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ポップス・ベストテン 1961年10月 その4

2013-10-26 17:38:21 | ポップス

『今週のベストテン』1961年10月28日
①コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
②悲しき街角 デル・シャノン
③峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
④月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団と合唱団
⑤悲しき足音 スティーブ・ローレンス
⑥ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
⑦トラベリン・マン リッキー・ネルソン
⑧九月になれば ボビー・ダーリン楽団
⑨太陽の誘惑 ファウスト・パペッティ楽団
⑩小さな悪魔 ニール・セダカ

『今週のヒットレコード』1961年10月29日
①悲しき街角 デル・シャノン
②トラベリン・マン リッキー・ネルソン
③九月になれば ボビー・ダーリン楽団
④ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
⑤涙のムーディ・リバー パット・ブーン
⑥峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
⑦あなたと二人で コニー・フランシス
⑧コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
⑨荒野の七人 アル・カイオラ楽団
⑩ダムダム ブレンダ・リー

『今週のベストテン』にイタリア映画の『太陽の誘惑』の主題歌がようやくトップテン入りしてきました。
『太陽の誘惑』は1961年公開のフランチェスコ・マゼリ 監督、クラウディア・カルディナーレ主演の作品です。
映画も個人的な思い入れのある一編ですので、近々に映画についても語りたいと考えております。
その映画ではニコ・フィデンコの『What a sky』が使われていました。
『今週のベストテン』においては、11~20位を紹介するコーナーでニコ・フィデンコで紹介したもののベストテン入りしなかったため、
繰返すようにファウスト・パペッティ楽団で紹介してやっとベストテン入りしたように記憶しています。
『今週のベストテン』としては珍しいイチ押しの楽曲でありました。

↓はファウスト・パペッティ楽団の『太陽の誘惑』 YOUTUBEより



また、『今週のヒットレコード』では、ブレンダ・リーの『ダムダム』がランクインしました。
ブレンダ・リーは1957年にダイナマイト娘として鮮烈なデビューをしましたが日本ではそれほど人気がありませんでした。
当時のポピュラーレコードはビクターとコロムビアが主力で、ブレンダのレーベルDECCAの発売元であるテイチクレコードがポピュラーにそれほど力を入れていなかったことがその理由ではないかと感じています。
翌62年には名曲『淋しくて( All Alone Am I )』が発売されましたがこれも大ヒットにはなりませんでした。
ブレンダは63年の『愛の讃歌』『サンフランシスコの思い出』『世界の果てに』の三部作で日本で大きく開花します。
註・『サンフランシスコの想い出』は『思い出のサンフランシスコ』として、『世界の果てに』は『この世は果てても』というタイトルの方が馴染まれていますね

↓はブレンダ・リーの『ダムダム』 YOUTUBEより



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