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映画音楽史(88) 『大いなる西部』 1958年公開

2014-03-28 10:12:01 | 映画音楽



『大いなる西部』 The Big Country (米) 1958制作
監督 ウィリアム・ワイラー
音楽 ジェローム・モロス
主演 ジェームズ・マッケイ … グレゴリー・ペック
    ジュリー・マラゴン … ジーン・シモンズ
    スティーヴ・リーチ … チャールトン・ヘストン
    パット・テリル … キャロル・ベイカー
    ラフ・ファナシー … バール・アイヴス
    バック・ファナシー … チャック・コナーズ
主題歌 『大いなる西部』 ( The Big Country ) 演奏・サウンド・トラック

新しい西部の息吹を描いたドナルド・ハミルトンの同名の小説を映画化。
東部の紳士ジェームズはテリル牧場の一人娘のパットと結婚するためにテキサスにやってきたが
パットに恋心をいただく牧童頭のスティーヴとことごとく対立する。折しも、テリル家は女性教師の
ジュリーが所有する水源地をめぐって敵対するファナシー牧場と激しい利権争いを始める。
やむなくジェームズはファナシ―家の長男バックと決闘することになる。さらには二人の牧場主も
決闘して相撃ちで倒れた。
銃で物事を解決する時代は終わった。ジェームズはジュリーと共に新しい時代を築く決意をする。

主題歌の『大いなる西部』はライトクラシック作家で民謡研究家のジェローム・モロスによる作曲です。
同じ曲でありながら、冒頭では大地を疾走する馬車の響きに呼応してたくましさを前面に、
フィナーレでは豊かな情感を思わせる一大交響詩でもありました。
なお、サントラ盤はジェローム・モロス指揮のフィルハーモニーオーケストラの演奏です。

↓はサウンドトラックによる『大いなる西部』  YOUTUBEより