ようやく暖かくなり、左手の負傷でムチャクチャになっていた畑も何とか見られるまでに回復しました。何せここは中山道脇、地形的関係から、街道歩きの人の視線は、必ずこの畑に向けられるので、草茫々では恥かしいかぎりなのです(^^;
タマネギは全部早生にしたので、もう少しで収穫できそうです。保存性を上げるため、石灰を振り撒く予定です。
左はスナップエンドウとエンドウ。何とか冬越しをしましたが、ここ数年、スナップエンドウの出来がイマイチ。今年も多くは望めそうもありません。向う半分のエンドウは例年通り。
さらに右方の桜木下の畑です。手が使えなかったので、作秋は覆い無しの冬越しでしたが、連作ソラマメがグングンと大きくなっています。早目の3月初めからニームオイル1000倍液を散布してきたので、アブラムシが一匹もいません。
その脇の空き地には、花咲か爺さんのように種をふりまいて放っておいた正月菜が花を咲かせています。来年の種採取用。例年同じ所で同じ作業をしています。連作をものともせずに、自然栽培(^.^)
このままだと、ソラマメの方にドッと被さって来るので、支えをしました。
さて、今回の本題はその横のレタス畝。
一年中、レタスを育てています。というのも、もう10年以上、土日の朝食作りを担当していて、その際、これでもかというくらい生野菜を使うからです。
大きい株は冬越ししたレッドファイヤー、小さい物は2週間前に植えた株です。
ところが、同時に植えたレタス(結球)の方は、全く育っていません。
よく見ると、葉の先が食べられています。これでは大きくなるはずがありません。
原因はヒヨドリです。畑の向こうが広大な耕作放棄地になっていて、大きな木が原生林のように林立しています。ヒヨドリの棲みかになっているので、集団でやって来るのです。
レタス類は切り口から白い液が出ます。苦み成分があるので、害虫や鳥類も好みません。そのおかげで、育てやすい野菜です。
けれども、貪欲なヒヨドリにかかっては、苦み液も無力か?
だが、彼らの好みは、レタスの種類によるかもしれません。結球レタスは猛攻撃をうけました。その一方で、同時に植えたレッドファイヤーは無傷。
大好物のブロッコリーでも、葉は滅茶苦茶に食い荒らされますが、茎や花蕾は残ります。
彼らの攻撃対象は、味だけでなく、色や食感も関係する?
そこで、違うタイプのレタスをいくつか植えてみました。
サニーレタス:色や葉の様子が、食害を受けたレタスに似ている。
フリルレタス:色、形が食害を受けたレタスにそっくり。
サニーレタス(レッドファイヤー):色が濃い。
これでしばらく様子を見ることにします。
ps. 後で気がついたのですが、今は、いろいろなレタス類をミックスした種が売られているので、それを撒けばよかった(^^;