関帝廟通りにある「大新園」の店頭に、気になるメニューが貼り出されていた。夏季限定の“冷やしネギ塩ラーメン”。 この日は「秀味園」に行こうと思っていたのだが、噴き出る汗にたまりかねて、気がついたら「大新園」の自動ドアのボタンを押していた。 天井からはクーラーの冷気と一緒に、オルゴールのさわやかなメロディーがシャワーのように降り注いでくる。女将さんの趣味なのだろうか、いつもどおりテーブルには一輪挿しも。 着席すると、これまたいつもどおりに、フロア係の方が朝日新聞と神奈川新聞を持ってきた。 「どちらかお読みになりますか?」 一人客に対して、待ち時間を退屈にさせないための店側の心配りを嬉しく思う。オルゴールといい、花といい、ここはいつも心穏やかに料理を待つことができる。 冷やしネギ塩ラーメン到着。まずスープをすする。冷た過ぎず、ぬるくもない、ちょうど良い温度に仕上がっている。ほのかな塩味が出ていて美味しい。 トッピングされた白髪ネギと鶏肉を噛みしめると、口中でスープと混じりあった旨みがじわ~んと滲み出てくる。 ドンブリの底に残ったスープを、最後まで飲み干してしまった。 食後のデザート。もちろんサービスだ。定食スタイルのランチには必ず付いてくるものだが、麺類や飯類一品のお客さんにも出してくれるのが嬉しい。 途中、女将さんが「ごゆっくりしてくださいませ」と声をかけてくれる。 ここの料理、中華街屈指の美味しさとはとても言えないが、こんな雰囲気が好きで、私はときどきここでランチを頂いている。 暑くなると、最近はこんな装置が活躍している。細かい霧状にした水が空中に噴射され、見ているだけで涼しげだ。 こちらは日本大通りの「ZAIM」。ここでも大きな扇風機から霧が散布されていた。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ |
出ていたと思ったのですが、それとは別物なんでしょうか?
どちらにせよおいしそうです。
ドライミストは聘珍樓でもやっているんですね。
ZAIMのは去年あたりからやっているのを見かけてました。
横浜大世界でも去年入口に設置していたのを見たことがあります。
霧の粒が非常に細かいので即蒸発してしまって濡れないんですよね。
ひそかに「海南飯店」の「汁なし鶏そば」を狙ってたのですが、上司の希望で台南小路の某店になってしまいました。いや、おごってもらったので文句は言いますまい(苦笑)
排骨飯を食べたのですが、ちょっと期待していたのと違って残念でした。そもそも排骨じゃなかったし。どなたか排骨飯の名店はご存知ないでしょうか??欲求不満です~
ミスト装置は誰が発明したのか、南国では結構普及していますね。私はシンガポールやマレーシアで頻繁に見かけました。香港は知りませんが、台湾でも時々見かけます。扇風機と一体になってて、ブワーっと霧を吹き巻くタイプが多かったです。値段はどんなもんなのでしょうか?快適なので日本でももっと普及してほしいです。でも家の中では使えませんね(笑)
冷やし麺は2種類あるみたいです。これと、もう一つはよくあるタイプの冷やしだと思います。
台南小路で排骨飯を食べてはいけません。私は「雲龍」の排骨が好きです。
ミスト装置は南国で普及しているんですかあ。あの霧ってきれいなんですかね。
私はここの茹でワンタンが好物で、夏場は胡麻だれ&トッピングが美しい冷やし中華もよく食べるのですが、この冷やしネギ塩ラーメンはまだです。月曜日にでも食べに行こうっと。あれ、休みでしたっけ?ちゃんと調べてから参ります。
この店は、つけワンタンが名物として知られている程度で、中華街の中ではその他大勢の中に埋もれている感じですよね。
でも、物腰ソフトな接客がなんともいえません。
店の近くにはゴミの不法投棄が多いのですが、あるとき、近隣の住民が粗大ゴミを不法投棄しているのを見た大新園の店主らしき男性が、「それは駄目だよ」ときっぱり注意していました。
当然のことと言えば当然のことなんですが…