと心配になる痛さなのだ。
みんなそうなのだろうか。

下を向けば吐きそうになるし
うつぶせに寝返ってしまうと消化液が逆流。
このごろは「起きねば」と思いながら眠気に負けて
「逆流性胃炎でもう替えのない食道がぁ」と思いながら夢でうがいしていたりする。
拭き掃除なんて吐きそうになる。
のびてもダメ。
下向きもダメ。
やれやれ。
まだ学習せず、失敗が多い。

始めてヒバリを見る
知らない私でも、それがヒバリだとすぐわかった。
晴れた空、刈り田の上空高くホバリングしながらずっと声高らかにさえずっている。
美空ひばりとは素晴らしい芸名だととりをみて思った。
縄張りを示しているのか、休むことなくとおる声で鳴き続けていた。
skylarkというようにlarkでもヒバリだけど、すかいらーくというのがぴったり。
空高く、鳴き続けるトリ。
そのしたを歩いて感動した。
この歳になっても始めて見るものはけっこう多い。
まだまだ生きたいよお、と思う。
できれば。

淡々と雑務をこなす
逃げまくっていた雑務をこのところ朝から頑張ってやっている。
ストレスがたまることはもう今後しなくてよいようにしていくことを誓って頑張っている。

自分にご褒美、キトキトの目のまわりが虹色の上がり立てするめいかを購入。
刺身はいくらも食べられないので多くはイタリアン、ニンニクとオリーブオイルで炒める。
イカとか、タコとか海老とか、貝ってどうしてこんなに旨いのだろう。
明日もこれでいいや、と思うほど。
よい一日でした。毎日そう言おう。

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なおってくるのも色々、大変。心のリハが欲しい。

2013-03-06 18:00:21 | 復職
初めて見た!食べたことはあってもびっくり

芽キャベツです。
一番上にキャベツがあって、茎にいわゆる芽キャベツがついている
スープ煮にしました。
おいしかった。
アブラナ科の植物って偉いなあと思う。
キャベツ、菜の花。ブロッコリー、貝割れ。大根、かぶ。白菜、チンゲンサイ。
クウシンさい、すきです。カリフラワー、わさび。野沢菜。みんなおいしい。

くこ。ここらでは早春のクコを好む

早春のクコ若葉を食べるのだそうだ。
おつゆに入れる他、クコご飯。
オアゲとクコ若葉を醤油、砂糖で味を付け、熱々ご飯にあえる。
あまり山菜を食べぬ人等が好んで食べている。
どこがいいのかわからない。
きっと古くからの習わしには意味があるのだろう。
苦くも何ともない。

激動についていけない
一気にいろいろ手を付け出したら全然気分よくなくて。
それは意外なことだった。
ただ単に時間割に乗ろうとしているだけなのだ。
そう考えてみることにする。

つらくなった時は肉体を動かす。
歩いていたら竹やぶからとりのひなのぴやぴやという声がした。
立ち止まってのぞくも巣はわからず。
この、ワープ感でいやな気分を晴らす。
努力、努力。
自分がいやになると病はすすむ、(免疫力落ちる)
性格悪いわたしならばこそその努力はシステム化されてきている。

一つずつ、どんどん片付けていく。

いつも気分よくするために努力するしかない。

たいへんなのじゃ~、やっぱ
一応、きちんとしておかないとね。
再発も考えて。
残った人があきれるような事態ではやだ。
ゴミは捨てる。とかいろいろ。

短いことも考えるかわりに、長かったことも考えねば。
ちゃんと働いて人生を終えないと。

もうこの課題、重い。
どうしてももそこに行き着いちゃう。

もっと修行が必要だわ。
ばかばかしく生きるすべが欲しい。

恋をしていないからいけないのかしら。
(鯉と変換された。この時点でブ、ブー)

