里芋の収穫時期になりました。
今年も大量の処理をせねばなりません。
そこで、里芋皮むき器の登場です。
この道具については、2月のブログでも報告しましたが、もう里芋シーズンは終わりでした。掘ってから数か月の里芋を使っての皮むき器の評価でしたので、本当のところははっきりしていません。
そこで、新鮮な里芋ならどうだろうか、ということで今回のブログです。
通販で買った『農家の友 マルチ洗浄器』。里芋、ジャガイモの皮むきだけなく、少量の洗濯にも使えるとのうたい文句です。
左側にタイマー、右側に強弱切り替えスイッチ。
こんな具合に分かれます。
バケツ状容器の底にフィンがあって、そこへ芋と水をいれてスイッチを入れます。攪拌時間は15分が標準。水流は、数十秒ごとに反転します。
早速、里芋を掘ってきました。出来はまずまず。
芋が浸るくらいに水を入れ、
スイッチ(タイマー兼)を入れます。かなりの勢いで回ります。
6分攪拌後は、この通り。
きれいに剥けました。
あとは、
「適当に味付けしておいてくれ」
と、連れ合い殿に渡せば、気分も爽快(^.^)
7800円の出費は、元がとれました(笑)
里芋の通常の皮むき、包丁ですれば時間がかかります。手もかゆい。そして、大量の皮が生ゴミとして出ます。
以上をすべてクリア。
いいとこずくめのようですが、問題も。
こんなにうまく皮がむけたのは、里芋が若く、かつ、新鮮だからです。皮が柔らかい。
ところが、里芋の本番はこれから。次第に皮は分厚く硬くなります。
また、私の所では、大量の里芋を保存する場合、芋を水洗いし、天日で一日干します。日もちはよくなりますが、その分、皮は硬くなります。
このように、皮がコワくなる(岐阜弁(^^;)、硬くなる)と、皮むき器は15分以上回さねばならなくなりますし、それでも残る部分が多くあります。この時には、先のブログで紹介したような台所汚れ落し用不織布でこそげ取らねばなりません。相当の手間です。
それでも、「男は黙って里芋ピール(peel)」(^^;)
そしてことさらぶっきらぼうに、
「適当に味付けしておいてくれ」(笑)
コワい芋は怖い(^^;)
芋車が忘れられなくて、
この原理なのかと思いました。
美味しいのですが、皮が、手が痒いの悩みも同じです。
電子レンジでチンとか、色々方法がありますが、
中途半端に煮えて剥けたり。
(遅生様はマメだと感心、その上音楽まで。)
https://ogunigo.info/archives/8043325.html
小川に手作りの水車をとりつけ、コロコロと回るうちにきれいになっている・・・山里の風物詩です。ゆっくりとした、この皮むき法が味には一番です。蕎麦やお茶をひく場合と同じです。
が、平地では無理なので、昔は木桶にX型の木枠を入れ、人力でゴトゴトやってました。労力が大変、完全にきれいにはならない=>古い洗濯機に入れて回転(笑)
この方法の良いのは、味です。どんな食物も皮に旨味と栄養分が凝縮しています。皮をむかないので、それがいただけるのです。また、皮のプチンとした触感もなかなかのものです。
自動お一人様洗濯機と同じなんですね(*^^*)
それで里芋も洗える(*^^*)
我が家はゆでてから皮むきをしてますけれど、
それって栄養が流出しますから、これはいいですね~
でもちょっと置き場に・・・
けれどタクサン洗わなければいけない場合はいいですね(*^^*)
ご主人が、こういう気働きのある方だと奥様楽ですね~~(*^^*)
気働きは骨董道楽の方便?!(笑)
でオチました
夫がマメではなくて
ホッとしています(笑)
タロイモ、里芋と兄弟なのですが、料理の仕方、食べ方があまりにも違いますね。オセアニアの人々にも、もう少しマメになってもらわなくては(^^;)
みんな褒めてくれます。ある時幼馴染が集まって
我が家でご飯を食べました。
里芋、蓮、シイタケ、こんにゃく、ニンジンおいしいおいしいと言ってくれました。
その中の一人仕出し屋の子が、強チャンの里芋の
おいしい秘訣知ってるツって言いました。
里芋の皮を厚く剥くとおいしいんだよ。
そうなんです厚く剥くと、煮崩れしないんです。
私は知っていたわけでなく、ただ横着で厚剥きしてたんです。
あるお料理屋さんで、厚剥きした里芋の皮を蒸して
身をこそいで、コロッケを作って、職人さんの食事にしたそうです。
すごいアイデアです。大変なお仕事でしょう。
私?私は何も考えず捨てていました。
里芋のコロッケ、私もよく作ります。大量にとれる親芋利用のアイデアです。
ジャガイモのコロッケよりもおいしいです。ネットリ感があって、クリームコロッケみたいです。但し、カニは入ってません。財布に相談して、代わりに鳥ミンチ(^^;)
この機械だと皮むきが簡単にできそうですね。
皮が硬くなるのはしょうがないですね。
この時期ビールと合いそうですね。
私は、毎年、掘る前に、イモガラ作りをしていました(八ツ頭という種類のみですが)。
これ、非常に手間がかかるんですよね。
でも、昨年作った分が、まだ残っていますので、今年は作るのを止めようと思っています。
我が家では、里芋の収穫は、まず、掘るだけです。
以前は、掘った物を、小分けにして、庭に埋めて保存していましたが、最近では、コンテナ等にいれ、寒くなったら毛布などで覆って保管しています。
私は掘るだけで、その後は、黙ってビールです(笑)。