千羽鶴のちょっと気になったこと

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実名表記ルポ

2009-10-07 03:04:27 | 日記
光市母子殺害】実名表記ルポ、出版差し止めへ仮処分申請

山口県光市の母子殺害事件で殺人などの罪に問われ2審広島高裁で死刑判決を受けた男性被告(28)=事件当時(18)、
上告中=を実名表記したルポルタージュの単行本が出版されることになり、
被告の弁護団が出版差し止めを求める仮処分を広島地裁に申し立てたことが6日、分かった。
 本は「A(実名)君を殺して何になる」(インシデンツ刊)で、大学職員の増田美智子さん(28)が被告や元同級生などを取材して執筆。
「私が会った人間の存在を感じてもらうため、名前は重要な要素」と主張している。
 弁護団の一人は「仮処分は被告の意思。事前に原稿を見せてもらい、
内容に間違いなければという話だったので、実名表記は承諾していない」と話した。

 少年時の事件で家裁の審判を受けたり起訴されたりした人の氏名は少年法61条により報道が禁止されている。

TITLE:【光市母子殺害】実名表記ルポ、出版差し止めへ仮処分申請 - MSN産経ニュース
DATE:2009/10/06 23:42
URL:http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/yamaguchi/091006/ymg0910061629000-n1.htm
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この事件は社会的に非常に注目を集めていました。
だからこそ取材合戦になることは明らかでしょう。
ただ書籍として公開する場合は、相手が未成年である場合は特に慎重でなければならないでしょう。
原稿を見せることは当然としても、未成年の場合はその原稿を見て出版された場合の影響など理解できないこともあるはず。
だから、未成年者本人だけではなく、法定代理人や弁護士などにも見せて了解を取るべきです。
今回の場合は、このような手続を経たの?

内容だけを検討したというけど、実名表記の承諾を明確に得ていたとは書いてないわねぇ。
実名に関しては絶対に確実な承諾を撮らなければならないはずなのに、曖昧になっていたのねぇ。