遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

里芋皮むき器

2019年10月27日 | ものぐさ有機農業

里芋の収穫時期になりました。

今年も大量の処理をせねばなりません。


そこで、里芋皮むき器の登場です。

この道具については、2月のブログでも報告しましたが、もう里芋シーズンは終わりでした。掘ってから数か月の里芋を使っての皮むき器の評価でしたので、本当のところははっきりしていません。

そこで、新鮮な里芋ならどうだろうか、ということで今回のブログです。

 

通販で買った『農家の友 マルチ洗浄器』。里芋、ジャガイモの皮むきだけなく、少量の洗濯にも使えるとのうたい文句です。

左側にタイマー、右側に強弱切り替えスイッチ。

 

こんな具合に分かれます。

バケツ状容器の底にフィンがあって、そこへ芋と水をいれてスイッチを入れます。攪拌時間は15分が標準。水流は、数十秒ごとに反転します。

 

 早速、里芋を掘ってきました。出来はまずまず。

 

 

 芋が浸るくらいに水を入れ、


スイッチ(タイマー兼)を入れます。かなりの勢いで回ります。

 

6分攪拌後は、この通り。

 

きれいに剥けました。

 

あとは、

「適当に味付けしておいてくれ」

と、連れ合い殿に渡せば、気分も爽快(^.^)

7800円の出費は、元がとれました(笑)


里芋の通常の皮むき、包丁ですれば時間がかかります。手もかゆい。そして、大量の皮が生ゴミとして出ます。

以上をすべてクリア。


いいとこずくめのようですが、問題も。

こんなにうまく皮がむけたのは、里芋が若く、かつ、新鮮だからです。皮が柔らかい。

ところが、里芋の本番はこれから。次第に皮は分厚く硬くなります。

また、私の所では、大量の里芋を保存する場合、芋を水洗いし、天日で一日干します。日もちはよくなりますが、その分、皮は硬くなります。

このように、皮がコワくなる(岐阜弁(^^;)、硬くなる)と、皮むき器は15分以上回さねばならなくなりますし、それでも残る部分が多くあります。この時には、先のブログで紹介したような台所汚れ落し用不織布でこそげ取らねばなりません。相当の手間です。


それでも、「男は黙って里芋ピール(peel)」(^^;)

そしてことさらぶっきらぼうに、

「適当に味付けしておいてくれ」(笑)


                 コワい芋は怖い(^^;)

 

 

コメント (14)
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