先週末の店頭は
愛媛県今治の「ビブルナムティナス」と「ピットスポラム」のフェアを行いました。
さて・・
愛媛はどこにあるかわかりますか?
はいここ、、四国なのです!
愛知と混同される方が多いんですね・・
それで今治は・・
はいここです
今治からも眺める事の出来る
四国で一番高い山、石鎚山~いしづちさん~(標高1982m)
温暖な印象の四国ですが
意外に冬は冷えます
九州と山口の下関海峡から流れ入ってくる
日本海気候の冷気が標高の高い山々にぶつかると
山間部は雪が降り、スタッドレス無しで走れない程とか・・
石鎚山周辺の雪化粧は、遠く九州からも確認出来ます
そんな中にあって
平野である今治や瀬戸内周辺は
割と温暖な気候の様ですね・・
瀬戸内に浮かぶ島々(芸予諸島)の南半分が愛媛県、北半分が広島県
この島々を結ぶ全長距離70kmの高速道路「しまなみ海道」が
1999年に完成いたしました。
高速道路のすぐ脇をサイクリング道が完備される珍しい構造
島々を走破出来る唯一の高速道に、世界中の自転車好きが
この地を訪れるそうです。
世界有数の多島美を誇る青い海原を眺めながらのサイクリングは
どれほど気持ち良いことか・・
機会があればトライしてみたいと思います
そんな素晴らしい今治の自然で作られる花木類が
今回フェアを行った「ビブルナムティナス」と「ピットスポラム」です
今治の最北、大三島の海に面した圃場
ビブルナム・ティナスは地中海原産の常緑低木
これまで
10月~1月出荷時期の光沢のある青い実が主流でしたが
JAいまばりでは時期によって赤や緑、青に変化する実の特性を生かし
他産地との差別化を図ろうと、年間を通じて出荷をはじめました。
6月から8月は赤の実
8月~赤が抜け緑の実
9月~やや紫が入り段々青色に
10月~1月 光沢のある青い実
つぼみや実の房が6~8個ついた長さ約60センチの切り花を
「らめらいと」と名付け、オリジナルブランドを確立しました。
同じ圃場では
ニュージーランド原産のピットスポラムも作られております。
市場には地中海に面したイタリア産も多く入荷してます
もりもり育つ花木を見ると・・
瀬戸内が地中海気候に近いと思える瞬間(行った事はありませんが・・)
まさに適地なのですね・・
テヌイフォリウム、マウンテングリーン、バリエガータ、グリーンのラインナップ
輸入にはないボリューム感と抜群の鮮度が売りとなります。
今治の平野部も圃場が点在
どの位置からも海を一望できます。
ということで・・・
太陽をいっぱい浴びた主役たちをお迎えして
フェアの様子です
早朝からピットスポラムに人気集中
ボリューム感に加え、葉の固さも評価の高いところ
丈が長めのものから売れていきました。
ビブルナムも丈の長いものから・・・
短めはやや苦戦をしましたが
無事完売です。
2年目のフェアで、リピーターの声をいただけました。
定番化する道は楽なものではありません・・
安定出荷ではじめて売り場が確保できます
地道に販売し、良さをわかっていただけるまで並べ売っていくのみです。
毎(月)(水)(金)と定期で入荷
今後とも、今治の花木をよろしくお願いいたします。
関係者の皆様 ありがとうございました。
nakaya