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先日、焼きビャンビャン麺を食べた「蘭州牛肉拉麺 東珍味」を再訪。今回はいよいよ辛口ビャンビャン麺に挑戦です。 こちらのお店は不思議な仕分けになっていて、麺を食べるお客さんは1階、ドンブリを食べる人は2階となっています。 複数で来て、麺を食べたい人、丼を食べたい人がいた場合、どうなるんでしょうかね。どなたかがレポを書くのを待っています。 さて、ここでは注文すると同時に、厨房からドン、パン、ドンという音が聞こえてきます。 麺を打つ音のようですが、そのあとは鍋で何かを炒めるチャカチャカ音も。これは青梗菜を炒めているのでした。 待つこと10分くらいだったでしょうか、待望の辛口ビャンビャン麺が運ばれてきました。(冒頭の写真) そこに添えられているのは、小椀に入った辣油と黒酢。 まずは食べ方の指導があります。 「全部かき混ぜて、辛さはこれで調整してね」とオネエサン。こちらではすべて自己責任で辛さを調整します。辛いのが苦手でない人も、最初から辣油を加えるのは危険です。 この日はオネエサンからもう一言、アドバイスがありました。 「これは黒酢ね。半分くらい食べたら、後半にこれを足すといいよ。また味変るね」と。 ![]() 麺の上部に接近してみました。みるからに辛そうです。 続いて具材を確認すると、牛肉は当然ですが、モヤシ、キュウリ、小口切りした葱、青梗菜、胡麻、パクチーが入っています。 これらをマゼマゼするわけですが、赤い汁がワイシャツに飛び跳ねないかと心配しながら混ぜます。 ここで下手して器ごとひっくり返してしまったら、ワイシャツどころかズボンまで赤い斑点に染まりそう…… ビクビクしながら混ぜていると、オネエサンガ来て、「混ぜましょうか」と手助けが入りました。 「白い麺の色が変るまで待たないと駄目ね」 スプーンと箸で混ぜること1分以上。 ![]() 麺リフト! 幅広なので箸からずれ落ちる心配もありません。ただ、その幅広のために唐辛子が麺にたくさん張り付いてきます。 一口すする、いや、啜れません、ひと口齧ると、モチモチした小麦粉の風味が口中に広がります。 続いて辛味が鼻を抜けていく~。 ![]() でも、このタレ(汁?)は辛いだけではありません。辛さの裏に旨みがあるのです。クセになる味わいとでもいいましょうか、辛いからもういいや、と思ってもすぐまた食べたくなる、そんな感じかな。 ![]() 小麦が主食で、青梗菜がオカズ、辛いタレ(汁?)がスープといった定食の変形版ともいえるかも。 ときどき口に入ってくるキュウリが箸休め的な雰囲気で、しばし口中を和らげてくれます。 オネエサンの指示どおり、後半から黒酢を加えると、一瞬にして味変が起こりました。 蘭州牛肉拉麺のときに感じた、かすかな酸っぱさが辛味の中に混じってきて、これはこれで美味しい。 最後はドンブリの底に残ったタレ(汁?)をスプーンですくって完食! なかなか美味しいビャンビャン麺でした。 ![]() 帰りがけに見た光景。 とんかつ「つね勝」のシャッターが開いていた。何かが始まるのか? あのトンカツ、メンチ、アジフライ、その他の揚げ物、美味しかったなぁ…… 閉店からまもなく10年か… ![]() |
ビャンビャン麺食べましたか!
それにしても、よ〜く混ぜ混ぜするんですね〜!
私は伊勢佐木モールのお店で食べましたが
麺を食っているというより餃子の皮を食ってるという感じでしたね。
とても魅力です。美味しそうだし、自分では出来なさそう。
中国の麺は中国人でも知らない物が沢山ありますね。
私の老師は北京人ですが、刀削麺を食べたことがないそうです。刀削麺を削る金属の板を買って来てほしいと、老師のお兄様に頼みましたら、見たことがないと言うのです。そこで図を書いてお見せしました。
手に入れたら作って見ようと思っています。
餃子の皮を何枚も重ね、
そこに辛いタレを絡めて食べている感じですね。
ここは西安の人が作っているという話でした。
特別な道具は必要ないみたいですよ。
薄い金属片ならいいみたい。
缶詰の蓋なんかどうでしょうか。