中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

最近の中華街から 10月・11月

2015年11月12日 | 中華街メモ

 昨日の昼休み、中華街でランチを食べようと思い大通りに入ると、中国からの観光客や日本の修学旅行生でかなり賑わっていた。

 しかし、この日はいつもと違う雰囲気も……

 「萬珍楼」の店舗前で、なにやら抗議集会が行われているのだった。

 長いこと横浜中華街を観察してきたが、こんなのは初めてのこと。

 かつては、2月11日になると「江戸清」の店頭に日章旗が掲揚されたり、厳島神社の祭礼日に御神輿が練り歩いたり、あるいは「同發新館」での結婚披露宴を終えたカップルが車でパレードをしたりといった光景を見ているが、労働組合の集会というのは記憶にない。

 チラシとティッシュペーパーを配っていたので、私は両方を貰ってきた。

 何が起きているのかは、ネットで検索すれば分かるそうだ。


 以前からずっと気になっている「萬珍楼」の店頭上に書かれた文字。

 包辨酒席。

 どういう意味なのだろうか。

 とくに「辨」の字が気になっているんだよね。


 こちらは「萬珍楼」の2軒隣り、食べ放題の「龍州飯店」だ。

 この建物、以前は「揚州飯店」が入っていたのだが、4年前に「龍州飯店」になっている。

 本格的に改装するのだろうか。


 ブルーのネットで覆われているのは、最近閉店した市場通り「池川青果店」跡。

 何か工事が始まっているのだが……


 ネット越しになんとなく黄色いものが見えている。


 どうやら壁の色のようだ。

 黄色とくれば、「手相占い」や「開運グッズ」のお店を連想させる。

 はっきりしたことは言えないが、もし八百屋さんの跡がそうなるとすると、占い・開運関係の店が3軒並ぶことになりそう…


 NTT横浜支店の前でヒマワリを育てている。

 この写真は10月に撮影したものだが、それ以前に栽培していたヒマワリはビルの裏の方に植えられていた。


 秋にヒマワリが咲いているのを見てビックリしたものだった。


 そして11月。
 プランターのヒマワリはだいぶ成長している。


 裏の花壇に移植されたものも、こんなに咲いている。
 2015秋じゃないけどヒマワリ満開!


 南門の方を向いているよ。


 福島ひまわり里親プロジェクトなんだって。
 種子を現地に贈る運動みたい。


 そのヒマワリが見つめる先は、南門シルクロードにあった「明華」。
 先ごろ閉店した料理店だが、なにやら改修工事が始まったようだ。


 その向かい側にあった駐車場。
 ここも閉鎖され、新しい建築の工事が始まった。


 本須さん情報によればホテルができるという
 しかも9階建てだって。


 その左隣り。
 あの「オリエンタルホテル」があった場所だ。

 いよいよ工事が始まり……


 都市景観形成行為のお知らせが出た。


 賑わいを形成…って、なんだろう?
 具体的にはどうするのかな。

 屋上緑化もいいけど、一般の来街者が入れないなら、あまり意味は無いように思うのだが…


 ずいぶん細長い土地だったんだね。
 昔は間口のサイズで税金を決定していたから、こういう細長い店があちこちにあった。


 正面図みたい。
 どこに賑わいを形成するのか、完成が待ち望まれるね。


 近隣サラリーマンの御用達「九州大分ラーメン 麺恋亭」がなんかヘンだよ。

 平日の営業時間が夕方以降になっていたのだが、最近は日曜日もやめてしまったみたい…。
 どうしたのかな。


 

 酒場に転身するのか…

 そうそう、同店のHPもアクセスできなくなっているよ。
 もしかしたら大きく変わるのかもしれない。


 最後に、中華街ではないけれど、最近の工事現場から。

 ここは開港広場。横浜の原点ともいえる重要な場所だ。


 なんだか分からないが、再整備工事とかが始まっている。


 また年度末にかかるいつものパターンか。


 

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12 コメント

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めまぐるしいですねえ。 (冬桃)
2015-11-12 12:03:10
 なんともいろんな変化があるのですねえ。
 萬珍楼は検索してみました。
 そんなことがあったのですねえ。

 ひまわりは放射線物質の汚染に効く
というような話がありましたね。
 それで福島なのかな。

 ラーメン屋さんのお刺身は、どういう
間合いで食べるのでしょう。
 刺身で一杯やってからラーメン?
 まさか、ラーメンのおかずに刺身……
じゃないですよね?

 新しいホテルもちょっと気になります。
返信する
Unknown (淡々斎)
2015-11-12 14:57:51
友人が、中華街の大手老舗で働いています。
いろいろと大変な様で、辞めていく人が多いとか…
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Unknown (いその爺)
2015-11-12 16:50:40
弁の旧字体だそうです。
ちなみに中が刀は異字体だそうで。。。汗

横浜繁昌記によると遠芳楼の看板にも同じ字が使われているようです。
遠芳楼ではラウメンが提供されていたようです。
その先は。。。調査中です。m(__)m
返信する
労働争議 (本須)
2015-11-12 20:18:52
労働組合の抗議運動は中華街でもかなり昔にありましたよ。
2002年8月には中華街大通りの有名店で、
2002年9月には市場通り中ほどのお店で、
見かけました。その後は見た覚えは無いので、
かなり久しぶりの話題ですね。


「いけがわ」跡の黄色は私も気になってました。
隣の「龍」の黄色とほとんど同じ色です。
工事中の中もちらっと見ましたが、店内も黄色でした。

占い屋と言えば、香港路から関帝廟通りを出た所にあった
「Ribbon」跡も占い屋になりました。

あと工事関係では「好好亭」跡も工事が進んでます。
隣の物件と合わせて1つのお店になりそうです。
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いろいろ (管理人)
2015-11-13 04:37:17
>冬桃さん
いろいろあるのが中華街です。
ひまわりは放射線物質の汚染除去に効果があるんですかね。
それと、一年中咲くのでしょうか、すごいです。

オリエンタルホテル、ここが冬桃さんの小説に出てきたホテルのモデルなのかと思って読んでいました。
でもそうじゃなかった・・・
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 (管理人)
2015-11-13 04:45:12
>いその爺さん
Wiktionary日本語版(中国語カテゴリ)によると、
包辦とは「引き受ける」という意味のようでした。

拌との関係も調査中…
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労働争議 (管理人)
2015-11-13 04:49:33
>本須さん
2002年に見たのですか。
十数年ぶりなんですね。

「Ribbon」跡も占い屋!
どんどん増えていますねぇ。
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Unknown (管理人)
2015-11-13 04:51:03
>淡々斎さん
店の変化も激しいけど、それ以上に働く方々の移動も多いんでしょうね。
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立て万国の労働者・・・・ (KF)
2015-11-19 02:15:03
新聞に「ロンドンのインド料理屋、料理人不足に悩む」というミニ記事が。
英国で「アジア人」といえばインド・パキスタン・バングラデッシュ・スリランカ人のこと、というぐらいたくさんいるので、料理屋も多いが、
「子供は料理人を継がないし、親も高等教育受けさせ、それなりの職業を勧める」
「南アジアからの移民の労働に関する規則の強化」、更に若者は前近代的な料理人の世界のしきたりを嫌って、南アジア人に限らず、なり手自体少ない。。。と慢性的な人手不足。
という内容。

ムムム、それは我が国も同じ、と思いました。

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確かに (管理人)
2015-11-19 05:56:16
>KFさん
同じですね。
家族経営だと難しいのでしょうね。
中華街では料理店を廃業して賃貸に出すところも多いと聞きkます。
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