
先週の「一楽」は14日(火)から16日(木)まで3連休だった。 昨年も正月明けのこの時期、同店は三日間休業していた。いつも年末年始は無休で働いているので、家族や従業員を休ませるための休暇ということだろうか。 こういう時はたいてい、店長や料理長が中国へ研修に行っていたりするんだよな、なんて思っていたら、やっぱり紹興酒の蔵元を訪ねていたという。訪問先はもちろん中国の紹興市だ。 となると楽しみなのが、帰国後に出てくるランチのおかず。案の定、今週の日替わりには、【紹興名菜】豚バラ肉とカリフラワーの醤油炒め、【紹興名菜】揚げ豆腐とほうれん草のうま煮というのが用意されていた。 週替わりは【紹興名菜】魚団子・肉団子入り五目うま煮だ。 さっそく20日の月曜日、3人で「一楽」に向かった。 まずは、いつもの漬物。キュウリの糠漬けが美味しい! 女将さんの手作りで、毎日、糠に手入れをしているそうだ。 話は横道にそれてしまうが、中区の本郷町に「森北」という素敵な八百屋さんがある。 八百屋さんということで商品のメインは野菜・果物なのだが、実は隠れた“こだわりの名品”がある。それは、おばあちゃんから3代にわたって引き継がれてきた「昔ながらの製法で作られた栄養満点のぬか床」。 お店ではこれを使って様々な野菜を漬けこんでいる。キュウリ、かぶ、茄子などの定番はもちろん、セロリ、ウド、タケノコ、アスパラガス、その他、野菜なら何でもありだ。 何回かこれらを購入し食べてみたが、実に旨い! タケノコの糠漬けで日本酒が2合も呑めてしまうほど。 そんな漬物を自宅でも作れるようにと「森北」では、“おばあちゃんの糠床”も販売している。材料は生の米ぬか・大豆・和辛子・昆布・赤唐辛子・しょうが。それらに“愛情”がプラスされているという。 2Kg(タテ14cm×ヨコ29cm×7cmのタッパー入り)で2000円。 ![]() 閑話休題――。 今日は「一楽」のランチの話だった。料理が出てくる前にスープを飲み干してしまったら、女将さんが「まかないのカレーで作ったスープです」と言ってこんなのを持ってきてくれた。 旨し! ![]() 【紹興名菜】魚団子・肉団子入り五目うま煮。 丸いのが肉団子で、白い不定型な塊が魚団子だ。その他にキノコや野菜がたっぷり入って煮込まれている。なんとも穏やかで優しい味わい。 店長に聞くと、向こうで食べてきたものを料理長が再現しているという。すごいね。初めて食べる料理の味付けを真似できるなんて。 もちろん素材は中国産ではなく日本のいいものを使っているから、お味は本場のもの以上かもね。 紹興市というのは上海の近くにある。だからこれは上海料理なのかな。好きだなぁ…こういうの。 ![]() 【紹興名菜】豚バラ肉とカリフラワーの醤油炒め。 これは魚団子・肉団子入り五目うま煮と違ってピリ辛。唐辛子が数本、加えられている。 チーフが四川料理を得意としているというから、これは上海の四川風アレンジものかな。 辛さの中にも醤油の旨みがベースにあるので、なかなか美味しい。 ![]() 紹興名菜ではないが「牛肉とカブの黒胡椒炒め」。 カブをこうやって使うんだね。牛肉も柔らかでいい味を出している。 自分も真似して作ってみたいと思うが、これは無理だろうね。またランチで登場するのを待つしかないようだ。 ![]() 食後の杏仁豆腐。 もちろん美味しいのだが、この日は「獅門酒楼」の紹興酒ムースが欲しかった……。 ![]() |
やはり、いっちゃいましたね。(^^)
なかでも、豚バラ肉とカリフラワーの醤油炒めが美味しそうです。
一楽は日替わりもあって、週替わりもいろいろあるので、
毎日いかないとチェックしきれないですね。
紹興酒の本場にして魯迅の故郷ですよね。
「阿Q正伝」の居酒屋が再現されてました。
そこで茴香豆をつまみながら紹興酒を飲んでから
魯迅の生家へ行きました。
ランチメニューはネットにおいて公表されています。
「一楽」がすごいのは、さらに翌週のメニューが出ていることです。
ただし、それはお店の中で。。。
割引券の裏に印刷されているのです。
昼なので紹興酒は無かったようです。
でも、ソックスをいただきました。
飲めませんけどね。。。
いいなあ、行かれたんですかぁ。
紹興は魯迅の故郷ですね。
「阿Q正伝」の居酒屋が再現されていたとのこと、
いいですねぇ。
中華街にもほしいです。
ここは、いい店ですよ。
野菜の知識が豊富で、いろいろ教えてくれます。
糠床と一緒に野菜も買うといいですよ。
食べたいです。
きっと美味いに違いないです♫