応援してください。ぽちっとな。

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現実逃避な一日。それも進歩でしょ

2013-03-05 18:22:28 | 心のリハビリ
やろうと思うことに行き着かないのだ
これはがん以前からのわたしの悪い癖。
やらねば、やりたくない、あすにするわ、を積み重ねて日々過ごすと(やればいいのにやらぬ)いや~な気分になってくる。
「まだ、大丈夫」とぎりぎりまで逃げる。
思いついてケーキが焼ける身軽さはどこに行ったものだか。
てんでだめだめ。
で、そろそろイライラ感が募ってきると、動き出す。

これでやるかというと、まだまだ出来ないのである。
違うことを始めてしまうのだ。
眼についたことに逃げる。
今日は包丁刺しを分解掃除した。
掃除して出てきた乾電池を一個一個テスターで測って使えるのとゴミにわけた。
どうでもいい仕事に逃げるのである。

知っているのだ、やればやれることを。でもやるのにハードルが高いことは多いのだ
もうこの繰り返しをどんだけしてきたことか。
大人じゃないのかもしれない。
やりだせば出来るのだ。

何をイライラしているかというと、やらねばならないことは多くあるが、それをやらないと、と感じだしたところがすごいと思いませんか。
世の中に戻ろうとしているからだよね、と思う。

3月ってこんなわたしでも羽化しようともだえ始める季節なのかも。
いつまでも芋虫かたまごでいたいけど変体しなければいけないことをどこかで感じ始めている。

春は来ている、急に春らしくなってきた

みてみて、この土筆んぼう。
群生して休耕畑は肌色である。
(これをよろこぶのはわたしが物を知らないから、百姓さんはこうは感動しないだろう)

我が家の花壇もミニ水仙が気がついたら咲いていた。

そのうち、動こう。
動くことも、大変。
病後、均衡を破って何かをし始めるのはやっぱ、大変だ。
でも、みんなそうなんだ。
そう思っていこう。


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けっこうかかるがん治療(保険のコマーシャルみたいなタイトルだ!?)海外移住は絶対無理!

2013-03-04 17:44:15 | がん・腫瘍全般
健保の昨年医療費500万!
健保が負担した分も含めて約500万円
がん治療ってこんなにかかるんだ~~~~~
いやあ、びっくりです。

天引きされる健康保険料、高いなあと思っていたけど、大訂正!
わたしみたいな人を養ってくれているから高くなるんですね。
はは~~~~~っと感謝。

で、これはあくまでも保険適応の金額。
本当にがん治療はお金がかかるんですね。

これからもまだまだ続くのだ
昨年程高額でなかったとしてもまだまだ病院と縁は切れない。
一旦がんになると大変なのだと実感。

フィリピンなど物価が安いところに移住してヨット三昧、なんて夢はくだけ散った。
日本の保険制度のありがたさが身にしみる。

娘が言っていたっけ
「お母さんはアメリカの医療がすすんでいてうらやましいというけど、よほどの大金持ちだけよ、恩恵にあずかっているのは。お母さんのような手術をしてもすぐに自宅に戻るのよ、それでも高額なのよ」
そうかもしれない。
確かにそんな話を聞いたことがある。

人は欲が出るもの
昨年はお金のことを考える余裕さえなかった。
クルマを買うとかじゃないから、一体いくらかかるのかもわからないから考えないで過ごした。
それがこのところ元気になってくると通院の15,000円が「けっこう高いなあ」と思うようになった。
実に現金なものだ。
それだけよくなって日常に戻り、計算など出来るようになったということか。

大変だよね、最優先は治療ってことですか。

ではではぜひぜひ、ぽちっとな


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がんで拾った命の重さを思う

2013-03-03 18:15:19 | がん・腫瘍全般
がんで亡くなった親友のお嬢さんを見かける
先日、総合食品スーパーにがんでなくなった友達がいた。
と思ってしまう程そっくりなお嬢さんが学校帰りに買い物をしていた。
あの時の赤ちゃんが、こんなに大きくなったんだ。
ほぼ、ストーカーか、尾行の警察のようなわたし。
声をかけるのははばかられたが、体中の血が逆流する程胸が高鳴った。
本当にあの人のDNAをここまでそっくり持つとは、というくらい全てがそっくりだった。
母親がいないから、学校帰りに買い物をしているのだろう。
しっかり、育っていた。
ちゃんとしたお嬢さんだった。
いとおしい気持ちがあふれた。
ここしばらくの生活のなかでそれは特に私の心を揺さぶる大きなことだった。
逝ってしまった友達を思い浮かべ、ずっと窓から夜の空をみていた。

