17日(金)より、今期冬のかすみ草の打ち合わせのため、和歌山・紀南農協へ行ってまいりました。東京より少し気温が低めです。
昨年度の開始前、染めの取組みをお願いしました。
JA紀南・山本さんの1年間の地道な努力により、今期販売の見通がつきました。
技術面の事や細かな問題は、我々ではお話できないので、
昭和花きの菅家さんに同行依頼したところ、快く受けていただきました。
到着後、田辺市内にて、関係者と共に懇談会
お忙しい中、ありがとうございました。
翌朝は少し冷え込み12℃、毎年、同じ時期に訪れているのですが
今年が一番寒い。前進増量中のかすみ草も少し落ち着くのでは・・・
少し肌寒い中、タイプの違う染色材料を使い、染め試験。
湿度や気温、かすみの乾き具合、水を蒸散するために加温や風通し等など、
一言に、染めてしまえばOK!という訳にはいきません・・緻密な計算が含まれているのです。
(右の方が・・JA紀南・山本さん)
時折、山本さんより、おいしいみかんの選び方などレクチャー受けつつ、様子見。
待ち時間を利用し、雪の舞、アルタイルの圃場を見て回る
伸びも良く抜群の出来です。このまま前進が続くとクリスマス以降が心配です。
雪も高温もいりません。例年通りにいくことを・・祈ります。
徐々に染まる様子を観察すると、水を吸う仕組みが、よーくわかります。
今回、染色における作業の難しさを体感しました。
今後、主になって染め作業を行う山本さんの汗は、お客様の笑顔に変わるものだと
思っています。
苦肉の策で染色した時代は終わり、アイテムとして確立したものとなりました。
僕らが販売で結果を残し、次に繋ぐ役割はとても重要です。
20年の取引の中で、紀南のかすみの生産量も減りました。
同時に見失っていたものもあるかもしれません・・それが何なのか考え中ですが・・
今回の取組みは、その何なのかを解決してくれる足懸かりになると思います。
限られた時間の中、すさみ町のストック・彼岸王と葉ボタンの見学。
田辺市から45分、合併によりJA紀南の守備範囲は広がりました・・移動が大変です。
昨年の単価下落で生産が減ってしまいました。
日照量も少ない山中で、葉を一枚一枚落とし作られています。
晴れ姿と呼ばれる白系の葉ボタンは、まだ色が出ていませんが。
そのまま出荷しても、野菜チックでいけると思うのですが・・どうでしょう?
滞在15分、そのまま空港へ直行です・・・
JA紀南・木村さん、ご無理をお聞き入れいただきありがとうございました。
また
ご多忙の中、ご同行頂いた菅家さん
頼りになる努力家、JA紀南の山本さん、
ご関係の皆様、ありがとうございました。
早速、2007年度のかすみ定期販売の案内を作成し
お待ちいただいているお客様へお届けいたします!
nakaya