がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

形だけ大掃除、正月準備

2015-12-31 17:54:21 | 楽に生きる
今年もお世話になりました、ありがとうございます

たくさんのアドバイスや共感、傾聴、一年間ありがとうございます。
特に辛いとき、どれほど助けていただいたか、言いつくせません。


私なりに年末

子どもがいた頃はこさえるものリストを作り、朝から台所の人となっていました。
今の私にはできません。
ちょっとだけ動いてはのんびり休み、の程度にしています。

術後はおせち制度を廃止し、美味しいものを食べればいいと言う我が家のルールを作りました。

簡単な掃除をすると自分の心がすっきりします。
そしたらそこでやめ。

あとは正月花をいい加減にいけて終了。
私、ある生け花流派の教授資格あるのです。
上の人が見たらなんていい加減な、と大いに手直しされるでしょう。
いいんです、極めないことも大事。


時差はたったの1時間でも旅疲れ。使い物になりません。
あ、いつもですが。


千と千尋の舞台を求めて

ひょいと飛行機に乗ってみたのです。
舞台の九份は案外市内から遠くていろいろな公共機関を利用。
市内の電車は切符じゃなくておもちゃみたいなプラスチックコインが自販機から出てくる。
ICカードの機能内蔵。
高速鉄道は紙切符。
バスは私は現金で支払ったが、独特のICカードがあるようだった。

こういう旅がどこいっても好きなのです。
とことこ歩く。一人で。


大きな意味で千尋の心に触れる

見た目はあんまり





坂道に店舗がひしめきいろいろな食べ物を売っている狭くて長い道。
ちょっと江ノ島みたいか?

実は飛行機降りたときから八角と五香と臓物を煮たような匂いに参っていた私。
これは自分でもびっくり、どこに行っても食べ物は平気と思っていたのだがこと八角(スターアニスと言う香辛料)と肉の匂いに。へろへろ。

腸詰、甘いお菓子、店ごとにいろいろなものを呼び込みながら売っている。
すれ違えない感は原宿竹下通りより強力。
どきつく、けばけばしい感じで魔法にかかった感じ。



お面屋さん、かなり面白かった



女の人だけでやってたお店でいただいた白身魚団子。
もちもちしてたので餅粉を混ぜていたのかな
2個食べちゃってから写真。
向かいにはお店の店員のお姉さんがスープ春雨ご飯を交代で食べてる。
これがなんともあっさり上品で35TWD150円くらい。
一番美味しかった。

キツイ匂いと烏骨鶏スープの洗礼を受けて参っていた私には千尋が食べたおにぎりのように思えた。

ゆっくりしみじみ食べている私に、早食いしてるお姉さんが笑って肩すくめてニコニコしてくれた。

なんか自分なりに追体験というか、イメージの原点が感じられて嬉しかったです。


食べることには本当に神経使い

この体では量、下痢、ダンピングを予測して行動しなければ。






美しい朝ごはんも食べきれません。

日本を背負っているので、店舗で金だけ出して残す、という行為は嫌らしく思われますよねえ。
手を合わせてごちそうさまといい、メモで「美味」と書いて手渡しました。


また懲りずにいろいろ出かけないと

難しく考えないで、何も考えないでいこう。

自分で決めつけていることが解かれていくように柔らかくいきたいもんです。
がんになって知ることもある。


長文、失礼

息子が熱を出し、かえって来れず、生まれて初めての一人の年越しですが、彼もそうなので、ヨットで止まって年越しのお友達に合流しようかな。


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