絵本作家佐野洋子氏をおもう
大好きな絵本がある。おれはねこだぜ
ブキミ猫が大好きでした。
入院中、病院文庫で知ったのだが、彼女は鬱病を患っていた。
母親との強い確執に苦しんでいた。
がんでなくなるのだが、がんを宣告され、生きることの喜びを知り、鬱を克服する。

がんだから、気がついたものってある。

難病のお嬢さんが言う
自殺するなんて許せないよ、命を粗末にして。いやだ。
わたしにはそんなこと出来ない。

彼女は症状がより悪化することを覚悟で子どももうんだ。
3歳から闘病している彼女は、命というものと常に向き合ってきたのだろう。
頭が下がる。
残りが減ってしまっても、愛に満ちた人生を送ろうという気迫が伝わってくる。

生存率が低いことはつらい、が、だからこそ大きな目でみていきたい
がんはハンディキャップだ。
でも、よく生きるきっかけになっていくと思う。
そうすることだけが正当化していきていくことかな。

死者との対話の夢が続いている。
なくなった友人が夢枕に出てくる。
みんな笑顔でテーブルを囲んでいるのだ。
なぜか怖くはなく、あえたことが嬉しい。

こんな思いを持ち続けられることが日々の支えである。
こうして日々を重ねられればありがたいと思う。

桃の節句。

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春先の天気のように体調が変わるけど、総体的によくなっていると客観的に見ないといけないって考えよう

2013-03-02 18:13:04 | 食道がん
体調回復、一喜一憂の毎日
昨日は動きを止めた腸も、今朝は回復。
こんな書き方は何だが、うんこをこんなにありがたく思うことは手術まではなかった。

子らがおむつ時代は熱心にうんこを観察した。
赤ん坊のラブレター。
元気だよ、と伝えてくれる。
あるいは不調を訴えてくる。
シモの始末なんかやだな、と真剣に思っていたが(わたしは乳児を持ったことはなかった)偏見だった。
赤子の便は特に最初、くさくなく、メッセージ、情報の宝庫だった。
器用な娘はグラディションうんことか、二色のねじりん棒うんことかしてしんどさも多い育児を明るくしてくれたものだった。
今やその時代に戻っている感がある。
赤ん坊と同じ程度の要観察なんだね。
ともかくよかった、よかった。

でも、食べてないのと昨日の疲れがどおんと残ってソファ人間になって過ごす。
何もしないから部屋はこの二日で汚くなった。
そんなの仕方ない。
寝ながらもよかった~~と思って過ごす。

よくなったり、悪くなったり繰り返し
気力もそう。
やる気がない日もあれば動くのが嬉しい日も。
振り子の振幅が大きい。

いいところだけ、悪いところだけみていくと自分が何なんだかわからなくなりそう。
でも、確実に回復している。

やり直しなんだな。
一から。
作り直しなんだな、体の感覚の。

クリスマスローズはクリスマスには咲かない、見つけ。
わたしの鉢植えのクリスマスローズはいつからか咲かなくなってしまった。
公園で咲いているのを見つけた。
そうか、クリスマスには咲かないことは覚えていたが、この時期に咲くのか。
白と、赤。

今日もいい発見に感謝。

一人でもけっこういけそうな気がする。
こんな調子で自分を持っていければいい。
病気にならなかったら散歩なんてしなかった。
こんなこと一つでもけっこう助けてくれるものだ。
そういうのって大事だと思う。


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